LOVE CYCLIST

Cycling & Fashion Journal for Road Cyclists

【ロードバイク】夏におけるインナーウェアの必要性とおすすめウェア

夏のライドでは、ジャージの下のインナーウェアは着る人と着ない人に分かれます。
暑いのでなるべく重ね着はしたくない気持ちはあり、また着ることで快適性を向上させてくれる部分もあり、どちらも一理ある選択です。
そこで、どういうライドスタイルだとインナーウェアが必要で、どんなインナーがおすすめかをまとめています。

 

1. インナーウェアの必要性について

インナーの優れた特性

高機能インナーウェア(ベースレイヤー)は汗を吸い取って外側に排出し、さらに表面の撥水加工により排出された水分を逆流させないという特性があります。
これにより、常に肌がさらさらに保たれて快適な着心地をキープできることを各メーカーが訴求しています。

ベースレイヤーの役割

高機能ベースレイヤーは汗を吸い取って逆流させない

 

そもそもインナーを着ると涼しくなるのか?

この機能を聞くと非常に頼もしく感じるのですが、本当に着用して差がわかるのかというと…
実際は、走行中だけの話で言えば、インナーがあってもなくても体感温度に大きな差は出ません

たとえインナーが汗を排出するとはいえ、夏は発汗量が多すぎるので、インナーウェアの水分排出機能を発汗量が上回ってしまいます。そうなると、インナーを着ていようがいまいが肌は乾きません。

むしろジャージのジッパーを下げても肌に風が直接当たらないので暑く感じるくらいです。

 

ではなぜインナーが必要なのか?

それでもインナーが必要とされているのには理由があります。

休憩時が快適

クーラーの効いた場所に入って汗の排出が止まると、インナーウェアはその機能を大いに発揮します。溜まっていた水分を外へ外へどんどん排出し、5分もすれば肌がさらさらになるのが実感できると思います。そうなったら休憩タイムは非常に心地よくなります。

インナーがなかったり機能性の低いベースレイヤーの場合は、いつまでも濡れたままなので休憩時に体が冷えてしまいます。

素肌が透けない

白いジャージや素材が薄いジャージを着ると素肌が透けて見えますが、インナーを着ればそれが気にならなくなります(できればスケスケの人はインナーを着ることを習慣化してほしいと思います)。

ビブの肩紐が不快にならない

素肌の上からビブショーツを着ると、肩紐と肩が擦れて不快になることがありますが、インナーの上に肩紐を通すことで不快感をなくすことができます。

 

インナーウェアが必要なライドスタイルとは

このことから、休憩を想定しない短時間のトレーニング走であればインナーウェアを着る必要はありませんが、休憩を含む長時間ライドで不快な思いをしたくない・体調を崩したくないという場合は着ておいた方が安心です。

 

2. インナーウェアの選び方

機能性の高いインナーは各メーカーから多数出ているので、好きなものを選んで問題ありませんが、選ぶポイントは下記の通り。

首元が空いているもの

インナーウェアは首が詰まっているタイプが多いのですが、ジャージのジップを下ろしても風が通らないので暑くなります。そのため、首元がVになっているか、丸首でも大きく空いているタイプがおすすめ。

メーカーのロゴが首元にプリントされていないもの

メーカーによってはインナーウェアでも自社ブランドを主張するために、唯一見える首元にロゴをあしらっているものがよくあります。
自分の好きなブランドであればロゴがあっても構わないのですが、取り立てて好みではないロゴの場合わざわざ見せたくはないので、そういったメーカーのインナーは避けるようにします。

ぴったりフィットするサイズ

肌から汗を直接吸い上げられるように、サイズはぴったりフィットのものを選びます。ただし過度な締め付けは不要です。

※上に重ねるジャージも体にフィットしている必要があります。ルーズフィットのジャージだとインナーが排出した汗を外に蒸散させてくれないので注意。

 

3. おすすめのインナーウェアメーカー

上記条件を満たすものの中で、ファイントラックモンベルのインナーはコスパが高くおすすめです。
インナーウェアの代表格であるユニクロのAIRismは、デザイン・着心地ともに良いのですが、真夏のスポーツで利用するには機能性が低く汗冷えしてしまうので除外します。

おすすめ1: ファイントラックのスキンメッシュ

finetrack スキンメッシュ ノースリーブ

周囲の使用率も高いファイントラック。スキンメッシュは¥4,000前後で買える高機能インナーで、フィット感や速乾性が高いです。脇汗を気にする場合はTシャツタイプを選んでください。
さらに性能が高いパワーメッシュ(¥6,000前後)もあります。

おすすめ2: モンベルのジオライン クールメッシュ

mont-bell ジオラインクールメッシュ VネックTシャツ

¥2,000台で買えるコスパの高いベースレイヤー。元々は登山用ですが、体感温度が生死に関わる登山で使われるものなのでロードバイクでも機能性充分です。はじめてのベースレイヤーに。

* * *

スポーツ専用のインナーウェアは機能性が高く、上に着るジャージも長持ちさせてくれます。ただその機能を維持するためにも洗濯時は必ずネットに入れて洗う必要があるのでご注意ください。

インナーウェアとともに快適なライドを送れますように。


 

夏以外に最適なMAAPのベースレイヤーのレビューも合わせて参考にどうぞ。

maapベースレイヤー表面1

【レビュー】MAAPベースレイヤー(ベストタイプ)

 

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