
多くのロードバイク乗りが、サイクリングの途中にカフェに立ち寄ります。トレーニングの合間にコーヒーを飲みながらチルアウトする時間は至高のひととき。
特に郊外のスタバはスペースがゆったりしているので、ひと休憩するのに最適な場所です。上質なチルを過ごすことができるように、ロードバイク乗り独自のスタバ作法を実践しましょう。
まずは一般客に最大限の配慮を
クールなロードバイク乗りは周囲にさり気ない気遣いができます。
汗だくであればお店に入る前にさっと顔や手足をミニタオルで拭きとり、いくら疲れていても「疲れたー」などと大きい声を出したりせず、静かに颯爽とお店の敷地に入っていきます。
サイクルウェアを着た変態集団はまわりに威圧感と不快感を与えるので、紳士な立ち振る舞いで一般客を安心させましょう。
そして最適な場所の確保

テラス席の方がジャージ姿で違和感がない
ロードバイクが見える位置に座ることが優先されるので、テラス席に座ることが理想です。
テラスであれば席同士の間が空いていることが多いので、ほかの一般客と少し距離を置いて座ることができます。
真夏や真冬はさすがに外にいることが厳しいこともあるので、店内の迷惑にならない場所を確保しましょう。
サイクリスト流メニューの選び方
席が確保できたら注文に行きます。スタバではどんなメニューを注文するのが最適でしょうか?
この休憩の目的は、上質なチルアウトを過ごすこと。
であれば疲労がすぐに回復できる栄養価の高いメニューを選ぶことが大事です。
新作のフラペチーノを食べたくなるのはわかりますが、それは明日のデートのためにとっておきましょう。
スタバにおける最強の疲労回復メニューは1本100円の「バナナ」です。

スタバにもバナナが売っている
バナナは即効性と持続性に優れた2タイプの糖分が含まれるので、食べてすぐエネルギーになり、パワーも持続します。さらに筋肉持久力を上げるBCAAや、けいれんを防ぐカリウム、疲労の回復を促すマグネシウムまで含まれており、まさにサイクリストに最適な食べ物です。
これまで「なぜスタバにバナナが置いてあるのか?」という疑問がありましたが、我々クールなサイクリストのためだったのです。
そしてお会計は、スタバのアプリで済ませるのがCOOLEST。

上質なチルアウトを嗜む

chill out
バナナをクールに食したあとは、コーヒーをゆったり飲みながら、静かに仲間との会話を楽しみます。
おしゃれにチルっている様子を撮ってInstagramにアップすることも忘れずに。ハッシュタグも#chillout #starbucks #cyclingなど10個くらいつけて世界中にクールなあなたをアピールしましょう。
再び走りだすそのときまで、この時間はあなたの身も心も最高のコンディションに仕上げてくれます。

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トレーをきれいに片付けたら、生まれ変わった自分とともに再出発です。残りの道はより充実したものになるでしょう。
そしてスターバックスはいつもの平和を取り戻すのです。