LOVE CYCLIST

Cycling & Fashion Journal for Road Cyclists

ロードバイク用おすすめ輪行袋&電車輪行時の注意点

 

ロードバイクの行動範囲の幅が広がる輪行。

サイクリングの基本は自宅を起点としてコースを決めるものですが、たまには違う場所を走ってみたり、遠くの峠があるコースなどを攻めてみたくなります。そんなときに電車や車を使って輪行するのは、旅行に出かけるのと同じくらいワクワクするもの。

そこで、はじめてでも楽しい輪行ができるように、輪行に必要なアイテム輪行時に気をつけるべきことをお伝えします。

 

1. おすすめ輪行袋&一緒に揃えるアイテム

輪行するときに必要なものは、輪行袋と自転車を保護するためのカバー類です。それぞれバラで販売されているので、最初に合わせて買ってしまいましょう。
まとめて1万円くらいを予算として見ておきます。

おすすめ輪行袋

輪行袋は両輪を外して収納するタイプと前輪だけ外すタイプの2種類があります。
電車で輪行するのであれば必ず両輪を外すタイプを選んでください。前輪外しタイプは収納が楽ですが、サイズが大きすぎるため公共交通機関への持ち込みは原則ルール違反となります。

さまざまなメーカーが出していますが、周りで一番使っている人が多いのがOstrich(オーストリッチ)の2種類の輪行袋です。大抵のショップでも取り扱いがあるので入手しやすいのも良いところ。

定番1:丈夫な「ロード320」(500g)

シルバー・グレー・ネイビーの3色展開

厚手の生地で丈夫なので、どんなシーンでも使えます。
袋の内部にタイヤが入るポケットがあることで収納の時間が短縮できるため、輪行に慣れない初めての場合におすすめです。
畳んだ状態のサイズが大きいので、バックパックに入れて持ち運びます。

※ロード320より少し薄手で小型の「ロード220」もあります(重量320g)。

定番2:軽量な「L-100」(235g)

ブラック・ブルー・レッドの3色展開

コンパクトなので、ボトルケージに入れて持ち運びができます。そのぶん素材は薄手ですが、耐久性はしっかりしており簡単には破れません。
L-100には「エンド金具 [リア用]」というリアフォークを保護するアイテムが付属していないので、別途購入する必要があります(ロード320には付属しています)。

別途購入が必要なリア用エンド金具

L-100はロード320より定価は安いですが、エンド金具が別売りなのでトータル額は高くなってしまうことも。まずはロード320や220を買っておいて、2個持ちする余裕があればロード320を旅行用、L-100をロングライド緊急時用として使い分けするのがおすすめです(ロード220/320に付いているエンド金具はL-100に使い回しできます)。

 

一緒に揃えるアイテム

袋に入れただけだと、袋の中でそれぞれのパーツがぶつかり合ってフレームやホイールが傷ついてしまう可能性があります。そうならないためにも、各パーツを保護するカバーを一緒に揃えます。
(初めて買うときは一緒に何を揃えればいいかわからないので、できればメーカーはセット販売もしてほしい)

マルトの「スプロケットカバー

スプロケットにまるっと被せるだけ

スプロケットは突起が多いので傷をつけやすいパーツです。このカバーは厚手の素材なので、フレームに接触しても傷める心配はありません。最大34Tまで対応する大きさのため、取り付けやすいのも良いところ。

マルトの「チェーンカバー

チェーン全体を覆う

チェーンオイルでタイヤやリムが汚れてしまうのを防ぎます。生地は薄いですが、汚れ防止目的なので機能性は充分です。

OSTRICHの「エンド金具 [フロント用]

フロントフォークを保護

輪行中に前輪を外したフロントフォークをどこかにぶつけてしまったとき、変形しないように保護するものです。マストではないですが、付けておくと持ち運ぶとき安心です。

マルトの「フレームカバー

3枚でフレームの三角部分を守る

フレームが傷つかないように保護するウレタン製のシート。カーボンフレームであれば念のため取り付けておきたいです。

 

<まとめ>輪行袋別の購入アイテム

上記のアイテムは、以下の表を参考に揃えるものを選んでください。ロード320とL-100で必要なものが変わってきます。

 購入アイテム ロード320 L-100
エンド金具 [リア用]
エンド金具 [フロント用]
スプロケットカバー
チェーンカバー
フレームカバー

◎ 必須 / ◯ あると良い / – 不要

 

2. 電車輪行のポイント

電車のホーム

一度自宅で出し入れの練習を

慣れると10分かからず収納できるようになりますが、最初は試行錯誤しながらで30分以上かかることも。出先でやりかたがわからず立ち往生する前に、自宅で1回練習しておくとスムーズです。

組み立て、解体する場所を選ぶ

駅前で輪行袋に出し入れする際は、以下の条件に合った場所を探します。

  • 人通りが少ない場所→ 輪行袋を広げて作業するため
  • 平らな場所→ 部品が転がっていってしまわないように
  • 風がない場所→ 部品が飛んでいってしまわないように
  • きれいな場所→ トイレの横とかは避けたいところ

乗車位置は先頭か最後尾

ほかの乗客の迷惑にならないように、先頭か最後尾の列車に乗り、車掌室側の壁に自転車を立てかけます
混雑時は一本電車を見送るなど、一般客に配慮をします。

電車には恥ずかしくない服装で

レーパンのまま乗るのは自分も周囲も恥ずかしいので、ショートパンツを履きます(下半身のピチピチが隠れれば何でも良いです)
また夏場は冷房が効きすぎている場合もあるので、羽織れるようにウィンドブレーカーを用意しておきます。

帰りは汗と臭いを拭って

帰りに電車に乗るとき、特に夏場は、一日かいた汗をデオドランドシートで拭きとって、きれいになってから乗車します。
帰りも爽やかなのがイケてるサイクリスト。

自転車はけっこう重い

持ってみるとわかりますが、ロードバイクは肩に担ぐと非常に重いので、輪行袋で持ち歩ける距離は限られます。最初の頃は自宅で輪行袋に収納して駅まで持っていこうと考えましたが、それだけで疲れきってしまうので断念しました。

こういう点では、アルミよりもカーボンの軽いロードバイクだとやはり楽です。

* * *

輪行は油断するとフレームに傷がついてしまうこともあります。
収納・組み立てするときや持ち運びのときは、周りのものにぶつけないように充分注意してくださいね。