ABOUT US

LOVE CYCLISTは自転車メディアであり、同時に自転車ライフを愛するサイクリストたちのコミュニティです。このサイトでは、自分たちのスタイルと親和性の高い、洗練されたプロダクトや情報を、その背景を丁寧に紐解きながら伝えていきます。

なぜメディアをやるのか

2016年にスタートしたLOVE CYCLISTはいつしか「ラブサイ」と呼ばれるようになり、メンバーとともにつくり上げたそのスタイルは、「ラブサイっぽさ」として多くのサイクリストのイメージを形成するようになりました。

ラブサイが扱うのは、自転車の中でもロードバイク/グラベルバイクという特定の領域ですが、それは、わたしたちがこのジャンルに深く取り憑かれているからです。
近年は「自転車×◯◯」という掛け合わせによる提案が増え、自転車をさまざまな視点で楽しむ可能性が広がっています。しかしロードバイクの楽しみの本質は、掛け合わせに頼るものではなく、その得意とするスピード域で「走る体験そのもの」にこそあると考えており、わたしたちはこの価値をとても大切にしています。

また、自転車は機材スポーツであるため、ほかのアクティビティよりも敷居が高いことは否めません。しかし同時に、機材スポーツであるからこそ、ギアの違いをどんなアクティビティよりも楽しむことができます。優れたギアやウェアは、走りの高揚感をさらに引き出す存在であり、趣味のあるライフスタイルの充足度を高いレベルまで引き上げてくれます。わたしたちは常に「自分たちの走りを高揚させてくれるものは何か」という視点から、新たなプロダクトを探して続けています。

かつて、スポーツバイクに関する情報は紙媒体を中心に回っていましたが、現在では情報の出どころも内容も細切れになり、短期的な注目を狙った過剰な表現や扇情的な内容が目立つようになりました。その結果、情報の受け手が慎重に判断しなければならない時代となっています。
こうした状況において、わたしたちは俯瞰的な視点を持ち、マーケット全体の流れとその先を見据えながら、価値のあるプロダクトや情報を選び出しています。そして、それらの背景にあるストーリーを丁寧に紐解き、洗練されたスタイルとともに伝えていきます。