
自転車の楽しみ方が広がる昨今。メンバー、スタイリング、目的、時代性など、違った要素が組み合わさることで、ライドは毎回全く異なるセッションになります。
『Snap Journal(スナップジャーナル)』では、そのときどきの自転車スタイルを残すように、ライドの空気感を感じられるスナップ写真を掲載していきます。
今回の行き先は大阪。自転車ショップ「Backyard」によって開催された『MAAPライド大阪』へ。
Text / Tats
Photo / Tats & Naoko
MAAPライド大阪 by Backyard


大阪で初めて開催された、MAAPコミュニティによるライドイベント。
間もなくオープンするBackyard Ikedaのお店前に集合したのは、30人を超える一大コミュニティ。MAAPを着たサイクリストがこんなに集まっているのを見るのははじめて…!MAAPの和が拡がっていることを強く感じる。
カフェ&バイクショップ「Backyard」

南船場の自転車ショップ「K&M CYCLE」が、カフェ「響珈琲」と事業をともにし、2023年4月から変更となった屋号が『Backyard(バックヤード)』。
Backyardは阪急池田駅の近くに新たな店舗「Backyard Ikeda」を今夏オープンします。カフェ・製菓工房・自転車店の機能を備え、サイクリストの発着地点、また自転車に留まらない文化の交流拠点となるような空間になる予定です。
※K&M CYCLE南船場店は「Backyard Senba」として今まで通り自転車店を営業

坂はみんなを笑顔にする
人数が多いため、交通量の少ないルートをBackyardの方が引いてくれた結果、コースプロファイルは距離62.5km/獲得標高1600mという、ちょっとエグみを感じる数値。一般的なショップライドのイメージを覆していて、むしろ期待が高まる。

お店から3分ですぐにヒルクライム開始という素晴らしいロケーション。いきなり容赦ない斜度が脚を削る


塊にならないよう小集団に分けて走る


これだけの人数全員がMAAPという絵面はやはり強い



車通りも信号も少ない道が続く


MAAPライドだけに走れる人たちが集まっていて、脚の合う人たちと一緒に走るのが気持ち良い

いつも東京で会っているDannyさん

Backyard自転車部門代表の立具さん。大阪に新しいムーブメントを起こしている


お昼は昨年9月にオープンしたばかりの、家具の上手工作所がプロデュースしたレストラン「JOZU+」。発酵食をメインとした丁寧なご飯はとても美味しく、お店の空間設計も居心地も素敵過ぎるお店でした。




今回コースプロファイルがハードモードなので、獲得標高を抑えたショートコースも用意してくれていました。ランチ後は、ショートコース組と分かれることになったけれど、せっかく大阪まで来たので、そのまま通常コースでさらに登っていく。

ワインディングが美しい道


登ったあとの桜川サイダーが沁みた

ロングコース組(2回登った猛者も)



信号ストップが全然ないので、終始心地良い負荷で進んでいく(ただ終盤はカメラを構える余力がなくなっていた…)。



ライドの最後に、カフェを貸し切って休憩。MAAPにちなんでオーストラリアのお菓子も用意してくれてホスピタリティに溢れる

すごくアットホームな雰囲気

最後にMAAPのアイテムが当たるじゃんけん大会。景品はサコッシュやマグカップのほか、1等は好きなMAAPジャージ+ビブがもらえる権利!これは盛り上がる。

コース終点のお店の前に向かう


しまなみで会って以来のRyuji

日が傾くまでめいっぱい遊んだ一日

バイバイ、またね
個人的に大阪で走るのは初めてだったけれど、参加者のみなさんが強いし優しいし、ショップの方々のアテンドも完璧だし、コースは走りやすくて緩急もあって(ただし“急”がほとんど笑)、終始「大阪ライド楽しい…!」という気持ちに溢れていた。素敵過ぎるライド企画をありがとうございました。
Backyard Ikedaがオープンしたら、また大阪に行きたいなと思う。
Text / Tats
Photo / Tats & Naoko
Thanks! Backyard & MAAP members