【ようこそ自転車xカメラ沼】ペダミミに出演しました+撮影環境の紹介

自転車ラブなドクターRanのポッドキャスト番組『ペダミミ』にゲストとしてお邪魔してきました。
ずっとペダミミのファンだったので、出演できたことが嬉しかったし、収録はとても楽しいひとときでした…!
テーマは「自転車×カメラ沼」。前後編に分けてお話しているので、移動のお供にぜひお楽しみください。

合わせて本記事では、ラジオでお話した内容をベースに、自転車×カメラ沼にハマる方用に僕の撮影ノウハウを掲載しています。既知の内容もあると思いますが、参考にできる部分があれば取り入れてみてください。

1. ペダミミを聴く

前編

後編

ポッドキャストってどうやって聴くの?

ブラウザで聴く:上の埋め込みの再生ボタンを押してこのまま聴くことができます
ポッドキャストアプリで聴くiPhone | Android):「ペダミミ」と検索すれば番組が表示されます
Spotifyアプリで聴くiPhone | Android):「ペダミミ」と検索すれば番組が表示されます
※すべて無料です

 

2. 撮影環境の紹介

カメラ

FUJIFILM X-T5
カメラ本体 FUJIFILM X-T5
メインレンズ XF16-55mm F2.8 R LM WR
XF50-140mm F2.8 R LM OIS WR
XF35mm F2 R WR

FUJIFILMを使っているのは狙いたい色味を出しやすいため。過去にほかのメーカーも使っていましたが、結局FUJIに戻ってきました。
レンズは撮影内容に合わせて上記3本を中心に組み合わせています。 XF16-55mmとXF50-140mmのズームレンズは単焦点レンズに匹敵する写りなので、この2本を抑えておけば大抵の撮影はカバーできています。
ただし重いので、ヒルクライムや路面が安定しないグラベルでは代わりにXF35mm F2を選択します。
神レンズと言われるXF35mm F1.4も所有していますが、AF性能を優先してF2を使用することがほとんどです。

※替えのレンズは↓フレームバッグに入れて携行

Maap Apiduraフレームバッグ

MAAP x Apidura フレームバッグ

ストラップ

使っているカメラストラップは以下の記事にまとめています。2タイプ紹介しているので、撮影スタイルに合わせて好きな方を選べます。

撮影のコツ

撮りたい写真のイメージを事前に用意しておく:インスタなどで「この写真カッコいい」と感じるものがあれば、スクショor保存しておいて、撮影時に同じものを再現するのは上達の有効な近道です。どの角度から撮るのか、焦点距離や絞り値はいくつなのか、被写体にどう動いてもらうのが良いかなど、撮影に必要な感覚が自然と身についていきます。

事前に撮影スポットを抑えておく:行き先が決まっていれば、事前にどこで撮るか決めておきます。撮りやすいスポットは、車通りが少なくて余計な人工物がない場所。初めて行く場所であれば、Googleマップのストリートビューである程度雰囲気がわかります。

とにかく枚数を撮る:根性論寄りですが、成功写真を少しでも残すために撮影枚数を増やすのは有効な手段です。また撮れば撮るほど、どこでどんな風に撮るといい感じになるか、絵作りの感覚が研ぎ澄まされていきます。

高さに変化をつける:構図は次第にマンネリ化しくので、意識的に高さを変えて変化をつけています。真上から撮ったり地面ぎりぎりから狙ったり、環境を利用してバリエーションを増やしていきます。

←歩道橋の上から | 地面ぎりぎりから→

レタッチ

写真はすべてRAWで撮影し、Lightroomでレタッチしています。
1回の撮影で1,000枚程度撮り、使える写真の取捨選択からトリミング&レタッチ作業が完了するまで2〜3時間の作業量。
僕は肌の色調を最優先して全体の雰囲気をつくったあと、商品の色味を適正なものにするように調整しています。撮った写真がレタッチで生き生きとしていくさまは楽しく、やってみるとハマる人は多いはず。

レタッチ作業に正解はなく、どういう雰囲気を出したいかは個々の好みに依るので、自分が好きだと思える雰囲気に仕上がるよう色々いじってみてください。

最近はスマートフォンのカメラでもRAWデータの撮影ができるので、自分の世界観を出しやすくなっていると思います。

レタッチの例(←Before/After→)。商品の色味はなるべく忠実に再現しながら、肌の質感や背景の雰囲気をいじっている

共有

撮った写真をGoogleフォトを使って仲間に共有します。
注意したいのは、被写体の写りが微妙だと感じられる写真は必ず除外すること(半開きの目、本人が好きではなさそうな顔の角度など)。そうすることで被写体と撮影側の信頼関係が生まれます。

撮影のコツで「とにかく枚数を撮る」とした理由のひとつは、どれだけピントが合って構図がばっちりでも、目が半開きだとすべてが失われるためです。

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撮影でカメラを携行するようになった5年前と比べて、カメラを持つサイクリストを見かける頻度は増えました。みなさんすでにそれぞれの撮影スタイルを持っていると思いますが、参考になることがあれば取り入れて、安全に撮影を楽しんでください。

著者情報

Tats Tats Shimizu@tats_lovecyclist
編集長。スポーツバイク歴10年。ロードバイクを中心としたスポーツバイク業界を、マーケティング視点を絡めながら紐解くことを好む。同時に海外ブランドと幅広い交友関係を持ち、メディアを通じてさまざまなスタイルの提案を行っている。メインバイクはFactor O2(ロード)とLS(グラベル)。