
従来のZondaとまったく異なるカーボンエアロホイールであり、「100% Mede in Europe」であることを加味してこのホイールを考えたい
Campagnoloが定番アルミホイール「Zonda」を全面刷新し、50mmディープのエアロカーボンホイールとして復活。ロードとグラベルの両方に対応するオールロード仕様となり、完全なリブランディングとなる。

美しいG3組は健在
新型Zondaは50mmハイトのカーボンリムを採用し、ロードバイクのエアロ性能とグラベルライドに対応する汎用性を両立。近年のロードとグラベルの境界が曖昧になる流れを受け、1本で幅広いシーンをカバーできる設計。

カップ&コーン式のハブ
内幅は最新のワイドタイヤトレンドに対応し、チューブレスレディ仕様。ロード用スリックタイヤから軽量グラベルタイヤまで装着可能で、オンロードとオフロードの両シーンで使える万能ホイールとして位置付けられる。
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ちなみにCampagnoloのホイール名が世界各地に吹く風に由来することは有名だが、“Zonda”は南米アンデス山脈を越えてアルゼンチン側へと吹き下ろす局地風を意味する。その特徴は、高い山脈を越えることで、冷たく湿った風から極度に乾燥した猛烈な熱風へと性質を変える「フェーン現象」にある。
アルミリムからカーボンリムへ、定番のエントリー〜ミドルグレードから最新のオールロードへ、という大幅な性質進化は、価格変更も相まってまるでこの気象現象のように感じられる。
従来の国内ユーザーが持つZondaのイメージに引っ張られる限り、この変化は受け入れがたいかもしれない。ただ、この価格はカーボンエアロホイールとして手頃な設定であり、Campagnoloのカーボン技術をより多くのライダーに届けることを狙ったモデルとなる。
従来のアルミZondaが担ってきた「初心者が最初に替えるホイール」の役割は、中国メーカーによって取って代わられた。しかし純度の高い“100% Made in Europe” Zondaは、ディスク時代におけるプレミアムモデルの入口となり得るだろう。
新型Zonda仕様
リム内幅:25mm
リム外幅:30mm
対応タイヤ幅:29〜60mm
リムハイト:50mm
リム形式:2-WAY Hookedチューブレス対応
リム素材:カーボン
ベアリング:スチール製カップ&コーン
ハブ:特大フランジ、CNC加工合金ハブ
フリーボディ:Campagnolo N3W、Shimano HG、SRAM XDR
重量:1550g
税込価格:¥297,000
著者情報
![]() | Tats Shimizu(@tats_lovecyclist) 編集長&フォトグラファー。スポーツバイク歴12年。海外ブランドと幅広い交友関係を持ち、メディアを通じてさまざまなスタイルの提案を行っている。同時にフォトグラファーとして国内外の自転車ブランドの撮影を多数手掛ける。メインバイクはStandert(ロード)とFactor(グラベル)。 |
















