Continentalが『Grand Prix』チューブタイプに32mmを追加。脱チューブレスの流れが起きている裏付けか。

ブラックチリコンパウンドを使用したセカンドグレードの無印Grand Prix(国内価格¥9,350)

コンチネンタルが中級グレードのクリンチャータイヤ「Grand Prix」に32mm幅を追加する。従来は28mmと30mmの2サイズ展開だったが、新サイズの投入によりチューブレスレディ版「Grand Prix TR」と同じ幅が揃うことになる。

今回のサイズ追加は、セカンドグレードの無印Grand Prixの話であり、レースグレードのGP5000ではないことに注意。今回追加される32mmの価格は他サイズ共通で、2026年ポートフォリオ拡大の一環として導入される。

モデル展開サイズ
Grand Prix(チューブタイプ)28 / 30 / 32mm(新規)
Grand Prix TR(チューブレスレディ)25 / 28 / 30 / 32mm

プロダクトマネージャーのHannah Ferle氏は「ライダーのニーズに対応し、2026年のポートフォリオ拡大の一環として32mmを導入する。消費者の嗜好の変化と業界トレンドを認識したうえでの判断」とコメントしている。

ロードタイヤの幅広化の流れは止まらず、28mmや30mmが主流となりつつある現在、32mmは次のスタンダードとして定着しつつある存在。コンチネンタルは将来的に35mmの投入も視野に入れているとされる。

タイヤのワイド化とチューブレス化はここ最近の流れとして広まっていたが、すでにチューブレス運用の面倒に付き合いきれなくなったユーザーは多い(シーラントがべたべたする、リムテープ交換が面倒、ビードがあがらない…)。
軽量なTPUチューブが急激に普及したことで、普段使いにおけるチューブレスのメリットは減っている。コンチネンタルが“消費者の嗜好の変化と業界トレンドを認識したうえでの判断”と話しているのは、まさに脱チューブレスの流れが起きている裏付けとなるかもしれない。ロードタイヤの主役はまたクリンチャーに回帰する可能性もある。

参考:Continental adds 32mm width to Grand Prix range(BikeRadar)