美しくドレスアップ。「Velobici」モンティコレクションで山を街を駆けよう。

良い服を着て、出かけよう。

今はモノを「持たない」ことに価値が置かれて、身軽で自由なスタイルが受け入れられています。それは変わりやすい時勢や流行に対して軽やかに対応できるようにするため。
だからこそ、逆に「持ちたいもの」は時代を超えて使い続けられるモノが優先されるものだと思います。普遍であること、“今っぽさ”もあること、そして持続可能なプロセスで届いていること。
こうした価値観を併せ持つのが英国の「Velobici」。新しい時代に合わせてアップデートされたSS2021のウェアを、以前からVelobiciを愛用してきたBekiが着こなします。

review: Beki@mooooo000min
edit & photo: Tats@tats.cyclist

Profile/Beki@mooooo000min
長崎県出身。2010年にロードバイクデビュー以降、ブルベやヒルクライムなどを中心にライドを楽しむ。
自転車ファッションにも精通しており、自身のInstagramでさまざまな着こなしの提案を発信。e-sportsバイク女子チーム「One Lap Angel」メンバーとしても活動中。

*本レビューのウェアはVelobici Japan提供のものです。

Velobici – Monti Collection

トップス: Monti SS Jersey Lagoon ¥30,250
ビブショーツ: Monti Light Bibshorts ¥30,800

ヴェロビチは繊維工業が発達した英国ミッドランド地方発祥のブランド。サイクルウェアの中でも特に高級感のある質感や色味が好きで、これまでもよく着ていました。
SS2021新作「モンティ・コレクション」は、パッと目を引く重厚感のあるブルー。鮮やかだけれど派手すぎない絶妙な色味が良くて、海にも山にも街中にも、どんなシーンにも合うと思う。

白の小物と合わせたら、爽やかなイメージになり夏に合うし、黒の小物と合わせると、重厚感が増して肌寒い季節のライドに合う。万能感のあるデザインと色味。

ヴェロビチのシンプルなデザインの中で光っているのが、ロゴの刺繍。
プリントじゃなくて、手間をかけてあしらわれた刺繍が随所にあることで、デザインが引き締まり、全体の雰囲気がちょうど良い感じにまとまる。レトロジャージと現代のジャージが絶妙に融合しているような、伝統とテクノロジーを取り入れたディティールが“ヴェロビチらしさ”なんだと思います。

丸型のロゴ入りジッパーも好き。取手が大きいので上げ下ろしもしやすく、チャームポイントにもなっている。可愛いくて無意識に触ってしまう(笑)

生地感

生地はヴェロビチが自社で製造しているオリジナル。ヴェロビチの前身は繊維産業に従事していたメーカーで、マーケットの変化で自社の設備をサイクルウェア制作環境へ作り替えたので、高品質のファブリックをつくることに関してはプロフェッショナル(2025年までにカーボンニュートラルなプロセスを行うことも目標にしている)。
生地から作っているブランドなんてほとんどないと思う。

「メリル」という極細の繊維をメインに使った着心地は、優しい肌触りでとても心地よく、ヴェロビチでしか体験できないもの。ストレッチ性だけに特化せずに、着心地そのものにもこだわっていると感じる。
薄すぎない生地でインナーが透けないのも良い(夏用素材なので速乾性はしっかりしている)。

サイドや脇下は汗をかきやすいので、ボディ部分とは異なる速乾性のある生地を使用。エンボス加工のようにヴェロビチのロゴが浮かび上がる生地がラグジュアリー感を上げます。

バックポケット

ヴェロビチのバックポケットは2つのポイントで気に入っています。

①右利きの人に使いやすい位置/右寄りに配置されたバックポケット。一番右のポケットは側面に位置するので、これがとてもアクセスしやすく便利。ただほかのブランドのジャージと位置が違うので、慣れないうちは違う場所に手を突っ込んでしまうことも。

②ジャージサイズが小さくてもポケットの容量が大きい/右寄り設計のおかげで、ポケット自体のサイズも大きくしてあります。斜めにカットされたポケットは高さがあるので、バイクにハンドルバーバッグやポーチなどを付けていなくても、十分な補給食や財布、携帯電話などが収容可能。かさばるジレやウィンドブレーカーも楽々入る。
女性サイズのジャージは、ヴェロビチ以外のブランドだとポケットが小さく、収納力がなくて困っていたのでこれは本当にうれしい設計!

ビブショーツ

光沢があって、見た目にも高級感が溢れたビブショーツ。つるつるした生地は脚を通すと気持ちよく、また裾のゴムが幅広なので、しっかりフィット。
最近の女性用ビブショーツの丈は短めがトレンドだけれど、ヴェロビチはやや長め(もう少し短い方が脚が長く見えるので嬉しいかも)。伸縮性はそこまでないので、脱着するときとかお手洗いのときはちょっと大変なポイントです。

パッドはほかのブランドと比べて、立体的で厚く、そして幅広。そのおかげで、股へのダメージは少なくなる。
ロングライドするにはお尻のパッドは厚い方がいいので、私はとても好き。

質感が高く、ロングライドに最適な設計

ドレスアップウェアで心ときめかせて。

良い意味でトレンドを追いすぎていないし、生地や製造工程にこだわり続ける姿勢はずっとブレない。そしてつくりがしっかりしているから、長く使ってもヘタレにくい。だから旧シーズンのウェアだって今も格好良く着こなせる。
そういうバックグラウンドがあるブランドだからこそ、サイクリストのスタイルは重厚感のあるものに仕上がる。
ライドでドレスアップしたいとき、自然とときめかせてくれるヴェロビチで、これからも一緒に色々な場所を駆け回りたいと思います。

Velobiciを購入する(公式サイト)

review: Beki@mooooo000min
edit & photo: Tats@tats.cyclist