ただ経済活動をまわすために。
ロードバイクは機材スポーツなので、ほかのスポーツと比べると買い物の楽しみがとても大きいもの。
次に買うパーツを考えて、そのことについて調べ、思いを巡らし、手に入れるまでの一連の流れは本当に幸せな体験。
この記事は、気になるロードバイク関連の機材・アイテムを紹介する体でただの個人の物欲をまき散らすコンテンツですが、すべては消費行動を自ら促して経済を活性化させるため、資本主義の未来のため。
どうぞお付き合いください。
2018年夏、気になるモノ9選
【GIRO】Aether – イーサー(¥37,000)
http://www.giro.com/as\_en/aether-mips.html/
GIROのトップモデルSynthe(シンセ)の後継モデルとなる「イーサー」、今年のツールでお披露目されました。
シンセと形状は似ていますが、改良されたMIPSと横幅が抑えられたアウターシェルがかなり良さそう。
KASKと並ぶマーケットリーダーのフラッグシップリニューアルだけに、9月頃の販売開始が今から楽しみ。
【Specialized】S-Works Powerサドル(¥27,000)
https://www.specialized.com/jp/ja/s-works-power/p/132767
Vengeローンチイベントでのテストライドで座って以来、僕のお尻はPowerサドルの今まで味わったことのない乗り心地を忘れられないもよう。最近のライドはASTUTEサドルに抱かれながらPOWERサドルのことを想っている状態で、体の相性ってとても大事。
フルームも座面のS-Worksロゴを消して乗っているというし*、きっとそうするから。
【ROTOR】UNO 1×13油圧式ドライブトレイン(発売未定)
ユーロバイク2018で突如ROTORからフロントシングル×リア13速という飛び道具が発表されました*。
まだ用途はシクロ、グラベル色が強いため1×13そのものが欲しいわけではありませんが、SRAMの1×11、カンパの2×12など、最近コンポまわりの変化がとても面白い。
実際カンパの12速がすごく良いので、こんな感じでアップデートが進んでいくのがとても楽しみです。
【God & Famous】IDIOCRACY JERSEY2($125.00)
https://www.godandfamo.us/shop/idiocracy2
ニューヨークのブランド「God & Famous」の新作がスゴく良い!
McDonaldでエグチを食べたあとStarbucksでティバーナのフローズンティーを撮影してInstagramにアップし、帰宅後にIKEAのソファに座ってiPadからAmazonで日用品を注文してからNETFLIXでドラマを見る生活をする僕らにとって、実際のところメタフォリカルでシンボリカルでシニカルなデザインでしかない、素晴らしいウェア。
【100%】Speedtrap – スピードトラップ($205.00〜)
http://www.ride100percent.com/moto/techsheets/speedtrap/
100%はさらに人気上昇中で、Oakleyの牙城をじわじわ削っています。
サガンはスプリンターとしてだけでなく、インフルエンサーとしても業界随一のパワーがあります。
今年のツールのチームプレゼンテーションでサガンがかけていたSpeedtrap。レースではSpeedcraft Airを着用。100%としては色々なモデルをメディアに露出したいのはわかりますが、僕らにとっては欲しいものがひとつ増えるだけじゃあないですか。
Speedtrapはフルフレームタイプなのでいつもと雰囲気を変えたいときに良さそう。鼻腔を拡げるSpeedcraft Air(Bikeinn)は、Speedcraft無印と形状が被るので見送り。
【Lightweight】MEILENSTEIN 24E – マイレンシュタイン 24E(CL – ¥590,000)
http://www.podium.co.jp/lightweight/wheels/meilenstein-24e.html
Lightweightがワイドリムをやっとリリース。主張の強い「24」が光り、もう格好良すぎる。
一生に一度はLightweightをはかせたい気持ちはありますが、このタイミングでリムブレーキの贅沢ホイールに投資するのは勿体ないということもあり、ペンディング状態。というか普通にサクッと買える額じゃあない。
【GUEE】SL Dualバーテープ(¥3,980)
https://www.guee-intl.com/products/sl-dual/
2トーンのグラデーション模様がとてもかわいいバーテープ。
3mmの適度な厚みと凹凸のある表面でグリップ力が高く、質感も良い感じ。フレームのカラーと合わせてファッショナブルなバイクを作り上げるのに最適です。
国内ではサイクルベースあさひで購入可能。
Çois Cycling LegacyのTシャツ(€29.99)
カジュアルウェアを着ているときでも、自身がサイクリストであるということはこっそりアピールしたくなります(したところで何にもならないけれど)。
そんなときにÇoisのTシャツはスゴく良い。サイクリングをモチーフにした言葉やイラストのチョイスが絶妙で、どれも着たくなります。
もうこんなに暑い季節だからこそ、Tシャツ1枚でさっぱり着こなしたいもの(1枚€29.99〜/送料€7.50)。
【Sweet Protection】 Falconer Aero(€289.00)
https://www.pasnormalstudios.com/product/falconer-helmet-green/
デンマークの“Pas Normal Studios”とノルウェーの“Sweet Protection”の北欧コンビがコラボしたヘルメット(€289.00)。元となる「Falconer Aero」がクールなのに加え、PNSのセンスが加わって無敵。
頭頂部のエアロカバーが取り外しできるギミックも、季節やライドスタイルに応じて使い分けができるので便利そう。
MAAPxSuplestのときもそうでしたが、こういうアパレルブランドコラボアイテムは大抵物欲をそそります。
Sweet Protection自体は、国内では今年からTokyo Wheelsが取り扱い開始しています(Falconer Aero: ¥39,960)。
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モノの購入は「消費」ではなく「投資」。こういう考え方は自身の経済活動を考える上でとても大事。
リターンの得られる投資を考えて、物欲をコントロールしていくのです。