ホノルルセンチュリーライド2026(9/27開催):世界中のサイクリストと、160kmの尊い時間を過ごそう。

今年のホノルルセンチュリーライドは9月27日(日)に開催。昨年参加したラブサイメンバー3名も参加する。昨年の体験を踏まえ、我々が現地で惚れたものや、昨年やり残して後悔していることをまとめていく。海外センチュリーライドに心が傾いている人や、今年参加予定の人たちの参考になればと思う。

text & photo / Tats@tats_lovecyclist

ホノルルセンチュリーライド 2026

ホノルルセンチュリーライド(HCR)は、ハワイ・オアフ島を舞台に、40年以上の歴史を重ねてきた世界屈指のロングライドイベント

ホノルルセンチュリーライド基本情報

項目内容
開催日2026年9月27日(日)6:15 AM〜5:00 PM
スタート/ゴールカピオラニ公園(ワイキキ近郊)
コース25マイル(約40km)/50マイル(約80km)/75マイル(約120km)/100マイル(約160km)
主催HAWAII BICYCLING LEAGUE
参加者数約1,200名(うち日本人 約300名)*2025年実績
エントリー締め切り2026年9月4日
エントリー費用▼一般エントリー
大人(大会当日年齢が18歳以上の方):¥24,000
 ※グローバルライドのメルマガ会員は¥22,000
子供(大会当日年齢が17歳以下の方):¥9,000
▼VIPエントリー
大人(大会当日年齢が18歳以上の方):¥56,000
 ※グローバルライドのメルマガ会員は¥48,000

コースは4つの距離から、自分の脚力と気分に合わせて選べる。フルの100マイルでも獲得標高は1,000m程度と控えめなので、週1ペースでそれなりに走っているサイクリストなら十分に完走できる。距離の数字よりも、道中をどう楽しむかがモノを言うイベントだと感じている。

Tats, Saad, Annaの3人が今年も参加

2025年の全記録はこちら

 

HCRのここがいい

日本人以外のサイクリストとのコミュニケーション

HCRは地元やアメリカ西海岸からの参加者が最も多く、スタイルもさまざまなので見ていて面白い。その中で「あなたを知っているよ」と話しかけられたり、イケてるサイクリストにこちらから話しかけたりした。走力や国籍を超えて、同じ景色を追いかける仲間として横に並ぶ距離感が、HCRという場の本質だと感じている。

多国籍の集団の中を走る

地元の人たちと交わる

ここでしか感じられない「色」

「絶景が見られる」という言い方だとありふれていて、「まぁそうだよね」としか思えなくなるが、現地で感じたのは、日本とはあらゆる「色」が違うということ。海の青はもちろん、日差しの暖かさ、夜の濃さ、街の色合い、ジュラ紀から続くような山の緑など、異国のカラーをあらゆるところで感じることができる。

国によって色味が違うので写真の雰囲気も変わってくる

参加者の約4人に1人が日本人

およそ4人に1人が日本からの参加者という、海外イベントとしては破格の安心感がある。英語に不安があっても、周りに同じ日本語の会話が飛び交っているし、受付や案内も日本人向けにしっかり整っている。初めての海外ライドの一歩目としても心強い。

スタート地点には日本人が集まる

 

ホノルルの魅力

HCRのために現地で数日を過ごしてみて、ライド以外の部分でもハワイに惚れ込んだ。

チップ含めて完全キャッシュレス

滞在中は現金を一度も使わなかった。カードやスマホ決済で全て完結するので、そもそも両替の必要がない。財布の中身を気にせず身軽に動けるのですごくラクだった。チップは最低15%くらい必要だが、それもキャッシュレス対応している。

買い物たのしい

ガーリックシュリンプ、ポキ丼、ロコモコ…

ハワイアン料理の本場がどこの店でも美味しい。ライドで消費したカロリーを、罪悪感なく取り戻せる幸せ。価格はおおむね日本の2倍程度と見ておくと感覚が合うので、そこだけは覚悟して臨みたい。

フードコートもたくさんある

夜も普通に出歩ける

ダウンタウンの一部を避ければ、夜に出歩いても危険を感じる場面は少ない。実際、地元の人も観光客も夜遅くまでショッピングや食事を楽しんでいて、街全体に開放的な安心感が漂っている。

22時を過ぎても人通りは多い

 

参加前に押さえておきたい準備の注意点

海外ライドにハードルはあるものの、押さえるべきポイントはそう多くない。3つだけ挙げておく。

ESTA申請:アメリカ入国には電子渡航認証ESTAが必要になるので、出発の余裕を持って早めに済ませておきたい。

飛行機輪行バッグの用意:自転車を安全に運ぶなら、ソフトケースよりハードケース。我々が使ったevocは、海外遠征の多いプロチームでの使用率が高く、防護性の信頼が厚い。梱包作業自体は慣れれば30分もかからないので、最初のハードルさえ越えれば怖くない。

evocでノートラブル

空港からホテルへの移動:バイクを持ち運びながら公共交通機関を乗り継ぐのは現実的ではないため、空港からホテルへのチャーター便を事前に予約しておく(我々はロバーツハワイを使用)。日本から予約できるので、出発前に先回りして手配しておきたい。

 

今年はこれを楽しむ。

思い返すと、すっ飛ばした序盤のハナウマ湾が最も美しかった

二度目の参加となる今年は、昨年の反省と発見を踏まえて、あらかじめ「こう楽しんでおこう」とメンバーで話している。

●序盤をじっくり味わう:前回はスタートのテンションのまま全員が飛ばしすぎてしまい、一番の見どころだったハナウマ湾の区間を文字通り全力でスルーしてしまった。。海沿いを走る前半こそが本当に気持ちいいので、今年は前半をあえてセーブして景色に浸り、後半に脚を残して踏んでいくイメージで走りたい。あの道の雰囲気を今度こそ心に刻む。

●ちゃんと観光する:前回は2泊4日の弾丸日程で、観光する余裕がほとんどなかった。今年は1日足して3泊5日にしたので、プライベートで自由に走ったり、食事もビーチも心ゆくまで味わう。そういうところも含めて、HCR体験の価値すべてだと思う。

●サイクリストとの交流:前回言葉を交わした世界中のライダーとの時間が、何より記憶に残っている。今年はもっと積極的に話しかけて、このイベントならではのグローバルな空気を全身で楽しみたい。

距離では測れない時間と空間を分かち合うこと。それがHCRの持つ価値だと我々は昨年学んだ。申込み締め切りは9/4まで。詳細は公式サイトを確認しよう。

ホノルルセンチュリーライド2026の詳細を見る

著者情報

TatsTats Shimizu@tats_lovecyclist
編集長&フォトグラファー。スポーツバイク歴12年。海外ブランドと幅広い交友関係を持ち、メディアを通じてさまざまなスタイルの提案を行っている。同時にフォトグラファーとして国内外の自転車ブランドの撮影を多数手掛ける。メインバイクはStandert(ロード)とFactor(グラベル)。