「fabric Lumaray V2」レビュー:縁の下のちょうど便利なフロントライト。

日没が早い冬のライド。ライトを持たずに出かけてしまうと、思わず時間がかかって夕暮れに差し掛かってしまうことも稀にあります。そんなときは、運良く予備のライトを持っている仲間に借りるか、あるいは予定を繰り上げて先に帰るか。だから、決して忘れることのないようなライトを探し求めていました。
今回は特に冬のライドに重宝するフロントライト「fabric Lumaray V2」のレビュー。

text/Tats@tats.cyclist

Peloton de Paris秋冬コレクション

1. fabric Lumaray V2

fabric Lumaray V2 外観

上部にサイコンマウントのあるライト「Lumaray V2」

サイズ 53x74x20mm
重量 45g
明るさ 60ルーメン
防水 IPX5
バッテリー microUSB充電
定価 ¥4,000(税抜)

fabricのライト「Lumaray V2(ルマレイ V2)」は、サイコンマウントとサイコンの間にサンドイッチのように挟んで取り付ける、これまでになかった規格のライト。前作から改良したV2では、光量が45→60ルーメンにアップしています。

どんなときに使えるライトか?

・常に取り付けておいて、日が短い冬の早朝&夕暮れや、不意に現れるトンネルに対応する
ナイトライドのセカンドライトとして利用する

 

2. そこに居ても邪魔にならない

ライトはハンドルバーに巻きつけて使うものがほとんど。上ハンドルを一部占領するので、邪魔だと感じることが多いと思います。
それを嫌うサイクリストは、「レックマウント」のようなサイコンとライトをまとめるマウントを購入して対処することも。
Lumarayはサイコンマウントにそのまま取り付けるので、余計なものを買い足す必要はないし、ハンドルまわりはすっきりしたまま。45gなので重さも感じない。

上からだと見えない位置にころっと収まってくれるのが最高に可愛い。ちょうど良いサイズ感&絶妙な取り付け位置のライトをfabricが出してくれました。

Garmin / Wahoo対応サイコンマウント

fabric Lumaray V2 サイコンマウント

上部(サイコン側)は、Garmin/Wahoo両方に対応しています。購入時はGarminマウントが付いていますが、付属のWahooアダプタに付け替えればELEMNTシリーズも取り付け可能。

fabric Lumaray V2 マウント

Wahooアダプタが付属

fabric Lumaray V2 サイコン取り付けイメージ

左からGarmin Edge530/Xplova X5/Wahoo ELEMNT ROAM
※XplovaはGarminマウントのためそのまま装着OK

下部(マウント側)はGarminマウントに取り付けます。WahooユーザーはGarminマウントを購入する必要があるので注意。

 

3. “ちょうど良い”ライト性能

明るさ

fabric Lumaray V2 明るさ

「Lumaray」は60ルーメン。通勤などで使われているCateyeのエントリーモデル「URBAN」(50ルーメン)とほぼ同等の明るさ。
この明るさだと地面を照射することができませんが、早朝や夕暮れの被視認性を高める目的にはちょうど良い性能

夜走る場合は、路面をちゃんと照射できる400ルーメン以上の明るさが望ましいので、これ単体で街灯の少ない道を走ることはおすすめできません。夜メインのライドでは、「Lumaray」はあくまで補助光の役割になります。

正面からの見え方

照射範囲

横からも見られる、270°の広い照射範囲。
上下の照射角は変えられないので、路面を照らすことはできません。あくまで被視認性を高めることがメインの目的。

バッテリー

Lumaray V2 フラッシュ

フラッシュ点滅モード

High Low Flash 1 Flash 2
2hrs 7.5hrs 7hrs 7hrs

ボディサイズが小さいので、バッテリーは適度な持続具合。
夕暮れに使うことを考えれば、Highで2時間持つので十分足ります。ナイトライドの補助光であれば、Flashを使って7時間持続。

fabric Lumaray V2 充電

microUSBで給電

fabric Lumaray V2 電源ON/OFF

左サイドのボタンを長押ししてON/OFF。ボタンが飛び出ているので、手袋をしていても押せる

縁の下の、転ばぬ先のフロントライト。

ハンドルバーバッグとも干渉しない

サイコンに隠れて、見えないところに収まってくれる可愛さ。
いざというとき、ちゃんと光って役割を果たしてくれる健気さ。
ナイトライドにおいては単体では心許ないけれど、早朝や夕暮れの薄明かりの中でその存在は神々しく、絶妙なポジションの「Lumaray」。今日もサイコン下の定位置で待機してくれています。

Highs

  • ・ハンドル周りが超すっきり
    ・照射角が270°と広い
    ・デイライトにも最適
    ・ライトを忘れなくなる
    ・Garmin/Wahooマウントサイコン対応

Lows

  • ・夜間走行メインでは明るさが不足
    ・明るさに対して競合製品よりも高価
    ・Wahooユーザーはセッティングが面倒

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