『READY GO(レディゴー)』は、自転車を好きなデザイナーたちが立ち上げた台湾の自転車アクセサリブランド。そのスタイリッシュな雰囲気は、いつものライドだけでなく、日常の脚として自転車を使うサイクリストたちにも刺さる。特にリアライト+サドルバッグ+フェンダー等を組み合わせられるLUMISシリーズは秀逸。
ブルベ、レース、サイクリングなど、さまざまなスタイルで走るBekiがレビューする。
レビュアー
Beki(@beki_no_ikubeki) 長崎県出身。Café du Cyclisteアンバサダー。2010年にロードバイクデビュー以降、ブルベやヒルクライムなどを中心にライドを楽しむ。自転車コミュニティ「Saddle up!」を立ち上げ、自由で親密なサイクリストの輪を広げている。2023年8月に開催されたPBP2023で1200kmを制限時間内に完走した。 |
Review / Beki [PR]
Photo & Edit / Tats
*本記事でレビューする商品はアキボウ提供によるものです
Contents
すべてのアクセサリをサドル下に
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LUMIS(ルミス)シリーズは、リアライトをベースにして、フェンダーやサドルバッグなどのアクセサリを取り付けられる機構。
従来アクセサリ類は別々に購入するもので、取り付け場所もバラバラなので、サドル下がごちゃごちゃするのが課題だった。
自転車の見た目は極力シンプルにしたいので、一箇所にすべてがまとまるLUMISはその課題にぴったり対応している。
LUMISシリーズ
リアライトを起点に必要なアクセサリを取り付けられる。Bekiはサドルバッグとフェンダーをセレクト
商品 | 内容 | 価格 |
LUMIS Rear Light | リアライト単体 | ¥2,860 |
LUMIS Bike Bag | サドルバッグ(中型)+リアライト | ¥8,800 |
LUMIS Lite Saddle Bag | サドルバッグ(小型)+リアライト | ¥6,600 |
LF01 Glow Bike Fender | フェンダー+リアライト | ¥3,850 フェンダー単体 ¥1,320 |
AIR ROCKET CO2 INFLATION KIT | CO2インフレーター | ¥5,500 |
LUMISシリーズは、ベースの台座をサドルレールに取り付けて使う。レール後方に1cm程度の余裕が必要なため、サドルをめいっぱい前出ししている場合は取り付けられないので注意。
各アイテムの取り付けはスライドさせるだけ
走り方に応じて必要なアイテムを組み合わせるというコンセプトなので、
・通勤:フェンダー+リアライト
・普通のライド:リアライトのみ
・ロングライド:リアライト+サドルバッグ
というように、スタイル別にさくっと組み替えられる。
ロングライドならリアライト+サドルバッグ
私服での移動ならフェンダーを組み合わせたり
身軽にしたいときはリアライトだけ
READY GO
©READY GO
自転車を楽しむデザイナー達によって、より良い自転車ライフのために2019年に設立された台湾のアクセサリーブランド。自分たちが感じた課題を元に、デザイナースキルを活かしたオリジナルアイテムをつくっている。その独創性から『台北サイクルd&I award2023』『GOLDEN PIN DESIGN AWARD2022』など多くのデザインアワードを受賞している。日本での取り扱いが望まれていたが、2024年にアキボウが正規代理店となった。
LUMIS Rear Light:基本性能を備えるリアライト
LUMISシリーズのベースとなるリアライト。最大30ルーメンと明るく、パルスモードで7.5時間持続する。
モード / 使用可能時間 | 常時 / 3時間 点滅 / 11時間 パルス / 7.5時間 エコフラッシュ / 20時間 |
最大ルーメン数 | 30ルーメン |
コネクタ | USB-C |
重量 | 60 g |
夕方から視認性を上げる。ただ商品コンセプトからも、ブルベのように夜通しで走行するライドはターゲットにしていない
裏側にある電源ボタンで操作する
サドル下にすっきり収まる形状。サドル後部とライトの角度が並行になるあたり、プロダクトデザインのこだわりが伝わってくる
LF01 Glow Bike Fender:光を増幅するフェンダー
突然の雨や濡れた路面に対応できるフェンダー。ライトと接続するので、サドルレールに差し込むタイプのフェンダーよりも安定するし、幅も広いので、背中に汚れが付きづらいのが良い。
フェンダーを透過するリアライトの見え方が近未来的
フェンダーはリアライトを包むように取り付けられる。半透明のフェンダーから光が漏れて、通常のリアライトよりも大幅に視認性が良くなる。通勤帰りのような夜間走行の安心感がアップする。
LUMIS Lite Saddle Bag:シンプル&クリーン
サドルバッグは野暮ったくなりがちだけれど、LUMISは形状も取り付け方法もシンプルで、いい意味で存在感が薄くて使いやすい。
防水素材+止水ジップで雨にも対応
パンク修理セットがすっぽり入るサイズ感。夏はダブルボトルにするので、パンク修理セットの行き場所に最適。ただ開閉部分が下向きになるので、中身を取り出すときは落ちないように注意しなきゃ。
ほかの場所にパンク修理セットを入れているなら、サドルバッグは補給食入れとしてもOK
いろんなライドスタイルにハマる
走り方に応じて必要なものを組み替える。ワンタッチで装着できて見た目もすっきり。
リアライトもフェンダーもサドルバッグも、マーケットに数え切れないほどの商品があるけれど、自転車に不可欠なリアライトを起点にアクセサリをセットアップするこのつくりは、複数のライドスタイルを持っているとすごくハマると思う。
私は普段はリアライトだけにしておいて、必要なライドのときにサドルバッグやフェンダーをさくっと取り付けている。
LUMISシステムで、自転車のある生活がちょっといい感じにできるよ。
Review / Beki
Photo & Edit / Tats
[PR]提供 / 株式会社アキボウ