イタリアのシューズブランドUDOGから新たなロードシューズ『CENTO(チェント)』が発表されました。
CENTOはレーシングシーンでの活躍を想定し、ブランドとして初めて2つのBOAダイヤルを搭載。「マイクロ・ツイスト・ダイヤル」と呼ばれるこの機構は、“均一でカスタマイズされたフィット感を提供し、サポート力と安定性を強化する”としています。
UDOG CENTO
Micro Twist(マイクロツイスト)の特徴
サイドダイヤル:側面のダイヤルはかなり低い位置に取り付けられ、幅広いフィット範囲を確保しながら、協力なホールド力を持つ
フロントダイヤル:甲に配置されたダイヤルは、CIMAやTENSIONEにも搭載されたTWS(テンション ラップ システム)を締め上げる役割を持ち、あらゆる方向から均等な圧力をかける
2022年2月に創業したUDOGは革新的なロードシューズ「CIMA」「TENSONE」をリリースし、一躍注目を集めました。創業者のAlberto Fonte氏は、Fizikのブランドディレクター、Pinarelloのセールスディレクター、KASKのマーケティングディレクターというキャリアを経て、そこから得た知見からユーザーが本来必要なものをつくるプロデュース力に長けています。
CENTO($325)※2024年3月中旬発送予定
新たな「CENTO」は、パフォーマンスと快適性という従来からUDOGが持つ履き心地を踏襲した上で、レーサーが求める「正確さ」と「固定力」という2つのフィーリングも重視しています。アッパーには軽量で柔らかく耐久性のあるマイクロファイバー・レザーを使用。データに基づいて設計されたTPU補強エリアは、最適なパワー伝達と効率性を実現するために足をしっかりと固定します。
クラシカルなパンチング加工とモダンなTWSの紐が融合するデザイン
UDOG Centoスペック
・マイクロツイストダイヤル 搭載
・TWS 2.0(テンションラップシステム2.0)
・パンチング加工マイクロファイバーレザーアッパー
・ゆったりとしたトゥボックスと深いヒールカップ
・剛性指数11のカーボンコンポジットアウトソール
・サイズ42で270g
・38EUから48EUまでの11サイズ(男女兼用)
・価格は€295、$325、£260
・2024年3月中旬発送予定
現在公式サイトおよびUDOG正規販売店にて予約受付中。
LOVE CYCLISTでもCENTOをテスト予定。CIMAとの比較を含め、後日詳細なレビューを記載します。
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