Text by Tats(@tats_lovecyclist)
ライド時にカメラを持ち運ぶサイクリストは以前よりも頻繁に見かけるようになりました。
「映え」という言葉は、一般的には映える背景やモノと一緒に被写体が映り込むという構図になりますが、ロードサイクリングで映えたい場合、主張の強い背景はサイクリストの魅力を損なってしまいます。あくまでサイクリスト自身が主役になることが大切…!
これまでさまざまな場所で撮影してきたので、都内でサイクリストが映えるスポットを集めてみました。
本格的なライド写真は山奥の方が適していますが、気軽に洗練された雰囲気の写真を撮れるのが都心を走る魅力。気になるところがあればぜひ都内ライドのついでに素敵な写真を撮ってみてください。
※交通量や人の少ない時間帯を選ぶこと、車・歩行者・お店の妨げにならないことなど、基本的な撮影マナーは遵守ください。
東京23区内
23区内のエリア別に撮影スポットを紹介。
新宿
都庁前
休日の都庁周辺はほとんど人通りがなくなります。このエリアらしく無機質な雰囲気に。
東京〜新橋
行幸通り
皇居の和田倉門から東京駅前までを結ぶ、人通りの少ない道。早朝に行くと頻繁にファッション系メディアの撮影に出くわします。
丸の内仲通り
ティファニーやブルックス・ブラザーズなど高級店が並ぶインスタジェニックな通り。路面が石畳なのも雰囲気があります。
汐留イタリア街
ヨーロッパの街並みの雰囲気を出したいときに。有名なインスタ映えスポットなので多くの人が撮影に訪れます。
浅草
浅草寺
観光地ですが、21時を過ぎると人が少なくなり、ライトアップも綺麗なのでナイトライド向けのスポット。
世田谷
駒沢オリンピック公園
サイクリング周回コースがあり、シティサイクルで気軽にサイクリングを楽しむ家族連れなどが来る公園。駒沢通りに面したところに大階段があり、階段を使った構図を撮りたいときに便利。
渋谷・青山
神宮外苑いちょう並木
有名なドラマロケ地としても知られる神宮外苑。都心の道路にしては背景の抜けが良いので、走っている姿も映える便利な場所。
キャットストリート(旧渋谷川遊歩道路)
渋谷と原宿をつなぐ明治通りの裏道。ファッションブランドのストアが並び、丸の内仲通りの高級店とはまた違ったストリート感のある画になります。
代官山・中目黒
西郷山通り
セレクトショップやカフェなど外観もインテリアも優れたお店が揃うこのエリア。
目黒川沿いを起点として、撮影に適した場所がいくつもあります。
野沢通り
江東区
新木場緑道公園
荒川の河口にある公園。背景の抜ける画が気軽に撮れます。
近くのカフェ「CASICA」も素敵(お店に立ち寄ったついでに撮ります)。
大田区
城南島海浜公園
羽田空港の近くにある公園で、新木場緑道公園と同じく海を背景にした写真が撮れる場所。
飛行機の発着陸を眺めながらゆったりもできる。
東京近郊
東京中心部からアクセスの良い、近郊の撮影向きスポットも紹介。
尾根幹(稲城市)
くじら橋
住宅街の尾根幹沿いを結ぶ“くじら橋”はライドついでに撮りやすいスポット。
長池公園
農業用のため池を利用して作られた公園。トリミングによっては人工物が映らない撮り方も可能。
埼玉県戸田市
彩湖
荒川CR周辺のサイクリストには定番の周回コース。車を気にしなくて良いので狙った画を撮りやすい。
神奈川県横浜市
山下公園
山下公園は港町らしい抜け感あるスナップに適しています。周辺は自転車乗車禁止の場所が多いので注意。
ブルーブルー横浜の格好良い外壁。
ランドマークタワーを臨む汽車道の入り口。“横浜感”が出ます。
サイクリストの映える世界へ。
東京近郊に住まわれている方は「ライドついでに立ち寄ってみよう」と思ってくれたら幸いです。
ただ上記以外にもまだ僕が知らないサイクリストが映えるスポットはたくさんあると思います。もし「ここで撮ると良い感じになるよ」という場所をご存知の方がいましたら、インスタのハッシュタグ『#lovecyclist』で教えてくれると嬉しいです…!
良いライドと写真で、サイクリストが映える世界を一緒につくっていきましょう。
Text by Tats(@tats_lovecyclist)