Snap Journal【2022年11月】- しまなみ・シンドローム。

自転車の楽しみ方が広がる昨今。メンバー、スタイリング、目的、時代性など、違った要素が組み合わさることで、ライドは毎回全く異なるセッションになります。
Snap Journal(スナップジャーナル)』では、そのときどきの自転車スタイルを残すように、ライドの空気感を感じられるスナップ写真を掲載していきます。
今回はしまなみ海道を駆け抜ける1泊2日のライドへ。

Member/Ryuji, Atsushi, Takuya, Ran, Naoko, Kazuki, Yutaka & Tats
Text & Photo/Tats

Fingerscrossed22

Day 1:尾道 〜 大三島

今回しまなみ行きを企画したのは、愛媛に移住したラブサイメンバーのRyujiに会いに行くため。
周りに声をかけると、東京から3人、名古屋から2人、愛媛から3人参加。こうして全国から集まってくれるのがとても嬉しい。

名古屋・東京メンバーは輪行で尾道駅まで。山陽本線のボックス席で旅情を深める4人。「旅感やばい(語彙力)。」

途中でRanと合流。東京の人なのに尾道で会う。彼女は伊能忠敬プロジェクトの道中で、僕たちの予定とスケジュールがドンピシャだった。

フェリーの旅感やばい()。

愛媛のメンバー3人と合流し、彼らがライドをアテンドしてくれる。めちゃめちゃ贅沢。Ryujiが移住してもうすぐ1年で、こうして新しいつながりをつくっていることが嬉しい。

基本的に愛媛メンバーが引いてくれているんだけど、なにかペースがおかしい。というかアタックしてない?普通に千切れるんだけど。こんなライドだっけ。

ノンストップでランチの目的地『SOIL Setoda』へ到着(ランチタイムアタックだったらしい)。
地元の漁師から直接仕入れたタコなど、旬の食材を使ったむちゃくちゃ美味しい料理で、瀬戸内最初の味を楽しむ。

ランチのあとは、それなりにペースを落として写真や景色を楽しむ余裕を与えられる。
きれいな舗装路、豊富な飲食店、ラックのある施設や宿など、自転車のためのインフラが充実しているし、瀬戸内の穏やかな景色という最強のコンテンツがある。
信号なしでどこまででも進める気持ちよさ。どんなサイクリストに来てほしいかが明確にわかる。ガチで走るところじゃない。

ときどきアタックする地元民Ryuji。観光で訪れているほかのサイクリストはのんびり走っている。ガチで走るところじゃない。

初日ライドの最後は、大三島の大山祇神社でお参り。天照大神の兄神にあたる大山積神を祀っている神社。この土地を走らせてくれてありがとう。

そして宿の近くのブリュワリーで速やかにアルコール消毒。ヘルメットを脱いでいる場合じゃあない。クラフトビールはフルーティだし、みかんジュースもめちゃめちゃジューシー。(このあと宿まで歩いて移動しました)

 

Day 2:大三島 〜尾道

25時まで飲んで、朝だらだら。ハメを外した大人の2日目。
昨夜はお互いの考えをぶつけ合う熱い飲みだったけれど、そういう時間が僕らサイクリストには必要だと思う。

予定時刻をオーバーしてスタートした2日目のコーデは、それぞれブランドが異なるけれどトーンが揃っている(目の保養)。左からCafé du Cycliste、MAAP、Çois Cycling、Pas Normal Studios。

ドローンを飛ばして空撮で遊ぶ。瀬戸内の海の色、すごく綺麗。

のんびりしていたら予約していたランチの時間に間に合わなそうになって、2日目も途中から強度がおかしい(すでに先頭集団から千切れている写真)。

ランチはしまなみフレンチ「フィレール」。野菜たっぷりの豪華な前菜とふっくら鯛の蒸煮がメインのコース料理。色々な野菜の味が楽しめて素晴らしいランチ。ごちそうさまでした。

ここから帰路へ。尾道に向かって、初日と逆のルートを。一度通った道なので景色を楽しむ余裕がまだあって、青く凪いだ海に囲まれた環境の特別感を味わう。

初日からずっとジェラートが食べたいと話していたRanの要望に遂に応え、「しまなみドルチェ」のジェラートで締める。

「一番の映えスポット」とRyujiが語る因島大橋。 

最後は瀬戸内の海を名残り惜しみながら。ここまで来るとメンバーのメンタルは超オープンになっていて、何でもできる。

道、コミュニティ、対話、疲労感、アルコール消毒。
自転車の楽しみが詰まった2日間はあまりに刺激的すぎて、時間が経ってもまだ精神はずっと瀬戸内に残っている。
今回は個人的な時間の都合で弾丸ライドになってしまったけれど、またしっかり時間をつくって愛媛の内陸まで冒険の脚を伸ばしたいなと思う。

Thanks!/Ryuji, Atsushi, Takuya, Ran, Naoko, Kazuki, Yutaka
Text & Photo/Tats

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