「サイクルウェアのおしゃれな海外ブランド<第2弾>」に掲載したフランスの『Café du Cycliste (カフェ・ドゥ・シクリスト)』。国内でも一部で入手可能なブランドですが、先日2017春夏コレクションを紹介したところとても多くの反響がありました(Café du Cycliste プレミアムな2017春夏コレクション)。
そこで、実際のウェアはどのようなものか、今回サマージャージを提供いただいたので詳細をお伝えしたいと思います。
1. Café du Cyclisteについて
Café du Cyclisteは、コート・ダジュールに面する有名な観光都市ニースを拠点とするブランドです。
最高の着心地を得られるために快適性とパフォーマンスを追求してつくられたウェアは、男女ともにデザインの展開が非常に豊富。シルエットや生地感もさまざまなので、自分のライドスタイルに合わせたウェアを見つけることができます。
国内ではCircles(名古屋)など全国各地の取扱店舗で購入できます。
今回レビューするジャージ
MICHELINE – DUSTY BLUE($144)
2. 詳細レビュー
まず感じるのがこの溢れ出る爽やか感。2つの異なる素材を組み合わせていて、ライトブルーの部分がトライアングル模様のメッシュ、ホワイトの部分がストライプ模様のメッシュになっています。
デザインはシンプルですが、素材そのもののディティールがしっかりしていて、近くで見るとよく作り込まれたプレミアムなジャージであることがわかります。
襟が低いので首元が涼しげですっきり。ジッパーを首元まで上げても苦しさがなく、綺麗めな着こなしができます。低い襟は近年のトレンドですが、他ブランドのジャージも含めこちらの方がスマートだと感じています。
ジッパーはYKK製で、個体差があるのかもしれませんが、少しはめづらさを感じました。
シルエットは少しだけゆとりのあるカット。とはいえバタつくレベルではなく、柔らかく体にフィットしてくれて気持ち良い着心地です。袖口はシリコングリッパーでぴったり。
左の脇の下に国旗入りのおしゃれなワンポイントタグ。
さらに特徴的なのがこの大きなバックポケット。手持ちのジャージの中では一番高さがあり、収容力が最も高いポケットでした。中身を取り出すときは少し手を上に伸ばさないといけませんが、入り口がソフトなのでアクセスにストレスを感じるということもなく、よく考えられてた設計だと感じます。
第4のポケットもスマートフォンが充分に入る大きさ。
仕立てはめちゃめちゃ丁寧。“プレミアムサイクリングアパレル”と謳われていますが、その名の通り、上質な仕上がりが裏面から見て取れます(タグを見るとルーマニア製でした)。
メッシュ素材の通気性の高さは、空に透かして見るとよくわかります。特にストライプ柄のメッシュは、薄い部分が透け透けになっていて風通しがとても良い。
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ライド中の着用感は気持ち良いのひとこと。もともとカフェに立ち寄っても違和感のないウェアというブランドコンセプトなので、締めつけ感は弱く、肌触りの滑らかな生地がさらっとフィットします。そのため長時間のライドでもストレスがかからないよいうになっています。
ジャージの雰囲気やカットから、レースで着用するには違和感がありますが、普段のライドで快適に爽やかに過ごしたい場合には最適な選択となります。
すべてがメッシュ素材なので肌が少し透けますが、もしインナーを着たとしてもすぐに乾く素材なので汗冷えの影響は最小限に抑えられます。真夏になるとどんなジャージを着ても暑いのに変わりはありませんが、休憩時にどれだけ快適に過ごせるかを考えると、ジャージの通気性が高いかどうかはとても重要なポイントとなります。
視覚からも機能からも清涼感が溢れ出るこのジャージは、個人的にはこの夏に向けて欠かせないアイテムとなりそう。
3. サイズ感について
サイズガイドに記載の胸囲とウェストからサイズを選択してください。もしご自身の寸法がサイズの境目にある場合は、小さい方を選択することをおすすめします。伸縮性が高い素材なので無理なく着こなせると思います。
サイズガイド
http://www.cafeducycliste.com/size-guides/
Café du Cyclisteのウェアを購入する
Café du Cycliste公式サイト(メンズ/ウィメンズ)