Café du Cyclisteハンドルバーバッグレビュー:タフに使える可愛いやつ。

Café du Cyclisteハンドルバーバッグ

一度使い出すと手放せないハンドルバーバッグ。高い収容力と手元で取り出しできる利便性は、どんなアイテムとも相性が良いため、今ではトレーニングシーンを含むさまざまなスタイルのサイクリストたちにとって定番アイテムとなりました。

Café du Cyclisteのバーバッグは、使いやすさと可愛さという2点で群を抜いており、個人的にも携行するものが多いライドには欠かせないバッグとなっています。ほかのバーバッグとの違いを含め詳細にレビューします。

text/Tats@tats_lovecyclist

*本レビューのバーバッグはCafé du Cycliste提供のものです。

1. CDCバーバッグ仕様

サイズ 24cm x 11.5cm x 10.5cm
容量 2.9L
重量 354g(実測値)
カラー 2色(カーキ/ブルー)
価格 ¥9,590〜
購入リンク 公式サイト | TOKYO WHEELS

アドベンチャースタイルに積極的なCafé du Cycliste(以下CDC)らしく、そのバーバッグは容量も多く完全防水仕様。3点留めで装着時の安定感も高く、より長く遠く走る冒険者を想定して作られたモデルだと感じられるスペックです。

 

2. CDCバーバッグのここがイケてる

サイコンマウントに干渉しない

ジッパーを開くと下側に若干傾く形状

バーバッグの使い勝手を決めるのは、モノの取り出しやすさ。
一般的なドラム型バーバッグは上部にジッパーがあるため、サイコンマウントを使用していると引っかかってしまい、大きなモノを取り出す場合はバーバッグ自体を取り外す必要があることも。

CDCバーバッグはジッパーが前面についており、ジッパーを開けると口をパカッと開くように下方向に傾きます(内容物が落ちるほどは傾かない)。開口部が大きいので、余裕を持ってモノの出し入れが可能。便利…!

ランチボックスのようなサイズ感

CDCバーバッグの形状はまさにランチボックス。底が平らなので、お弁当箱におかずを詰めるような感じで、見た目以上に収容力があります

あまり重いものを詰めるとハンドリングに影響するのでほどほどにしますが、補給食・防寒具・スキンケア系などの細かいものが余裕を持って入るし、ライド先で何かお土産(お菓子とか果物とか)を買ったときに詰める余裕もあります。とても使いやすい形状。

前面のコードには防寒具をくくりつけられる

防水素材、止水ジッパーで全天候型

さっと水を弾き、浸水させない

完全防水加工された素材と止水シッパーで中身を保護します。
悪天候のときはよほどのことがない限り走りませんが、防水素材の良い点は汚れがさっと落ちること。CDCバッグは表面がつるつるなので、生地の凹凸部分に泥汚れが詰まることがありません。手入れが楽なのが一番いい。

すっきり可愛いデザイン

フライングフィッシュは未開の地を走るためのアイテムにあしらわれる

アースカラーにCDCのシンボル「フライングフィッシュ」がプリントされた、あらゆるバーバッグの中でも群を抜いて可愛いデザイン
形状も「いかにも機能的」な感じがなくて、見た目が重くなりがちなバーバッグでも雰囲気はすっきり。抜け感は大事。

単体で充分に可愛いけれど、CDCウェアとの相性も抜群

 

3. 取り付けの注意点

ハンドルバーバッグを選ぶときに注意したいのが、ハンドル下のスペース。スペースが足りないとバッグが入らない可能性があります。
このバーバッグは高さ11.5cmで、商品ページには「ハンドルバーとタイヤの間に最低18cmの空間があるバイクに取り付け可能」という記載があります。事前に自身のバイクで計測してみてください。
参考までに、写真のバイクには20cmのスペースがあります。

取り付けはハンドル部分とヘッドチューブの3点留め

 

4. ランチボックスを持って冒険に出かけよう

Highs

  • ・ランチボックスのような大きいサイズ感
    ・防水素材、止水ジッパーで全天候型
    ・サイコンマウントに干渉せず取り出しやすい
    ・可愛いデザイン(グラベル/ツーリングバイク向き)

Lows

  • ・高さがあるため取り付け可能なバイクが限られる

CDCバーバッグのデザインや特性から、トレーニングライドのような走り方にはあまりフィットしませんが、グラベルライドや真夏のドボンライドなど、非日常のアドベンチャー系シーンでは一番持ち出したいバッグ
前面にプリントされたフライングフィッシュのように、軽やかな冒険に出かけるきっかけを与えてくれます。

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