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Cycling & Fashion Journal for Road Cyclists

はじめてのGARMIN Edge<520J/820J/1030>比較購入ガイド

garmin edgeガーミンのピコ音
それはすべてのサイクリストの憧れであり、停車時にピコ音を出してドヤ顔してこそ、一流のサイクリストと言うことができます。

普通のサイコンで物足りなくなったすべてのサイクリストに、最適なガーミンエクスペリエンスをしていただくため、自分のライドスタイルに合った機種の選び方を一緒に見ていきたいと思います。

※8月にGarmin Edge1000シリーズから新たに[1030(英語版)]が発売され、さらに10月に[1030(日本語版)]が発売開始となったため、本記事は1月公開記事から情報を大きくリプレイスしています。

 

1. GARMIN Edgeシリーズは何ができるの?

Edgeシリーズでできること

GPSを搭載した高機能サイクルコンピュータとしてトップシェアを占める“GARMIN Edge – ガーミン エッジ”シリーズ(公式サイト)。

自分の走りが数値化されるとサイクリングがもっと楽しくなることはCATEYEなどのシンプルなサイコンを使っていてもわかるように、GARMIN Edgeはライドにおける自分のステータスをいろいろな面から可視化してくれます。それにより、いつもと同じコースを走ってマンネリ化しがちなライドに新しい発見をもたらすことができるし、知らないコースを自分で開拓していくことも楽しくなったりします。

速度、ケイデンス、心拍が標準で計測できるのはもちろんのこと、例えば、ソロライドでも仮想のライバルを設定してみたり、自分がどこを走っているか仲間に共有したり、別売りのパワーメーターを使ってFTP値を出したり。

こういったトレーニングの質を高めるための機能が豊富なのがEdgeシリーズの優れたところです。
さらに地図やナビ機能も使えるので、初めての道でも迷わず進むことができるようにもなります。

 

数あるメーカーの中でGARMINを選ぶ理由

多機能GPSサイコンを出しているメーカーは、ガーミンのほかにもポラールパイオニアなどがあり、最近ではライトで有名なレザイン新たなラインナップを出しています。

機能面で比較すると、各メーカー間でそれほど差異はないにもかかわらず、ガーミンの価格はほかのメーカーに比べてちょっと高め。それでも多くのサイクリストがガーミンに行き着く理由は、ユーザー数の多さ機能の安定性が大きいと思います。

ユーザー数の多さは、情報の入手のしやすさであり、ほかの人が使っているから自分も安心して使えるという心理的障壁の少なさがひとつ(GARMINを選んでおけばまず間違いない、という仲間のお言葉は大きいです)。

そしてガーミンはGPSサイコンの先駆者なので、他メーカーに先駆けてトレーニングするサイクリストに必要な機能を揃えてきました。他メーカーはそれを追随する形で機能を足しているため(地図機能やStrava連携とか)、各機能の安定感はガーミンに利があると言われています。

それを気にしなければ他メーカーでも問題なく使えますが、ガーミンのピコ音はガーミンオンリーワンであることは間違いありません。

 

2. 機種ごとの特長は?

ガーミンの高機能GPSサイコンは、500系/800系/1000系の3機種あります。それぞれの最新機種の機能を比較し、主な機能について説明します。

GARMIN Edge機能比較表

※スマホの場合、表を横スクロールできます

 機種 garmin edge 520jEdge 520J garmin edge 820jEdge 820J garmin edge 1030 NEW  Edge 1030
発売 2015.10 2016.9 2017.10.20(日本語版)
スペック サイズ(W×H×D) 49×73×21mm 58×114×19mm
解像度 200×265px 282×470px
重量 60g 67.7g 123g
操作 ボタン ボタン+タッチスクリーン(静電容量式)
バッテリー カタログ値:15時間(使用状況による) 20時間
機能 地図+ナビ
トレーニング機能
GroupTrack
事故検出
メッセージング
ルート自動生成
価格 セット* ¥49,800(税抜) ¥59,800(税抜) ¥86,000(税抜)
単体 ¥36,000(税抜)
特長 地図以外は必要充分 多機能 最も多機能・大画面
購入リンク Amazon(セット)
Amazon(単体)
Amazon(セット) Amazon(セット)

*セット:ハートレートセンサー、スピードセンサー、ケイデンスセンサー付属。

  • ・大きさや重量は520Jと820Jがほぼ同じで、1030だけ一回り大きいサイズになります。
    ・機能面では1030が最も多機能となり、地図+ナビ機能の有無が520Jとそれ以外の大きな違いです。

Garmin Edgeの主な機能詳細

地図+ナビ

820Jと1030は標準で地図を搭載しており、その地図を元に目的地までのルート設定を端末で行うことができます(1030はルート自動生成機能も追加)。
520Jは標準では簡易地図しかありませんが、PCを経由して詳細地図をインストールすることが可能。ナビもガーミンコネクトやPC経由で設定すれば利用することができます。

また内蔵されている気圧高度計により、現在走っている道の斜度も表示できます(数秒遅れて表示されますが)。

トレーニングデータ計測(機能抜粋)

・StravaやGarminConnectのセグメント対応

コース上に設定された特定のセグメント(区間)を走ったタイムをオンラインで競うことができる機能。仲間と一緒に走れなくてもトレーニングのモチベーションを上げることができます。

・バーチャルパートナー

あらかじめ設定した速度や、過去に記録された自分の速度を仮想のパートナーとして一緒に走ることができ、自分がパートナーに対して先行しているか遅れているかがガーミン上に表示されます。
自分が以前より速くなっているか、あるいは前より追い込みが足りないかなどが、1人で走っていても視覚的にわかるので、モチベーションが維持できるドM機能です。

・Live Track
自分の今走っている位置をWeb上に公開します。

自分のアカウントとつながっている仲間に今どこを走っているか知らせることが可能。

・FTP+VO2Max計測

別売りのパワーメーターを利用して、自分が1時間全力で出し続けられるパワー出力を示すFTP値(W)を表示可能。
またパワーメーターと心拍計を併用して、自分の持久力を数値化したVO2Max(最大酸素摂取量)を表示し、現在の負荷レベルを知ることができます。

Group Track

同じGroupTrack機能があるガーミン同士の位置情報を、ガーミンの画面内に表示させることができます。
グループライドで集団が分かれてしまったときでも、仲間が今どこにいるか走りながらわかるので、グループ内の安心感や連帯感が生まれます。

事故検出

820Jと1030には加速度計がついていて、事故による衝撃を受けたと判断されると、位置情報を緊急連絡先に送信するようになっています。事故の可能性も少なくないロードサイクリングで、ご家族や知人が心配しないためのきめ細かなサービスです。

 

3. 結局どれがいいの?

520J – ナビを頻繁に使わなければこれで充分

garmin edge 520j僕が現在使っているガーミン。
トレーニング系の機能は上位機種と差異がないので、地図とナビがそれほど頻繁に必要なければ520Jで充分です。

はじめて行く道であれば、ルートラボのルートデータを予めガーミン内に入れておいたり、スマホで代替したりすることで不自由することはありません。

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*スピードセンサー/ケイデンスセンサー/心拍センサーを持っていなければセットを購入します

820J – ナビを求めるならこれ

garmin edge 820j520Jの機能で必要十分なケースが多いとはいえ、ガーミン本体でナビを設定できると便利なのは確かです。
いつも違う道を行くことが多い場合は同じサイズの820Jを選んでおいたほうが安心。価格差も1万円なので、余裕があればこちらを選びます。

また機能面でも、グループトラックや事故検出など、ライドをより便利に安全にしてくれる機能が備わっています。

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*820Jはセット販売のみ

1030 – 開拓精神溢れるサイクリストに

garmin edge 1030ナビ機能のあるハイエンドモデル。旧モデルの1000J(2014年11月発売)から新機種の登場が待たれていましたが、10/20に新モデル1030(日本語版)が発売されました。英語版はすでに2017年8月より発売しており、日本語ローカライズ版が後発となります。
ちなみにGarmin Japanは今後発売される新商品のローカライズ版の名称には“J”を付与しないと発表しているため、名称は英語版もローカライズ版も“1030”となっています(ややこしいので注意)。

3年の期間を経てアップデートされた機能は多岐にわたり、1000Jユーザーにとってはリプレイス価値を見出だせると思います。

1000J→1030の主な変更点

  • ・筐体のデザインが大幅に変更され、ボタン類が底面に移動
    ・筐体サイズはほぼ同じ
    ディスプレイサイズアップ(3.0インチ→3.5インチ)
    画像解像度アップ(240×400px→282x470px)
    ストレージ容量アップ(8GB→16GB)
    ・重量微増(114.5g→123.0g)
    バッテリー駆動時間アップ(15時間→20時間)
    ・さらに拡張バッテリー(¥16,000)を同時に装着できる純正マウントも発売
    ・グローブ着用でも使いやすい改良されたタッチスクリーン
    ・ライダー同士のメッセージング機能
    ・Garmin Connectに蓄積された走行ログからサイクリング用ルートを自動生成(Trendline™ popularity routing)
    値上げ(セット¥69,800→¥86,000!)

基本スペックの底上げはもちろん、特筆すべき点はバッテリー駆動時間の向上拡張バッテリーの存在、そして「ルート自動生成機能」。
実際に体験していないためルートの精度は確認できませんが、長時間サドルの上で過ごしながら未踏の地を開拓することに喜びを感じるサイクリストにとって魅力的な機能であることは間違いありません。機能の詳細は公式サイトでご確認ください。

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* * *

ガーミンをつけるとサイクリストとして一歩階段を登った気分になります。いつものライドがはるかに楽しくなるので、上記を参考に自分に合った機種を選んでくださいね。

Garmin Edgeと一緒に持っておくと便利なもの

Garmin vivosmart HR J

ガーミンが出している光学式の心拍測定機能が付いているスマートウォッチ。時計のフェイスの裏側にあるセンサーで心拍を読み取り、Garmin Edge側にリアルタイムに表示させることができます。
Edgeとvivosmartを一度ペアリングすれば、毎回起動したときすぐに連携してくれます。またチェストベルトも不要なので、心拍計測が非常に捗ります。
日常生活もちょっとだけ楽しく、便利になります(レビュー記事はこちら)。