はじめてのGARMIN Edge<130/520J/820J/1030>比較購入ガイド

ガーミンのピコ音。
それはすべてのサイクリストの憧れであり、停車時にピコ音を出してドヤ顔してこそ、一流のサイクリストと言うことができます。

普通のサイコンで物足りなくなったすべてのサイクリストに、最適なガーミンエクスペリエンスをしていただくため、自分のライドスタイルに合った機種の選び方を一緒に見ていきたいと思います。

※2018/6/7に新たなラインナップ“Edge130”が追加されたため情報を刷新しています。

1. GARMIN Edgeシリーズは何ができるの?

Edgeシリーズでできること

GPSを搭載した高機能サイクルコンピュータとしてトップシェアを占める“GARMIN Edge – ガーミン エッジ”シリーズ(公式サイト)。

自分の走りが数値化されるとサイクリングがもっと楽しくなることはCATEYEなどのシンプルなサイコンを使っていてもわかるように、GARMIN Edgeはライドにおける自分のステータスをGPSを用いて更に多方面から可視化してくれます。それにより、いつもと同じコースを走ってマンネリ化しがちなライドに新しい発見をもたらすことができるし、知らないコースを自分で開拓していくことも楽しくなったりします。

速度、ケイデンス、心拍が標準で計測できるのはもちろんのこと、例えば、ソロライドでも仮想のライバルを設定してみたり、自分がどこを走っているか仲間に共有したり、パワーメーターを使って出力をリアルタイムに把握したり。

こういったトレーニングの質を高めるための機能が豊富なのがEdgeシリーズの優れたところです。
さらにナビ機能も使えるので、初めての道でも迷わず進むことができるようにもなります。

数あるメーカーの中でGARMINを選ぶ理由

多機能GPSサイコンを出しているメーカーは、ガーミンのほかにもXplovaLezyneWahooなどがあります。

機能面で比較すると、各メーカー間でそれほど差異はないにもかかわらず、ガーミンの価格はほかのメーカーに比べてちょっと高め。それでも多くのサイクリストがガーミンに行き着く理由は、ユーザー数の多さ機能の安定性が大きいと思います。

ユーザー数の多さは、情報の入手のしやすさであり、ほかの人が使っているから自分も安心して使えるという心理的障壁の少なさがひとつ(GARMINを選んでおけばまず間違いない、という仲間の言葉は大きい)。

そしてガーミンはGPSサイコンの先駆者なので、他メーカーに先駆けてトレーニングするサイクリストに必要な機能を揃えてきました。他メーカーはそれを追随する形で機能を足しているため(地図機能やStrava連携とか)、各機能の安定感はガーミンに利があると言われています。

それを気にしなければ他メーカーでも問題なく使えますが、ガーミンのピコ音はガーミン唯一のものであることは間違いありません。

 

2. 機種ごとの特長は?

ガーミンの高機能GPSサイコンは、従来500系/800系/1000系の3機種ありましたが、2018年6月に新たに100系が追加。それぞれの最新機種の機能を比較し、主な機能について説明します。
※ちなみにGarmin Japanは、2017年以降発売される商品のローカライズ版の名称には“J”を付与しない方針としているため、発売時期によってJが付いているものといないものが混在しています(ややこしいので注意)。

GARMIN Edge機能比較表

 機種

 NEW  Edge 130

garmin edge 520j

Edge 520J

garmin edge 820j

Edge 820J

garmin edge 1030

Edge 1030

発売  2018.6.7 2015.10 2016.9 2017.10
スペック サイズ(W×H×D) 41×63×16mm 49×73×21mm  58×114×19mm
ディスプレイ 1.8インチ モノクロ 2.3インチ カラー   3.5インチ カラー
重量 33g  60g 67.7g 123g
操作  ボタン ボタン ボタン+タッチスクリーン(静電容量式)
バッテリー 13時間 15時間 15時間  20時間
機能 地図+ナビ △ 
トレーニング機能 ◯ 
GroupTrack  –
事故検出 手動のみ 
メッセージング – 
ルート自動生成 – 
価格 セット* ¥29,800(税抜) ¥49,800(税抜) ¥59,800(税抜) ¥86,000(税抜)
単体 ¥23,800(税抜) ¥36,000(税抜)
特長 エントリー向け スタンダード 多機能 最も多機能・大画面
購入リンク Amazon(セット)
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*セット:ハートレートセンサー、スピードセンサー、ケイデンスセンサー付属。

Garmin Edgeの主な機能詳細

地図+ナビ

820Jと1030は標準で昭文社の日本詳細道路地図を搭載しており、その地図を元に目的地までのルート設定を端末で行うことができます(1030はルート自動生成機能も追加)。
520Jは標準では簡易地図しかありませんが、PCを経由して詳細地図をインストールすることが可能。ナビもガーミンコネクトやPC経由で設定すれば利用することができます。
130の場合、詳細地図は表示できませんが、ガーミンコネクト経由でルートを転送し、曲がり角のポイントがわかるナビ機能を備えています(複雑な都市部の道だと少し迷うかもしれません)。

また内蔵されている気圧高度計により、現在走っている道の斜度も表示できます(数秒のタイムラグあり)。

トレーニングデータ計測(機能抜粋)

・StravaやGarminConnectのセグメント対応

コース上に設定された特定のセグメント(区間)を走ったタイムをオンラインで競うことができる機能。仲間と一緒に走れなくてもトレーニングのモチベーションを上げることができます。

・バーチャルパートナー

あらかじめ設定した速度や、過去に記録された自分の速度を仮想のパートナーとして一緒に走ることができ、自分がパートナーに対して先行しているか遅れているかがガーミン上に表示されます。
自分が以前より速くなっているか、あるいは前より追い込みが足りないかなどが、1人で走っていても視覚的にわかるので、モチベーションが維持できるドM機能です。

・Live Track

自分の今走っている位置をWeb上に公開します。
自分のアカウントとつながっている仲間に今どこを走っているか知らせることが可能。

・FTP+VO2Max計測

別売りのパワーメーターを利用して、パワー出力を示すFTP値(W)を表示可能。
またパワーメーターと心拍計を併用して、自分の持久力を数値化したVO2Max(最大酸素摂取量)を表示し、現在の負荷レベルを知ることができます。

Group Track

同じGroupTrack機能があるガーミン同士の位置情報を、ガーミンの画面内に表示させることができます。
グループライドで集団が分かれてしまったときでも、仲間が今どこにいるか走りながらわかるので、グループ内の安心感や連帯感が生まれます。

事故検出

端末には加速度計がついていて、事故による衝撃を受けたと判断されると、位置情報を自動的に緊急連絡先に送信するようになっています(130のみ手動)。事故の可能性も少なくないロードサイクリングで、ご家族や知人が心配しないためのきめ細かなサービスです。

 

3. どれを選べばいいの?

Garmin Edge比較

Edge 130 – 優れたGarmin体験を身近に

2018年6月に新たに追加されたモデル。従来は本格的なGPSサイコンを求める場合、ガーミンでは高価なEdge520Jからしか選択肢がありませんでしたが、コスパの高い競合の台頭もあり、2万円台で購入できる高機能モデル「Edge130」が投入されました。

520Jと比較した大きなメリットは、価格重量(約半分の33g)の2つ。
逆に主に不足している点は、ディスプレイ(モノクロで小さい)とナビ(簡易なものしかない)、そして一部の計測項目(パワーが平均/ラップ/最大のみ)。
ただしほとんどのサイクリストにとっては十分な機能が備わっているので、Garminモデルが欲しい場合はまずEdge130が検討すべき選択肢となりました。

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Edge 130 セット
Edge 130 単体 

*スピードセンサー/ケイデンスセンサーが付属

Edge 520J – すべてのサイクリストに最適なスタンダードモデル

僕も持っている機種で、トレーニング系の機能は上位機種とほとんど差異がないので、地図とナビを毎回のように使わなければ520Jは十分すぎるモデル。
はじめて行く道であれば、ルートラボのルートデータを予めガーミン内に入れておいたり、スマートフォンで代替したりすることで不自由することはありません。

ディスプレイサイズが適度で、物理ボタンという点も良い(冬用グローブをしていても操作に困らない)。

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Edge 520J セット
Edge 520J 単体 

*スピードセンサー/ケイデンスセンサー/心拍センサーを持っていなければセットを購入します

Edge 820J – ナビを求めるサイクリストへ

520Jの機能で必要十分なケースが多いとはいえ、ガーミン本体でナビを設定できると便利なのは確かです。
いつも違う道を行くことが多い場合は同じサイズの820Jを選んでおいたほうが便利。価格差も1万円なので、余裕があればこちらを選びます。

また機能面でも、グループトラックやルートプランナーなど、ライドをより便利に安全にしてくれる機能が備わっています。

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Edge 820J セット
Edge 820J 単体

Edge 1030 – 開拓精神溢れるサイクリストに

ナビ機能のあるハイエンドモデル。旧モデルの1000J(2014年11月発売)から新機種の登場が待たれていましたが、2017年10月に新モデル1030(日本語版)が発売されました。

3年の期間を経てアップデートされた機能は多岐にわたり、1000Jユーザーにとってはリプレイス価値を見出だせると思います。

1000J→1030の主な変更点

  • ・筐体のデザインが大幅に変更され、ボタン類が底面に移動
    ・筐体サイズはほぼ同じ
    ディスプレイサイズアップ(3.0インチ→3.5インチ)
    画像解像度アップ(240×400px→282x470px)
    ストレージ容量アップ(8GB→16GB)
    ・重量微増(114.5g→123.0g)
    バッテリー駆動時間アップ(15時間→20時間)
    ・さらに拡張バッテリー(¥16,000)を同時に装着できる純正マウントも発売
    ・グローブ着用でも使いやすい改良されたタッチスクリーン
    ・ライダー同士のメッセージング機能
    ・Garmin Connectに蓄積された走行ログからサイクリング用ルートを自動生成(Trendline™ popularity routing)
    値上げ(セット¥69,800→¥86,000!)

基本スペックの底上げはもちろん、特筆すべき点はバッテリー駆動時間の向上拡張バッテリーの存在、そして「ルート自動生成機能」。長時間サドルの上で過ごしながら未踏の地を開拓することに喜びを感じるサイクリストにとって魅力的な機能であることは間違いありません。

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Edge 1030セット*
*1030はセット販売のみ

* * *

ガーミンをつけるとサイクリストとして一歩階段を登った気分になります。いつものライドがはるかに楽しくなるので、上記を参考に自分に合った機種を選んでくださいね。

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