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sponsored by Nippon Computer Dynamics
starring/Rokuto
text & photo/Tats [PR]
Zwiftをはじめとしたインドアサイクリングが楽しめるスマートトレーナー。
その使い方はサイクリストそれぞれです。トレーニングメニューを日々淡々とこなしてベースアップを図ったり、仲間と時間を合わせて競ったり、レースイベントに積極的に参加したり。
ただ家にスマートトレーナーがあるからといって、いつもトレーニングしなければならないわけではありません。私生活の時間も大切にしながら、大好きな自転車とうまく関わりたいという人は少なくないと思います。
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Specialized Vengeに乗る、ロードバイク歴4年のRokutoは、そんなサイクリストのひとり。
スマートトレーナー「xplova NOZA S」を生活の一部として取り入れることで、身体のパフォーマンスを保ちながら、仕事やほかのライフスタイルとのバランスをとっています。
ほかのNOZA Sレビュー記事はこちら
基本レビュー編
セットアップ編
スマートトレーナーのある空間
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都内のメゾネットタイプのマンションにひとり暮らしをするRokuto。
階段を上った先にあるワンルームは、彼ならではのセンスが散りばめられています。
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明るい光の差し込む生活空間の中に、さまざまな家電や家具、無造作に置かれたスキンケア用品、そして自転車や工具が入り混じりながら、なにか統一感のある空間。
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そうした空間の中心部分で存在感を放っているのが、スマートトレーナー。
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Rokutoは仕事柄出張が多いため、平日にまとまったライドの時間をとれることは稀。
そんな彼が以前からどうしようかなと思っていたのが、スマートトレーナーのこと。
やっぱりコロナや梅雨の時期からスマートトレーナーに興味が出始めました。思うように乗れなかったし、周りが結構買い始めたのもあって。寒くなるとあまり外に出たくなくなるし、今がちょうど導入に良い時期なんだろうなって。
生活の流れの中でパフォーマンスを上げる
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そうして今シーズン試してみようと使っているのが、Xplovaの「NOZA S」。
10万円を切る価格ながら、最大出力・最大斜度・パワー計測精度など、ハイエンド機に匹敵する性能を持つ1台。2020年の登場後、外出自粛期間の影響もあり、初回入荷分は即完売し、今も継続的に売れ続けています。
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そんなNOZA Sを、Rokutoは生活の一部に取り入れるように使っています。
基本的にワークアウトメニューをやるのではなく、コースを気ままに選んで時間を決めて走っています。いつもだいたい30分〜60分。
最初はワークアウトをやってみたのですが、どうしても「やらなきゃ」という義務感が先行して、生活がトレーニング中心になってしまう。
コースに合わせて一定パワー以上でペダルを回すだけでも、斜度を再現するスマートトレーナーなら負荷は結構かかって充分に疲労するし、週に1〜2回やるだけで充分な運動量になる。もちろん実走のパフォーマンスもちゃんと上がります。
こうすれば、生活の流れの中に、自然に自転車に乗ることが組み込めるのが良いですね。
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MacbookをHDMIでテレビにつなげてZwift画面を表示。時間がないときはiPadアプリを使ってさくっとやることも。
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平日は仕事が忙しいこともあり、時間や曜日を決めて乗るということはしない、と言います。
その代わりちょっと時間が空いたり、気分的に乗りたいと思ったら、すかさずZwiftを起動して短い時間でもライドするようにしています。
休日に外を走るとき以外、バイクはずっとNOZA Sにセットしています。そうすれば乗りたいときにすぐ始めることができます。
セット自体はそんなに面倒ではないですね。NOZA Sはずっとテレビの前に置きっぱなしだし、後輪を外して取り付けるだけなので。
ただスルーアクスルを取り付けるとき、フリーホイールにアーレンキーが当たってしまうところだけは気になります。これスマートトレーナーの構造上どうしようもないですよね。
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基本は平日のパフォーマンス維持のために使うスマートトレーナーですが、休日に乗ることもあります。
休日のバーチャルライドは完全に息抜き用です。土日のどちらかは外を走って結構疲れてしまうので、外を走らない日にちょっと脚を回して疲れを抜いたり、気分転換したりします。
こうやって緩急つけながら続けるようにしています。
自然な乗り心地のNOZA S
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前作のNOZAよりも大型化したフライホイールで、より大きな慣性が発生し、実走感が向上したNOZA S。そのフィーリングについてはこう語っています。
実走感は充分です。斜面でかかる負荷も自然な感じ。パワー精度も、実走のときとほとんど違いは感じないですね。
不満点を挙げるとすれば、これはNOZA SではなくZwiftアプリ側の欠点ですが、バーチャルの画面だといまいち斜面の変化が目で追いづらいんですよね。どれくらい斜度が変わったかが、右上に表示されている数値でしか把握できない。なのでペダルが不意に重くなったりしますが、こればかりはコース慣れするしかないです。
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また彼のように集合住宅に住んでいると、騒音の問題が気になるかもしれません。
でもNOZA Sから出る音はとても静か。気になるのは本体よりもチェーンの駆動音ですが、もちろんこれまで隣人からクレームが入ったことはないとのこと。
自転車から降りても、日常は続く
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扇風機を最大風力にしていても、汗はたらたらと落ちてきます。
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この日は1時間ほど走り続け、力を出し切ったところで少しクールダウン。
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オールアウトしたあとは、軽くシャワーを浴びて汗を流します。
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RokutoがZwift後に楽しみにしていることのひとつが、中国茶を淹れてゆっくりと飲む時間。
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お湯を入れて茶葉を蒸らし、一旦急須のお湯を捨てる。もう一度お湯を入れてじっくりと成分を抽出する。こうした工程を面倒がらずにじっくり行います。
昔スタバでバイトしていましたが、自宅でコーヒーはあまり入れないですね。中国茶が好きなんです。香りが良いので、Zwiftやって高ぶった気分とか身体の状態がだんだんと落ち着いていく。
あとお湯入れれば際限なく何杯でも淹れられるんですよね、中国茶って。いつが終わりかわかんない(笑)。水分もとれるし、長く楽しめるのが良いんです。
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バーチャルライド単体ではなく、その前後も連続した時間の繋がりだと感じさせてくれる家での過ごし方。
こうしてうまくお家時間にバーチャルライドを取り入れることができれば、無理なく続けることができるし,QOLも自然と向上していくと感じさせてくれます。
NOZA Sで変わるライフスタイル
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スマートトレーナーを部屋に置くようになってから、自転車にまたがることがライフスタイルの一部のようになり、自転車と日常生活の繋がりがより親密になったRokuto。
パフォーマンス観点でも、NOZA Sを使うようになってから、週末のライドはよりアグレッシブな走りができるようになっています。ハードなライドとして知られるPas Normal Studiosのグループライドも難なく完走するほど。
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トレーニングツールとしてだけでなく、フィットネスやライフスタイルとしての楽しみ方も広げられるスマートトレーナー。
その中でもNOZA Sは、適度な価格設定もあり、多くのサイクリストにとって導入する価値がある1台です。
NOZA Sスペック
サイズ | 593.4×514.5×465.15㎜ |
重量 | 17㎏ |
最大対応出力 | 2500W |
最大シュミレーション斜度 | 18% |
フライホイールサイズ | 20.5㎝/5.9kg |
パワー計測精度 | +/−2.5% |
ファームウェア | アップデート対応 |
接続 | ANT+、Bluetooth、ANT+FE-C |
対応エンド規格 | QR*: 130㎜/135㎜ TA*: 12×142㎜/12×148㎜ |
定価 | ¥98,000(税抜) |
*QR=クイックリリース、TA=スルーアクスル
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