自転車カルチャーの本質を“着る”。MAAP「ウィメンズAPEXウィンタージャケット」レビュー

Starrring/Midori@mi__ride
Text by Ryuji@marusa8478

自転車の楽しみ方は人それぞれですが、LOVE CYCLISTを見てくれている読者の方は、特にファッションへの関心が強い方が多いかと思います。

LOVE CYCLISTをきっかけにサイクルウェアに興味を持ち、最近ロードバイクに乗り始めたライド仲間Midoriもそのひとり。彼女は自転車に乗ることはもちろん、それ以上に「おしゃれなサイクルウェアを着て走ることが楽しい」という生粋のファッション好き。

自転車を始めるにあたって購入したオーストラリアのブランド“MAAP”の『WOMEN’S APEX WINTER JACKETについて、元ファッションアドバイザーの経験を踏まえた、新鮮な目線で話してくれました。

Peloton de Paris2022春夏コレクション

レビュアー

Midori@mi___ride):前職はアパレルショップの店頭で洋服を販売した経験を持ち、世界中の服屋を巡るために世界一周したほどの服好き。サイクルウェアに対する感度も高く、日頃からLOVE CYCLISTでサイクルウェアの情報をチェックしている。今後の目標は「格好だけではなく、ちゃんと走れるサイクリストになること」。

ウィメンズAPEXウィンタージャケット

WOMEN’S APEX WINTER JACKET – ¥35,000

「APEX」シリーズは“APEX(=頂点)”という言葉通り、最も寒さがピークに達する季節に対応できるウェア。
今回レビューする“APEXウィンタージャケットは、そういった厳冬期に必要な保温性・防風性・防水性を持ち、またハイテンポなライドにも対応できる高い伸縮性まで備えた高性能ジャケットです。

“パーソナルカラー”によるウェア選び

Ryuji:Midoriは自転車を始めて間もない中で、MAAPというハイブランドを選択しました。元々アパレルブランドで働いていたということですが、自転車ウェア選びにはどんな点を重視しましたか?

Midori:指標にしようと思ったのは、自分の肌色に合う色味の展開があるかどうかブランドの性格みたいなものです。
色味に関しては、最近“パーソナルカラー”というのがアパレル業界では一般的になっていますが、人にはそれぞれ似合うベースカラー(イエローベースまたはブルーベース)というものがあります。

私の場合、瞳の色や肌の色などから見てブルーベースカラーが似合いますが、選んだジャケットの「MULBERRY」もまさにブルーベース。私にとってはすごく顔馴染みのいい色でした。

カルチャーの本質を感じるブランド

Midori:また、Instagramで見つけたMAAPのアカウントには、しっかりとライダーが走る姿で訴求されていて、しかもその写真がかっこ良くて、そういったところにも惹かれました。

Ryuji:ファッションだけではなく、ちゃんと走れるサイクリストを目指したいということでしょうか?

Midori:はい、あくまでも自転車なので走れなかったらかっこ悪いかなって。私のような“形から入った“人にとって、自転車カルチャーの本質を感じられるブランドを選択することが、いち早く上達する近道にもなると感じたんです。だからMAAPのウェアを購入することにしました。

Ryuji:“洋服選び”と“走り”の目線をかけ合わせた結果、MAAPという選択肢になったということですね。

着心地とサイズ感

サイズ: XXS(身長154cm/胸囲82cm)

Ryuji:実際にMAAPのウェアを着てみてどう感じましたか?

Midori:すごくフィット感が良いです。体にしっかりと密着しますが、動きに合わせて伸縮するので、タイトに感じることはありませんでした。ちなみにサイズは、サイズガイドを確認して「XXS」を購入しました。

また着丈の長さが短めに作られていて脚に干渉しづらく、ハイウエストになり脚を長く見せてくれるのも嬉しいポイントです。

控えめに入るブランドロゴもいいアクセントになりますし、色々なボトムスに合わせやすいですね。

バックポケットは深さがあり収納力◎。水を排出するウォーターホールも。

強度によって通気性が変化

Ryuji:一緒に峠道を走りましたが、下りはとても寒かったですね。

Midori:手がむちゃくちゃ寒かったです。でもジャケットはしっかりとした厚みがあって風を通さないので、体はこのジャケットの下にインナーと長袖ジャージを着ておけば大丈夫でした。ウィンドジャケットなどの羽織りはいらないかなと思います。

逆に登り始めでテンポが上がって体が温まってきたときには、少し風が入り込んで、蒸れる感じがほとんどなく、丁度いい体温に保たれていた感覚がありました。

Ryuji:このジャケットの“Schoeller’s C-change™”という素材は、状況に応じて繊維の構造が変化し、強度を上げると通気性が高まる画期的な素材のようです。つまり今回Midoriは設計通りの性能を体感したということですね。

Midori:そうだったんですね…!

小雨程度であれば表面で水分を弾いてくれる

縫い目からの浸水を防ぐ止水テープ加工

オマージュを感じながらウェアリングを楽しむ

Ryuji:Midoriが最初に「カルチャーの本質を感じられる」と言ったように、ブランド設立当初からロードやシクロクロスのプロチームとパートナーシップを結んできたMAAPからは、常にレースへのオマージュを感じ取ることができます。

自転車に乗って走ることを楽しむ僕たちサイクリストにとって、レースから得られるフィードバックはとても貴重ですから、こういった感性を大切にするブランドは今後も注目していきたいですね。

Midori:はい、これからも素敵なウェアと一緒に走りを楽しみたいです。

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