Kabuto『REZZA-3』:ファーストヘルメットに最適な、ロングセラーの進化型。

OGK Kabuto Rezza-3レビュー

Kabutoの「REZZA(レッツァ)」シリーズは、同ブランドの定番モデルとして長年支持されてきた。
初代REZZA(2017)からREZZA-2(2020)、そして今回のREZZA-3(2025)へと進化を重ねる中で、常にこれからロードバイクを始めたい人や、気軽なスタイルを楽しみたい人のためのポジションを貫いている。

ニューモデルの『REZZA-3』は、シリーズの特性を受け継ぎながら、被りやすさ・見た目・機能においてバランスの取れたアップデートを遂げた。その特徴を見ていく。

Model / Hiro, Non, & Karen
Text & Photo / Tats [PR]

REZZA-3(レッツァ3)

シリーズ3代目となる『REZZA-3』(¥12,100)

サイズ(重量) S/M: 頭囲55-58cm(260g)
M/L: 頭囲57-60cm(280g)
XL/XXL: 頭囲61-64cm(290g)
安全基準 CE-EN1078(欧州)
JCF公認(日本)
カラー 全5色
価格(税込) 12,100円

REZZA-3製品詳細ページ(公式サイト)

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先代のREZZA-2と比較すると印象は大きく変わっている。帽体はよりコンパクトになり、頭部がすっきりとした印象になった。見た目通り後頭部の装着感も深くなって、ホールド感も向上。見た目とフィット感の両面で、使いやすさが磨かれている。
またS/Mサイズが新たに加わり、頭の小さなサイクリストも着用できるようになった。

かぶったときの“頭が大きく見える”印象が抑えられ、見た目に敏感なサイクリストにとっては導入のハードルが下がっている

新しいアジャスター構造、アンチスリップバックル、フロントバイザーの付属といった実用面でも進化

 

コンパクトなシルエット

REZZA-3の第一印象として挙げられるのは、従来よりも明らかにすっきりしたフォルム。帽体の丸みが抑えられ、頭部が大きく見えにくいシルエットになっている。
ヘルメットの見た目に抵抗を感じる人でも、比較的違和感なく被ることができる。

カラー名:ツートンホワイト

カラー名:ツートンブラック

また、ホワイトやブラックのカラーはKabutoロゴが目立ちにくいため、従来の“Kabutoっぽさ”を感じる主張が控えめになっている点もポイント。見た目を気にするサイクリストにとって、ブランドロゴの存在感が強すぎないのはうれしい仕様。

 

深いフィット感

REZZA-3は“かぶりの深さ”がしっかり確保されており、後頭部まで包みこまれるフィット感が得られる。スポーツバイクに乗り慣れていない初心者にとっても、「守られている」という感覚は安心感に直結する要素。

新構造のアジャスターもサポート性が高く、フィット調整のストレスは少ない

 

シールド対応&バイザー付きのマルチユース

REZZA-3は別売のシールド(AR-5 / ARS-3)に対応しているので、眼鏡をかけるサイクリストにも最適。

着脱可能なフロントバイザーが標準付属。ロードだけでなくグラベル用途などにも使える。

 

気軽に走り始めたい人の「等身大の選択肢」

REZZA-3は、エントリーグレードの中でも見た目・装着感・機能性のバランスが非常に取れたモデルであり、ロードバイクに乗るファーストヘルメットや、ステップアップしてレースに出たいサイクリストが選ぶヘルメットとしてすごく理にかなっている。
過度な主張がないため、スタイルに馴染みやすく、それでいて安全面でも信頼が置ける(JCF公認)。

シリーズとしても、長年にわたるロングセールスの実績があり、安心して手に取れるのが良い。
“最初の1つ”として、また“気軽なサブ用”として、REZZA-3は今も変わらず、等身大の選択肢となっている。

Pros

– Kabutoらしくない、控えめなルックス(特にホワイトとブラック)
– コンパクトな帽体設計で、初心者にも被りやすい
– 深めのかぶりで安心感のあるフィット
– シールド・バイザー対応で多用途に使える

Cons

– 軽量性やエアロ性能を重視する人には物足りない
– 高級感を求める人にはやや素朴に映る可能性

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Model / Hiro, Non, & Karen
Text & Photo / Tats
[PR]提供 / OGK KABUTO