※サードウェーブ系男子がロードバイクでトレーニングしたら、というお話。元記事をリスペクトして。
いまどきの「上質なトレーニング」ってどんなものだろう。
もちろん決まりきった答えなんてないけれど、自分なりに満足感や成果を実感できるのがポイントなのは間違いないはず。
ただ負荷をかけて走るだけではなく、トレーニングを始める前から終わったあとまで、自分なりにやることを工夫して、ひとつひとつ丁寧にこなすことで、きっとトレーニングはつらいだけではなくもっとおしゃれで楽しいものになるはず。
そんな考えに基づいた上質なトレーニングの一例として、とあるビアンキ乗りのトレーニング風景を覗いてみましょう!
前日は明日のトレーニングのイメージをしながら早く寝る
ビアンキを買ってから1年。最近は仲間もたくさんできて毎週一緒に走っている。明日も午前中に一緒にトレーニングする約束。
朝バタバタしなくて良いように、ジャージのバックポケットに入れるものを用意し、タイヤの空気も入れておいてから、いつもより早くベッドに入る。仲間と一緒に競い合う時間は本当に楽しみ。
洋服を選ぶように、その日の気分でジャージを決める
天気もよく気持ちのいい朝だ。
今日はトレーニング走だけれど、気持ちの上がり方が変わるから着るものにはちゃんとこだわりたい。
ちょっとおしゃれにキメたいときはシンプルなRaphaのジャージとビブでコーディネート。
がっつり走り込みたいときはMAAPのジャージにしたりもする。
そんなに数は持っていないけれど、洋服を選ぶように毎朝の気分でジャージを選ぶと、気持ちがちょっと楽しくなる。
いい香りのシャモアクリームで気分を盛り上げる
半年前に彼女からプレゼントでもらって以来、Raphaのシャモアクリームをずっと愛用している。
普通のシャモアクリームと違って香りがとても良い。これをビブのパッドに塗りこむと、ほんのり天然ハーブの香りがただよってきて、楽しいトレーニングが始まるという気分に。
いつものトレーニングコースも変化を楽しむ
7時に仲間と合流してトレーニングを開始する。ピナレロに乗る一人の仲間がホイールを新しくしていた。かなり速くなったらしい。今日は負けていられないな。
コースは大体決まっているが、最近坂が速く登れるようになってきたので仲間と競ってみよう。
ホイールを替えた彼が調子よく、先をぐいぐい進んでいったので負けじとついていったが千切られてしまった。でも以前よりタイムが縮まって満足感たっぷり。
さあ、帰り道も気をつけて戻ろう。
トレーニングの最後はお気に入りのコーヒーショップへ
最近はトレーニングの最後にコーヒーを飲むことを習慣にしている。
といってもコンビニやインスタントコーヒーではなく、帰り道にあるカフェに立ち寄って、丁寧にドリップされた一杯を飲むという贅沢なひととき。
おいしいコーヒーが約束されていると、つらくてもペダルを回す力が湧いてくるし、最後には幸福感に包まれたまま終わることができるからやめられない。よく行くカフェもあるけれど、トレーニングコースの周辺にあるお店を「Good Coffee」を使って開拓するのも楽しい。
シャワーを浴びて午後は彼女とお家デート
カフェで疲れを癒やしたら仲間と別れ、家に帰ってシャワーをひと浴び。やっぱり運動後のシャワーは気持ちいい。最近はロクシタンで買ったヴァーベナのシャワージェルを愛用。とてもさわやかな気分になれる。
さっぱりしたら、ちょっと砂埃がついたロードバイクもサッと拭いて綺麗に。やっぱりピカピカの状態のビアンキが好きだ。
あ、もう13時になってしまった。30分後に来る彼女のために、昨日カルディで買ったジェノベーゼソースを使ってささっとパスタを作ろう。
お家デートは久しぶりだから喜んでくれるといいなあ。
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以上、いまどきのライフスタイルに合った「上質なトレーニング」の一例はいかがでしたしょうか。同じトレーニングでも何気ない習慣を少しだけ取り入れる、そんな新しい取り組みの参考になれば幸いです。
ただ成果だけをおいかけて必死で練習するだけでなく、一緒に走る人たちや自分を支えてくれる人と関わりながら、上質なトレーニングとは何かを考え、ちょっとした工夫をするだけで、トレーニングはもっと楽しいものになるのではないでしょうか。
Special Thanks to:
www.roomie.jp(2015年の「上質な暮らし」ってこういうことかも )