オークリーサングラスの新しいラインナップ「Trillbe(トリルビー)」を入手したので詳細をレビューします。
オークリーはJawbreaker(ジョウブレーカー)やRadar EV(レーダーEV)が有名なので、2016年末に発売されたばかりのトリルビーについてはまだ馴染みがないかもしれませんが、ロードバイク用アイウェアとしても最適なラインナップになっています。
※本製品はWiggleから提供いただいたものです。
Contents
1. Trillbeのスペック
Trillbe (スチール/バイオレット) 定価¥20,520
オークリーの中で「ライフスタイル」カテゴリに分類されるサングラス。そのカテゴライズ通り日常生活で使えるのはもちろんのこと、トリルビーについてはシングルレンズの広い視野でスポーツにも使えるような設計になっています。
スペック詳細
- ・超軽量特許素材O Matter™ 製フレーム
- ・スリーポイントフィットが快適なかけ心地と最適なレンズポジションを確保
- ・HDO®レンズテクノロジーによる裸眼に近い高解像度と最小限の歪み
- ・UVA, UVB, UVC,100%カット、青色光を400ナノメーターまで100%カットするPlutonite®レンズ
- ・米国工業規格ANSI Z80.3の高速・高圧衝及び光学テストを大幅にクリア
2. ディティール
最近周りでもちょっと流行っているカジュアルデザインを取り入れたスポーツサングラス。このモデルはチャコールグレーのフレームとバイオレットカラーのレンズの組み合わせです。
レンズは風の巻き込みを防ぐシールドレンズ。湾曲は少なめ。
フレームの形がとても面白い。特に鼻の部分。カジュアルっぽく見えるけれど一眼レンズでスポーティにも見える。全体的にはちょっと近未来的で、周囲からは面白いデザインと言われます(ちょっとPOCのサングラスに雰囲気が似ている)。
テンプルの色とレンズカラーが同じ紫で揃っていてとても大人っぽい雰囲気。
フレームはすべり止めなどはなくさらっとしたプラスチック感。
でもプラスチックではなく、オークリーが特許を取得しているO Matter(オーマター)という素材を使用しています。オーマターは、プロのアスリート競技で使えるレベルの耐久性を満たし、紫外線や熱・冷気に強い素材とのこと。
鼻あて部分は高さ調整はできないけれど、ぴったり鼻の付け根部分で引っかかるようになっています。そのため走行中はずれることはありません。
バイオレットカラーレンズは後ろから見ると黄色い。
レンズを通した見え方はこんな感じ。上が裸眼で、下がレンズを通した視界です。かけると少し黄色がかった世界になり、晴天時に最適な色味になります。
手持ちのRadar EV(USフィット)と並べて仲良く。視界を比較すると、縦幅はTrillbeの方が視野が広く、横幅はRadar EVに分があります。後方確認はRadar EVの方が若干やりやすいと思います。ただどちらも一眼レンズならではの広い視野であることは変わりありません。
Radar EV(左)と比べるとTrillbe(右)のイヤーステム幅は広めに作られています。そのため強いホールド感はありませんが、ノーズパッドで固定されるので走行中にずれることはありません。
3. 使用感
装着したときに最初に感じたのがその軽さと締めつけ感のなさ。テンプルとノーズの部分を顔のラインに合わせて無理なくフィットさせるようになっているので、長時間着けていてもストレスがありません。
とはいえ緩くてずれやすいというわけではなく、激しいライドになってもノーズの部分がずり下がったりするようなことはありませんでした。レーダーEVなどはステムでしっかり支えていてずれないつくりなので、トリルビーのこういうホールド感は不思議なかけ心地。
レンズは視野が広く歪みがないので、走行中に必要な情報がしっかりと視覚に入ってきます。前方の視界の広さはジョウブレイカーとほぼ同じ。湾曲の角度が緩めなので、横方向の視野は少し狭いです。後方確認時はしっかりと首を回してチェックする必要があると思います。
また「ライフスタイル」カテゴリのサングラスということなのでドライブにも使いましたが、視野が広く長時間運転していても目が疲れなくて快適。総じて日常生活でもロードバイクでも両方使える便利なアイウェアという感じです。
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まだ発売して日も浅く日本での取り扱いが非常に少ないラインナップなので、周りがジョウブレイカーばかりとか、ちょっと雰囲気の違うアイウェアを試してみたいときなど、トリルビーは新たな選択肢になると思います。
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