今年入籍したMei。
パートナーは大学のサイクリング同好会時代から付き合いのあるHirokiで、これまで一緒にタフなライドからゆるふわカフェライド、ツーリング、レースなど幅広いジャンルで自転車遊びをしてきました。
10月からは新居に引っ越し、念願のスマートトレーナーを部屋に設置。インドアサイクリング環境を整えてふたりでZwiftを楽しんでいるので、その様子をお届けします。
レビュアー
Mei(@meisan_no_yakata) Love Cyclistアソシエイト。学生時代からLove Cyclistに参画し、現在はデジタルマーケティング会社にも勤務するビジネスパーソン。ブルベやヒルクライムなどさまざまな自転車の楽しみ方に触れてきた中で、今は「ひと山、ひとカフェ」というライドスタイルを確立。 |
Hiroki(@_62nh) スポーツバイク歴5年の新社会人。10代の頃はモーターサイクルに没頭し、2016年アジア選手権レースでチャンピオンに輝く。高いフィジカルとスキル、そして逞しい筋肉を持ち、主に男性からの人気を集めている。 |
Review/Mei
Edit & Photo/Tats [PR]
提供/NCD(日本コンピュータ・ダイナミクス)
1. NOZAを中心に部屋をセッティング
自転車が好きな私たちの部屋。横に2台並ぶスマートトレーナーはXplovaの「NOZA V」と「NOZA S」。私が新型の「V」を使用しています。
もはやここまで自転車が空間の大半を占めると、リビングじゃなくてジム(笑)。よく仲間にも「大学の部室じゃないか」といじられますが、思い切り自分たちの好きが詰まった空間なので満足しています。
うちのクリスマス盛り上げ部隊サンタさんと(たぶん)トナカイ
Hirokiがアジア選手権(モーターサイクル)でチャンピオンになったときのトロフィー
HirokiはiPadで、私はMacでZwiftを準備
スマートトレーナーは20kg近く重量がありますが、敷いているXplova専用マットが頑丈なので賃貸の床を傷つける心配はありません。
2. お互いにパフォーマンスを高め合う
インドアサイクリングをする主な目的は、私は健康維持やダイエットで、彼はトレーニング。
目的は違っても、Zwiftのミートアップ機能を使ってふたりで同じコースを走ります。
ミートアップで合流してワークアウトを選択することで、脚力が違っても一緒にトレーニングができる
トレーニングだから同じタイミングでもがく。
どちらかがが足を緩めていたら、「おいおいゆるんでるぞ〜」と煽ったり、どちらかが踏み続けていると「よし、自分ももう少し!」と、ふたりならではの頑張る力が発揮されます。
外のライドではいつもパートナーに抑えて走ってもらっているので、違う脚力でも一緒に走れるのは、バーチャルならではの大きなメリットだと感じます。
Zwiftはバーチャル空間に映るものも面白く、「なんか変な建物あったw」「ここの区間坂えぐくない?」と感想を共有しあって走ることも。意外な楽しみ方ができるのは、ふたりライドならではの発見です。
私たちは共働きなので、平日はなかなか外ライドの時間を作ることができません。そんな中、家にいて短い時間でもできるインドアサイクリングの環境があれば、忙しい中でもライドを習慣化することができます。
仕事で心身ともに疲れていても、少しでもZwiftすると不思議なことに疲れが抜ける…!汗をかくことで、心も体もスッキリします。
ストレス発散にもなるインドアサイクリング。トレーニングやダイエットツールという側面だけでなく、QOL向上ツールでもあるんだな、と実感しています。
ときどきスマートトレーナー仲間と時間を合わせてミートアップすることも。おしゃべりしながら走れるのが良いね
3. 「S」と「V」の比較
スペック比較
モデル | NOZA V |
NOZA S |
発売 | 2022.8 | 2020.5 |
サイズ | 615 x 598 x 505㎜ | 593×515×465㎜ |
重量 | 18kg | 17kg |
最大対応出力 | 2200W | 2500W |
自動負荷調整 | あり | あり |
フライホイール | 3.4kg *電磁モーター増強 |
5.9kg |
パワー計測精度 | +/-2.0% | +/-2.5% |
ノイズレベル | より静音 | 58dB |
定価 | ¥129,800(税込) | ¥107,800(税込) |
我が家にある「NOZA V」と「NOZA S」の2台。
スペック上は後発の「V」の方が上回る点が多いのですが、乗り比べると「V」がはるかに優れている…というわけではなく、実走感についてはいい意味で「S」と「V」そこまで差はありません。
※NOZA Vは当初、Zwiftで勾配0からマイナス(平地→下り)になるとき、負荷の掛かり方が低く、高出力を出しにくい設定となっていましたが、11月頭のファームウェアのアップデートで改善されています(NOZA Sと比べても違いはわからないレベル)。
ただ「V」はボディ形状とスタビライザーから、安定性がしっかりしているなと感じます。
特にダンシングをするとき、「S」だと片方が浮いてしまうことがありますが、「V」は前方を支える支柱がしっかりとしていて、またスタビライザーもあるおかげで浮くことはなく、グッグッと押し込む感じ。だからパワーを上げて走るときも、余計な心配をせずに思いっきり踏み込むことができます。
「V」は腹部のLEDライトが強度に合わせて色を変えるので、横にいるHirokiからちゃんと踏めているか監視…ではなく、キツそうか否かをぱっと見でわかってもらうことができます(きついとき自分ではライトの色を確認する余裕はない)。
またセッティングのしやすさを考えると、「V」は持ち手があるので移動がラクです。
使っていないときは部屋の隅っこに置いておきたいので、持ち手があるのは意外と大事なポイントだったりします。
シッティングの走行感は「S」と「V」に大きな違いはない
NOZA Vのスペックについてより詳しく知りたい方は↓こちらの記事も参考にしてください。
ライド後はリラックス時間。
インドアサイクリングが終わったあとは、昂ぶった気持ちを落ち着かせるために、よくお香を炊きます。
その日の気分に合わせて香りをセット。
ゆらゆら揺れるお香の煙を見ながら温かい日本茶を飲むことで、自然とゆったりと落ち着いた気持ちに。
夜にZwiftをやるときは、1日が終わったな、と満たされた気持ちで眠りにつくのが幸せです。
4. スマートトレーナーと暮らしていく。
10月に新居に越してから1ヶ月インドアライドを続けて、パートナーのFTPは+8W、私の体重は-2kgほど変化がありました。
私は特に在宅ワークがメインで、外に出るのがめんどくさい〜と思っていてもできる運動習慣だったので、スマートトレーナーがなかった実家暮らしのときと比べてダイエット効果が高いなと感じています。
また、外ライドにもインドアサイクリングの効果が出ています。
土日に自転車を車に乗せて郊外で走ることが増えたのですが、都市部から外れるととにかく信号がなく、休めない!でも、Zwiftトレーニングのおかげでノンストップで走ることに慣れていたので、以前よりラクに楽しく走ることができるようになりました。
平日の気分転換も兼ねた運動習慣が、週末のライドにも良い影響を与えてくれるスマートトレーナーは、想像以上にQOLを満たしてくれています…!
これからも日常をNOZAとともに暮らしながら、パートナーと一緒に内と外それぞれのサイクリングを楽しもうと思います。
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