千葉県内房総地域で開催されているアートイベント『百年後芸術祭-内房総アートフェス-』(2024年3月23日〜5月26日)。地元の廃校や自然を舞台に、多様なアート作品が展示され、未来に向けてアートを通じたつながりを提案しています。
このたび、千葉を拠点とするコミュニティカフェ「OIKAZE」が百年後芸術祭-内房総アートフェス-とコラボし、房総の豊かな地形を背景にアートをめぐる特別なライドが開催されます。
事前にOIKAZEの代表Nobuさんとコースを走ったので、どのようなイベントになるか概要をお伝えします。いつものライドにはないアートな刺激を楽しみたい方はぜひお申し込みください。
text / Tats(@tats_lovecyclist)[PR]
内房総アートライド
イベント概要
主催 | OIKAZE – BIKE WITH COFFEE |
日時 | 2024年5月18日(土)9:30〜16:00 |
集合場所 | クルックフィールズ 千葉県木更津市矢那2503 |
コース | 走行距離67.1km / 獲得標高463m |
参加費用 | エリアごとの鑑賞券 ・クルックフィールズ 500円+入場券 800円 ・木更津駅周辺エリア鑑賞券 500円 ・富津岬周辺エリア鑑賞券 500円 ※ランチ等飲食費用は参加者さまでご負担 |
主催
OIKAZE(@oikaze_bwc) 千葉県市原市を拠点とするカフェ。地域おこし協力隊を発端として、主催者のNobu氏が古民家を改装してオープンした。サイクリスト同士の交流の場としても利用され、特別なコーヒーブレンドや地元の食材を使ったメニューを楽しむことができる。毎月房総を巡るさまざまなライド&イベントも企画している。 |
フォトグラファー
Tats Shimizu(@tats_lovecyclist) Love Cyclist編集長&フォトグラファー。スポーツバイク歴11年。ロードバイクを中心としたスポーツバイク業界を、マーケティング視点を絡めながら紐解くことを好む。同時に海外ブランドと幅広い交友関係を持ち、メディアを通じてさまざまなスタイルの提案を行っている。 フォト&ビデオグラファーとしても活動し、自然体で臨場感あるサイクリストの姿を捉えている。 |
百年後芸術祭-内房総アートフェス-とは
国内外のアーティストによる多様な作品が各地に展示される
「百年後芸術祭」とは、千葉県誕生150周年記念事業の一つとして行われる100年後を考える誰もが参加できる芸術祭。自然、文化資源、豊かな千葉を舞台にした、新しい未来をつくっていくためのサステナブルなプラットフォームです。
そして、その中で行われる「百年後芸術祭-内房総アートフェス-」は、市原市、木更津市、君津市、袖ケ浦市、富津の内房総5市が連携し、官民協同による初の試みとして開催する芸術祭です。
総合プロデューサーは、会場の一つである「クルックフィールズ」(木更津市)を営む音楽家の小林武史。
アートディレクターは、「いちはらアート×ミックス」(市原市)など地域に根ざした芸術祭を数多く手掛ける北川フラムが務めます。
「LIFE ART」として総勢77組の国内外のアーティストによる多様な作品が内房総の各地に展示されるほか、「LIVE ART」として音楽、映像、ダンス、テクノロジーが融合したライブパフォーマンスが開催され、食をテーマとした体験型プログラムなども展開されます。
100年後に残したいことはなにか?
100年後に残したくないことはなにか?
「環境と欲望」を両立させ、共振させていくにはどうすればいいのか?
芸術祭を通して、100年後を一緒に考えていきましょう。
コース概要
芸術祭が行われている木更津から富津を、裏道を添えてご案内。目玉となるクルックフィールズのほか、海側の街がまるごとアート会場。写真を撮ったり、鑑賞したりしながら巡っていきます。
アートの拠点となるクルックフィールズに集合。ここは見どころがたくさんあるので、ライドの最後にじっくり見て回ります。
※クルックフィールズは過去にLove Cyclistで訪れたこともあり、詳細はCafé du Cyclisteの記事に記載↓
基本的に大通りは避けて、房総の地形を感じる裏道をライド。ほどほどにアップダウンもあって刺激的。
街なかの至るところにアートが展示されているので、突然見たことのないオブジェが現れたり。これが何なのかは実際に到着してからのお楽しみ。
アート作品はスタンプラリーにもなっていて、全作品を巡ってコンプリートする楽しさも(今回のライドで巡るのは一部のみ)。
普段は入れない漁港の海岸沿いに作られた作品
自転車じゃないと行きづらいような場所にもアートは点在しているので、百年後芸術祭-内房総アートフェス-と自転車の親和性の高さが感じられます。
公民館の中にもあったり
写真だけではわからない、五感で感じる作品もある(↑これはぜひ体験してほしい)
町の書店も展示会場
内陸から海まで房総の豊かな地形を楽しめるライドと、新たな感性や過去/未来に思いを馳せるアートを組み合わせたこのイベントは、メンタルもフィジカルも刺激する盛り盛りなコンテンツになっています。
ただ走るだけでも楽しい房総の道にアート作品が加わり、日常から離れた深いリフレッシュを体験できるはず。
text & photo / Tats(@tats_lovecyclist)
[PR]提供 / Oikaze(@oikaze_bwc)