ALTALIST:新作アイウェア3種『SP4』『PXC』『OVERGLASS』レビュー。さらなる高みへ。

2023年に登場してから爆売れしているアイウェア『ALTALIST(アルタリスト)』。今春、既存の4モデルに加えて3モデルが新たに投入された。さらに選択肢の幅が広がったALTALISTの新作の使い勝手を見ていく。

Model / Yukari, Beki, & Tats
Photo / Tats & Mochidome
Text / Tats [PR]

最新ラインナップ

新たに「KAKU SP4」「KISOU PXC」「OVERGLASS」の3つが追加された。既存モデルと加えて、現状のラインナップは7種(今後も新モデル追加予定あり)。

モデル レンズタイプ 価格 特徴
KAKU SP1 偏光レンズ
調光レンズ
¥6,380
¥8,580
軽量レース仕様
KAKU SP2 調光レンズ+VIV20レンズ
*2枚付属
¥9,350 広い視界
KAKU SP4 
調光レンズ+ミラーレンズ
*2枚付属
¥10,450 軽量フレームレス
KISOU PXC 
調光レンズ ¥9,350 万能モデル
OVERGLASS
偏光レンズ ¥5,830 眼鏡の上に掛ける
KAKU LS1 偏光x調光レンズ
*1枚付属
¥6,380 個性的な顔立ち
KAKU LS2 偏光レンズ ¥5,280 二眼タイプ

*既存4モデルの詳細はこちら↓

ALTALISTが推せる理由

日本人が代表を務めるALTALISTは、国内でプランニングとデザインを行い、中国の自社工場で製造している(この工場は大手メーカーのODM/OEMも担う)。代理店はスマートトレーナーのXplovaなどを扱うNCD。

新興ブランドにも拘らず、LOVE CYCLISTでALTALISTを取り上げる理由は、ユーザーからのフィードバックを積極的に商品開発に活かしていること、そしてNCDが代理店を担っていることが大きい。特にNCDはNOZAシリーズをはじめとして低価格で品質の良い製品を日本市場に提供しており、丁寧なユーザーサポートが評価されている。

リリース1年で追加投入されたSP4、PXC、OVERGLASS

ALTALISTがリリースされて1年しか経っていないが、ユーザーからのフィードバックをベースにして新たに3モデルが投入されることになった。このような商品開発、品質管理、サポート体制によって、発売から1年しか経っていないにも拘らずALTALISTが“堅実に”信頼を構築してきたからこそ推せる

 

KAKU SP4:“超”軽やかな掛け心地

SP4」はALTALIST初のフレームレスモデルで、すっきりした見た目に仕上がっている。
そして掛け心地がとても軽やか。そう感じるのは、重量が27gと軽いだけでなく、テンプルが柔らかく耳あたりが良いからだと思われる。

薄めのレンズとテンプルが連動して湾曲するので、ふわっとフィッティングしている感じでもズレない

長距離を走るほどSP4の軽やかさは活きてくる

肉抜き加工されたテンプル

レンズは「クリア調光レンズ」と「ミラーレンズ」が2枚付属する。レンズ交換はフレームをパキっと外すだけ。

ミラーレンズは晴天向き。海沿いや街中に最適だが、林道などに入ると暗く感じるので、走る場所に合わせて調光とミラーを使い分ける。

フレームレスなので視界を遮るものがない

全身で見るとミラーレンズの存在感が強く、より競技色の強いモデルだと感じる

KAKU SP4

材質:テンプル/TR90
   レンズ/PC クリア調光+PC ミラー(2枚付属)
重量:27g
付属品:ノーズピース付ミラーレンズ、ケース、収納袋、メガネ拭き、視力矯正レンズ用インナーフレーム、ノーズパッドS/L各2個(Mは装着済)
価格:¥10,450(税込)

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KISOU PXC:可愛いカラーの万能モデル

既存モデルのSP1とSP2は、激しく動いてもずれないため、シクロクロスユーザーに好評だった。そこに着想を得てつくられたのが「PXC」。

公式は“オフロード向け”と謳っているが、顔立ちをあまり選ばない形状で使いやすいので、オンロードにも活きてくる。

存在感のある形状と、可愛いフレームカラーとのギャップがちょうど良いバランスを生んでいる。今回の3モデルの中でも一番推せる存在。

レンズは調光。視界は全体的に明るめなので、林道でも晴天時でもどんなシチュエーションでもよく視える

下部端面のC面加工が格好良い。こういう細部のこだわりはALTALISTならでは

がっつり踏むようなライドにも最適

アースカラーのフレームもウェア合わせしやすい

KISOU PXC

材質: テンプル/TR90+シリコンラバー
    レンズ/PC ミラー調光
重量:29.5g
付属品:ケース、収納袋、メガネ拭き、視力矯正レンズ用インナーフレーム、ノーズパッドS(Mは装着済)
価格:¥9,350(税込)

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OVERGLASS:眼鏡の上に掛けるアイウェア

眼鏡の上から掛ける新しいタイプのサングラス「OVERGLASS(オーバーグラス)」。もともとALTALISTのほかのアイウェアにはインナーレンズが付属していたが、それが眼鏡をかけるサイクリストに好評だったため、インナーレンズ用のレンズをつくる必要のないモデルも投入されることになった。

普段使っている眼鏡の上に掛けるだけ

重量はほかのアイウェアよりも軽量な25g。眼鏡と一緒にかけても負荷が少ないようになっているが、長距離のライドよりは通勤やカフェライドなど短時間低強度ライドに向いていると言える。

形状はLS2がベースになっているが、眼鏡と干渉しないようにノーズパッドはなく、テンプルがラバーになっていてソフトな肌当たりになっている。レンズが大きすぎて見た目が不自然になるかと思ったが、ぴったり眼鏡を覆う形状で、今どきのビッグレンズらしい外観になっている。視界もちゃんと広い。

眼鏡を覆うような内側の形状。ノーズパッドはないが、眼鏡に乗っかることで支えている

UVカットの偏光レンズ

コンタクトレンズと眼鏡を使い分けている人も、OVERGLASSを1本持っておけば、通勤や車の運転など幅広いシチュエーションで使えるようになる。

ラバーテンプルなので眼鏡のつるに当たってもカチカチ音が鳴りにくい

OVERGLASSをヘルメットに挿したらダブル眼鏡スタイル(笑)

今後の希望としては、現行フレームとレンズの色が強めなので、ライフスタイルに馴染むカラー展開を期待したい

OVERGLASS

材質:テンプル/PC+TPE、レンズ/TAC 偏光
重量:25g
付属品:ケース、収納袋、メガネ拭き
価格:¥5,830(税込)

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誰もが“アルタリスト”になる。

ALTALISTのアイウェアを手にすると、誰もが「この値段でこのクオリティはすごい」と言う。
OVERGLASSのように眼鏡をかけて走るサイクリストに向けたモデルを含め、さまざまなスタイルに適合するモデルが増えたことで、自分の顔立ちや走り方に合ったモデルがALTALISTブランドの中から幅広く選べるようになっている。

ALTALISTは“ALTA(高) + LIST(人々)”を組み合わせた造語で『高きを目指す人々』を意味するが、“高き”は獲得標高でも速さでも格好良さでも何でもいい。クオリティとデザインとコストのバランスが極限まで最適化されたALTALISTと一緒にストレスなく走り続けることで、サイクリストはみな“アルタリスト”になれる。

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Model / Yukari, Beki, & Tats
Photo / Tats & Mochidome
Text / Tats Shimizu
[PR]提供 / NCD株式会社