自転車の良いところって、走る楽しさだけじゃなくて、価値観の合う仲間と出会えること。自転車を通して知り合った気の置けない仲間なら、自転車がなくたって一緒にいて楽しい。
そんな思いから、今回は全国から集まってくれた仲間と一緒に、デイキャンプにお出かけ。いつもと違う、わくわくな一日のはじまりです。
今回は動画もあるよ
メンバーはこちら!
Atsushi(@atsushi_nice_san) 大手自動車メーカー勤務。Café du Cyclisteアンバサダー。ニース駐在時にウェアブランドのモデルとなり、現地での撮影や、フランスに聳え立つ数々の山岳をメインにライドしていた結果、ヒルクライム好きになる。オシャレで速いがモットー。 |
Beki(@beki_no_ikubeki) 長崎県出身。Café du Cyclisteアンバサダー。ブルベやヒルクライムなどを中心にライドを楽しむ。女性アスリートを中心に幅広く女性の支援を行う「ANGEL project」のメンバーとしても活動中。2023年8月に開催されたPBP2023で1200kmを制限時間内に完走した。 |
Tategu(@tategu_uraniwa) 大阪のショップBackyardの自転車部門を率いるメカニックで、あらゆる持ち込み案件を卓越した技術で対応している。新しい感性と柔らかい人柄から顧客に親しまれ、カフェと融合したBackyard Ikedaを拠点に大阪に新しいカルチャーを形成している。 |
Tats(@tats_lovecyclist) 編集長。スポーツバイク歴10年。ロードバイクを中心としたスポーツバイク業界を、マーケティング視点を絡めながら紐解くことを好む。同時に海外ブランドと幅広い交友関係を持ち、メディアを通じてさまざまなスタイルの提案を行っている。 |
Mei(@meisan_no_yakata) 学生時代からLove Cyclistに参画し、現在はデジタルマーケティング会社に勤務するビジネスパーソン。ブルベやヒルクライムなどさまざまな自転車の楽しみ方に触れてきた中で、今は「ひと山、ひとカフェ」というライドスタイルを確立。 |
Hiroki(@_62nh) スポーツバイク歴6年の社会人。10代の頃はモーターサイクルに没頭し、2016年アジア選手権レースでチャンピオンに輝く。高いフィジカルとスキル、そして逞しい筋肉を持ち、主に男性からの人気を集めている。 |
Member / Beki, Atsushi, Tategu, Mei, Hiroki & Tats
Text & Photo / Tats
*MeiとHirokiが着用するフリースはCafé du Cycliste提供のものです(その他メンバーは私物)。
デイキャン in Café du Cycliste
自転車以外のことで集まろうと思ったきっかけは、Meiが「Café du Cyclisteのフリースが可愛いから、これ着てデイキャンしたい」と言ったことがはじまり。
それからあれよこれよとCafé du Cyclisteの冬服を持っている人たちに声をかけて今日に至る。
キャンプ用品はほとんどAtsushiが用意してくれたもの。タープにテーブルにチェア。あっという間に6人が集うスペースができる。
12月だけれど、日中は日差しがあってぽかぽか暖かい
定番で胃を満たす
キャンプにコーヒーは欠かせない。ソーセージ焼くのも欠かせない。とにかく胃を満たすのだ。
ハンドドリップはMeiが担当。学生時代に元住吉のカフェ「Mui」でみっちり修行していたから、彼女に任せればむちゃくちゃ美味しいコーヒーを出してくれる。
自転車コミュニティにはさまざまな背景を持つ人たちが集まりやすくて、それぞれの得意なことがライド以外でもこうやって活きてくる。趣味は共通していても、決して同質ではない人の集まりは、自転車以外のことも幅広く楽しむことができるというのが、すごくいい。
大阪のショップ「Backyard」のメカニックTateguさん。いつもは多忙だけれど、今日は仕事を忘れてのんびり。息抜きしてもらうために、大阪から無理やり来てもらった(笑)。
新婚二年目のふたり
炉を囲んでマシュマロを焼く集団
南仏を感じてペタンク
南仏駐在時代にペタンクを楽しんだ熟練者Atsushi
お腹が満たされたら、南フランスの球技「ペタンク」をやる。キャンプサイトの広さにちょうど良いスポーツ。
ペタンクは、ビュットとよばれる的に目掛けてボールを3球投げ合って、対戦相手よりもビュットの近くにボールを近づけることができれば勝ち、というシンプルなスポーツ。フランスではゲートボール代わりに高齢者のコミュニティで楽しまれている。
なんとBekiが圧倒的に強かった…!
Caféでほくほくな1日
サイクルウェアだけじゃなくて、デイユースの服もたくさんあるCafé du Cycliste。それが全部可愛いのなんのって!公式サイトを見ながら、こっちかな、そっちかな、と選ぶのが楽しい。僕たちは“カフェドの冬”とよく言っているけれど、カジュアルウェアも冬のカフェドは最高にいい。
それぞれが選んだお気に入り服は、ちょうど3つのテイストに分かれている。
リゼット&シリエル
アドベンチャー感を加速する“ベスト”スタイル
ジレじゃなくてベスト。レイヤーアイテムとして、アウトドアギアには欠かせないもの。
ネイティブ感のある「リゼット」と90’sっぽい「シリエル」は、その映えるデザインから、トップスの上にサラッと羽織るだけでサマになる。保温性の高い素材だから、自転車のジレと同じようにアウトドアではいつも身につけていたい。
← リゼット (¥22,100) | シリエル (¥25,500), ヘンリエット (¥25,500) →
ドミティーユ
絶対的“冬感”フリースジャケット
「ドミティーユ」は、アウトドアで活動するために速乾性と暖かさのあるマイクロファイバーフリースを使ったジャケット。オフホワイトが冬の景色にぴったりで、シルエットも少しゆったりしていて、外でずっと着ていたくなる。男女でデザインがちょっと異なるから、ペアで着てもちょうど良い馴染み感。
← ドミティーユ (¥30,600), ジュリエット (¥24,650) | ドミティーユ (¥30,600) →
オンディーヌ
もこもこフリーストップ
フード付きのフリーストップ「オンディーヌ」は、見た目と裏腹に、ちょっと風を通しやすいのがかわいいところ。Atsushi曰く、南仏は冬もそんなに寒くならないから、オンディーヌくらいがちょうど良いらしい。なので、日本で着る場合は中にちゃんと着込む必要はあるけれど、もこもこしたウールは着ていてとても心地よい。メリノビーニー「ジョジュアーヌ」と組み合わせれば、さらにほくほく。
← オンディーヌ (¥34,000), ジョジュアーヌ (¥7,650) →
Café du Cyclisteの私服一覧を見る
メンズ | ウィメンズ
自転車仲間と一緒なら。
ぽかぽか陽気が出始めたときに、タープの下でまったりしながらみんながぼそっとつぶやいたひとことは、「あー走りたい」だった(笑)。なんやかんやで僕らの根はサイクリストなので、走ることが大好きだ。その上で感じるのが、キャンプのまったり感、ライドの疾走感、どっちもありだし、なんなら飲み会のうだうだ感だって、ドライブのイケイケ感だって、自転車仲間と一緒だったらどれも楽しい。
「自転車仲間」という枠組みは、自転車だけにとらわれない色んな楽しみ方ができるんだと再確認させてくれた一日だった。また一緒に、楽しいことをしよう。
Thanks!
Beki, Atsushi, Tategu, Mei, Hiroki
Text & Photo / Tats