2020年春:最近気になるロードバイク関連のモノ・話題

Text by Tats@tats.cyclist

こんにちは。内なる物欲をさらけ出したり業界の話題に触れたりする、半期に一度くらいの定例企画です。どうぞよろしくお願いします。

Pas Normal StudiosのSS2020がエモーショナル

Pas Normal Studiosは”ポストRaphaになるか”と外部から言われることもありますが、「自分たちの作りたいものを作る」という徹底した姿勢から、まったくそんなポジションは期待していないことがわかります。

そんなPNSのSS2020ラインナップが非常にエモい。
ペールトーンはファッション界で引き続き流行ですが、サイクルウェアで、しかも上下でそんな色の組み合わせを楽しめる。

多くのブランドがベンチマークにするであろうサイクルウェアの姿を今見せられています。

SS2020の新作はこちら→ サイクルキューブ | TOKYO WHEELS

RCCの値下げについて

RZC Investments傘下になって2年、以来英国の巨人Raphaはセールスを非常に気にする動きを見せています。
Raphaは買収以来損失を出し続けていると予想されており*、当初の人員削減&海外事業の縮小のほか、割引率の引き下げを行うなど利益確保に奔走。

そしてRCCの価格は£135(¥22,000)から£70(¥11,500)とほぼ半額になりました。広くクラブに囲い込むことで固定客を成長させようとしていますが、敷居の低いクラブになることでブランド信仰は今まで以上に維持が難しくなるのだろうと思います。Raphaのプロダクト自体は素晴らしいだけに、この先どうなっていくのかちょっと気になります。

*Rapha to roll back discounting to try and halt losses(Cycling Weekly)

Cycle Sports編集長交代

LOVE CYCLISTに何度も登場いただいたサイクルスポーツ編集長の吉本さんが、2020年4月号をもって編集長退任。
ロゴと紙面をリニューアルし、大手自転車メディアに今までなかった切り口や美しい写真などから、電子書籍の時代にあえて紙の雑誌を買いたくなる魅力に溢れていたこの1年あまり。特に吉本さん担当の企画はいつも面白く、毎号どんな特集が出るのか楽しみにしていました。
Isadore、Attaquer、Café du Cyclisteなど海外ブランドを紙面を割いて取り上げられたことも先駆的な出来事だったのではないかと思います。
僕がこの場で言うのも何ですが、大変お疲れさまでした。

PGLが終了していた

パールイズミがオリジナルブランド「PIGL」(のちに“PGL”と変更)を立ち上げたことを受けて昨年上記の記事を書きましたが、そのPGLが何のアナウンスもなくシーズン6を以って終了していましたPGLサイトは昨年末で更新停止しているほか、パールイズミ本サイトからPGLサイトのリンクが外されています。

「PGL」というパールイズミを連想させないブランド名で新たなポジションを構築していくのだと考えていましたが、結果としては、PGLのデザイン路線をパールイズミ本体が取り込むかたちとなっています。これまでPGLにまつわる動きは、対ユーザーコミュニケーションがあまりなかったことから、PGLは主に社内向けのプロジェクトであり、その役割を終えたのだと解釈できます。

今後はPICCというコミュニティに注力しながら、パールイズミブランドに1本化してドライブさせていくようです。

Poc Aspire Solar Switchがクリエイティブ

POCの人気アイウェア「Aspire」に、太陽光に反応して色合いが自動的に変わるソーラースイッチモデルが登場。切り替わる色合いは2段階のみですが、調光レンズと違い瞬時に切り替わるところがすごい

ソーラーバッテリーで動作するため充電不要。見た目も普通のAspireと大差なくスマート。
€380なので割と「えいや」で買わなければなるまい(2020年3月現在売り切れ)。

商品詳細(POC公式ページ)

Equilibriumのバイクが刺さり続けている

展示イベントで何度も目に触れる機会があった、ラトビア出身のウラジミール氏がつくるハンドメイドブランド「エクイリブリウム」。

ブースに行くたびにほしいと思わせてくれる美しいフレームはスチールとチタン両方あり、次のバイク選定の際に何度も心が傾きましたが、仲間と強度高めに走って撮影する今のライドスタイルで金属フレームを使うことが厳しいことはわかっているので、次のバイクも引き続きカーボンにしました。この先歳を重ねたときに選ぶバイクとして、心の隙間に残してあります。

EQUILIBRIUM公式サイト

コンタドールとバッソが新たなバイクブランドを立ち上げ

コンタドールがトレックとのパートナーシップを解消し、「A____BIKES(“_”の部分に何が入るかまだわからない)」と呼ばれる自身のバイクブランドをバッソとともに立ち上げ。自身の財団が抱えるチームにそのバイクを供給するようです。

 
 
 
 
 
この投稿をInstagramで見る
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 

A _ _ _ _ BIKES.(@abikesofficial)がシェアした投稿

詳細は未発表ですが、Instagramに投稿されているバイクのスペックは以下の通り。

グループセット Shimano Dura-Ace Di2
コンポーネント Lightweight
ホイール Lightweight
タイヤ Continental
パワーメーター 4iiii
サドル Bontrager 

Lightweightもスポンサーに入っているのか、軽量パーツを贅沢にアセンブルしていることで完成車重量はディスクブレーキ仕様で6.19kg。ゼブラ柄のラグジュアリークライミングバイクを楽しそうに駆るコンタドールの姿は見ていてほっこりします。

また彼が着ているスペインのブランド「GOBIK」のウェアも素敵(現在コンタドールがアンバサダーを務めているもよう)。

A____BIKES公式Instagramアカウント

Fujifilm X-T4への乗り換えを検討中

YouTube界隈では話題になっていますが、Fujifilmが2020年4月に発売するミラーレス「X-T4」がとてもいい。
バリアングルモニター、ボディ内手ブレ補正、大容量バッテリーなど、今欲しい機能が全部入っている。

もともとX-Pro2ユーザーで、今ちょっとほかのメーカーのフルサイズに浮気しているものの、「Fujiの色が恋しい」と撮って出しのjpegを見て思ってしまう。
レンズの資産が使えるし、動画撮影も込みで良い画が撮れそうなX-T4はカメラ買い替えの最有力候補に挙がっている、、、そんなもうひとつの沼の話。

商品詳細(公式サイト)

 過去の物欲コレクションはこちら