【症状別】真冬のロードバイク防寒アイテム12選

ときに氷点下の気温がサイクリストを襲う真冬のライド。いったん脚を止めると、それはもうつらくて帰りたくなります。
強度を上げればある程度体を温めることはできますが、耳や指先などの末端はどうしても冷えてしまうもの。

そこで症状別に体の冷えを緩和するアイテムを紹介します。各アイテムを組み合わせて、真冬を少しでも快適に過ごすために備えてください。

※本記事は2017年公開記事を現状に即して改訂したものです。

Peloton de Paris秋冬コレクション

4つの症状から見る防寒ポイント

寒さの症状

真冬のライドでつらいポイントは大きく4つ──①頭部の露出している部分、②体が温まっていないときの体幹部分、③④指先・つま先の末端部分に分けられます。
悩んでいる症状に合わせて、以下から必要なものを選択します。

 

【症状1】耳・首元が冷える

頭部の中で最も症状が出やすいのが耳の冷え。対策をしないと痛みに耐えられなくなります。
また頭部や首元も体温に影響する部分なので、各部位を保護できるアイテムを3つ紹介します。

ウィンターキャップ/ビーニー【防寒力:★★★】

耳をすっぽり隠すことができる冬用のサイクルキャップ。通常のサイクルキャップと同様ヘルメットの下に使用できるので、暖かく見た目もすっきり。
生地が厚めなのでヘルメットが少しタイトになる点は注意が必要です(その場合はストラップの長さで調整)。

ウィンターキャップ一覧
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ヘッドバンド【防寒力:★★☆】

耳の冷え対策にフォーカスするヘッドバンド
ウィンターキャップより防寒性能は劣りますが、暑くなったときに脱いで収納しやすく、ヘルメットがタイトにならないコンパクトさは、軽装を好むサイクリストにとって最適解です。

イヤーウォーマー一覧
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バラクラバ【防寒力:★★★】

いわゆる目出し帽。これひとつで首から上を完全に覆うので、キャップやフェイスマスクを買い揃えるよりもコストが抑えられるアイテム。
ただ見た目に威圧感があるため、バラクラバの着用を許容するかどうかは個人の判断になります。またお店に立ち寄る際は、必ず目元・口元が見えるようにする必要があります。

バラクラバ一覧
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ネックチューブ【防寒力:★★★】

ネックウォーマーとも呼ばれ、首元の冷えを防ぐもの。
鼻まで覆うことができるので、ビーニーと組み合わせればバラクラバと同等の防寒性を発揮します。気温に応じて覆う範囲を調整できるので非常に便利。

ネックチューブ一覧
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【症状2】走り始めがつらい

朝の冷え込みが厳しい中、体が温まっていない状態で漕ぎ出すのは本当につらいもの。少しでも走り始めを楽にするための防寒アイテムを2つ紹介。

ジレ【防寒力:★★★】

体幹を冷えから守るジレは、まだ体が温まっていない走り始めに最適。
スタートにジレを着込んで、暖かくなってきたらジッパーを下げて調整します。バックポケット付きのジレであれば、ジャージ含めて収容力がアップするというメリットも。
近年は断熱素材を使用した厚手のジレも登場しており、活躍の機会が増えています。

ジレ一覧
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ジレの着こなしについては↓こちらも参考にしてください。

マッサージジェル/ホットクリーム【防寒力:★☆☆】

「マッサージジェル」は、血行を促して筋肉を温めるもの
走る前にジェルを足や腕に塗ってしっかりマッサージしておけば、筋肉がほぐれて運動に最適な状態になります。脚のつり予防にも最適。

マッサージジェルおすすめ
ファイテンウォーミングアップジェル
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「ホットクリーム」は、皮膚を温めて寒い外気から体を守るもの
寒さ対策としてはマッサージジェルよりも強力なので、寒がりには最適。

ホットクリームおすすめ
Muscle Balm レッド02(Amazon)

※上記レッドシリーズは01〜03まで対象気温に応じて使い分け可能。レッド03は0℃の極寒にも対応できるクリームですが、肌を痛める可能性もあるので、まずは少しマイルドなレッド02から試すことを推奨します。

 

【症状3】指先がつらい

指先は風を直接受けるので冷えやすい部分。
防風グローブを利用するのはもちろんのこと、すでに持っている手袋を活用しつつ、アイテムを追加して防寒性を高める対策も有効です。

インナーグローブ【防寒力:★★☆】

ウィンターグローブの中に着用することで保温性を高めるインナーグローブ。0℃近い気温になると活躍してくれます。
気温の変化に応じてインナーを脱着して調整できる点も使いやすい。

インナーグローブ一覧
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 | Specialized

ハンドルカバー【防寒力:★★★】

シティサイクルでよく見られるハンドルカバーは、サイクリストのためにも用意されています。
ドロップハンドル専用に設計されたハンドルカバーは、(見た目はともかく)極寒条件において手指の冷えを守るには最強のアイテム。

シマノ・カンパ・スラムに対応していますが、本格的なロードサイクリングというより通勤用などに向いています。

ドロップバー用ハンドルカバー一覧
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【症状4】つま先がつらい

ロードシューズは風通しが良いので、高速で風を切っているとすぐにつま先が冷えます。感覚がなくなって力も入らず、悪化すると痛みが現れることも。
そこでつま先を守るためのアイテムを4つ紹介。

つま先用カイロ【防寒力:★★★】

足の甲につま先用カイロを貼るのは最もローコストで導入できる手段で、しかもかなり効果的です。後述のオーバーシューズと組み合わせれば、熱が逃げずシューズの中が常にポカポカ。
ただつま先のフィッティングを圧迫することもあるので、無理のない範囲で。

つま先用カイロ一覧
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ウィンターソックス【防寒力:★☆☆】

通常のソックスよりも少しだけ厚手のウィンターソックス。これだけでは劇的な効果は望めませんが、ほかの防寒アイテムと組み合わせることで万全の対策ができます。

ウィンターソックス一覧
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トゥカバー【防寒力:★☆☆】

つま先を覆うカバーは着脱が簡単なので、靴全体を覆うオーバーシューズを使うほどでもないというときに最適。
前述のつま先用カイロとの相性が抜群です。

トゥカバー一覧
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オーバーソックス/オーバーシューズ【防寒力:★★☆】

シューズ全体を覆うカバーは、ソックス生地の“オーバーソックス”と、ネオプレーン素材等を使った“オーバーシューズ”に分類されます。

オーバーソックスは安価に導入でき、脱着しやすいことがメリット。ただ防寒性能や耐久性はオーバーシューズに比べると劣ります(ソックス生地でも商品名で“オーバーシューズ”と謳っているものもあるので、素材で判断してください)。

オーバーシューズはエアロ効果を目的とした薄手のものと、防寒を目的とした厚手のものがあります。
厚手のオーバーシューズは値段も張りますが、その分防風・保温効果も高いため、足元の防寒アイテムとしては最も安心

オーバーシューズ・ソックス一覧
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このように、寒さを乗り越えるための便利なアイテムが揃っています。比較的安価に入手できるものが多いので、症状のつらい部分から対処してください。