【2019年版】初めてのロードバイクにオススメのおしゃれなモデル10選

気持ちをアゲる1台を見つけよう。

ロードバイクを始めようとする方や、読者の方からのFAQのひとつが「予算◯◯円でおすすめのロードバイクを教えてほしい」というもの。
人それぞれ好みや乗り方など条件が異なるので、一概に特定のモデルを薦めることは難しいのですが、一番大事な観点は、自分にとって「乗ると気持ちがアガる1台かどうか」ということ。

誰かに「これが良い」と薦められたものを購入するのもひとつの選択基準ですが、そんなとき自分にとっても「最高の1台だ」と思えることが、これからロードバイクと長く付き合っていく上で何よりも大事なこと。
だから初めてのロードバイク探しは自身の感性を第一に考えて欲しいと思います。

この記事で紹介するおすすめモデルは、現在のロードバイクトレンドを踏まえた上で、筆者自身の「僕であればこの中から選ぶ」という基準を加えて絞り込んでいます。
僕が提示するのはあくまでひとつのガイドラインのため、自身が求めるものと照らし合わせて「最高の1台」を見つけるマイルストーンにしていただければと思います。

こんな人におすすめ

  • ・デザインやトレンドにこだわりたい
    ・できるだけ人と違うものに乗りたい
    ・始めるからには長くロードバイクと付き合いたい
    ・20万以上の予算がある
Fingerscrossedセール

1. ロードバイクの選定条件

モデル選定5つの条件

  • デザイン重視(人とかぶらない方が良い)
    そのためカーボンモデルのみをピックアップ
    若い社会人も手が届く30万円台まで(*1)
    軽量モデルまたはエアロモデル優先(*2)
    ディスクブレーキモデルを優先

*1. 価格について

はじめてのロードバイクを選ぶとき、多くの方は10〜20万ほどのエントリーモデルを選択しますが、可能であればもう少し上位グレードの20〜30万円台からセレクトすることをおすすめします。

というのも、エントリーモデルはあくまで入門用のため(あえて言葉を悪く言えば)デザインや性能が中途半端となりがち。だから購入した後、思ったより重くて進みづらかったり、見た目がそれほど気に入らないといったストレスを抱える可能性があり、それはそのままロードサイクリングに対するモチベーションの低下にもつながります。

初心者だからこそ、10〜20万という決して安くない出費をして一定のストレスを抱えることよりも、少し予算だけを上乗せして、より性能もデザインも優れたミドルグレード以上を選んだほうが、走る楽しさも所有満足度も大きくなり、ロードバイクと長く付き合うことができます。

*2. ロードバイクのカテゴリについて

ロードバイクの性質は大きく3つのカテゴリに分けられます。

  • 軽量ロード:平坦/上り/下りすべてを平均以上にこなす器用な子。特に上りが得意。
    エアロロード:平坦/下りでスピードを出すのが好きな派手な子。上りは平均的。
    エンデュランスロード:長距離や荒れた道にも対応できる我慢強い子。スピードを出すのはちょっと苦手。

ここ1〜2年のロードバイクのトレンドとして、“エアロロードの隆盛”があります。従来は重くて快適性を後回しにされていたエアロロードが、カーボン成形技術の向上によって、軽量で乗りやすいバイクへと変化しました。そのため、見た目は格好良くても初心者には薦められにくかったエアロロードも、現在では有力な1台目の候補のひとつとなっています。
またこの流れに沿って、軽量ロードも、エアロダイナミクスの観点を強化し、空力を考慮した設計を採用するようになり、エアロ化が進んでいます。

そのため本稿では、初心者でも乗りやすい軽量ロードとエアロロードを中心にセレクトしています。

 

2. おすすめモデル【北米編】

北米メーカーは資本力が高く、実力だけでなく新モデルの投入スピードもラインナップの幅広さも世界トップ。
特にSpecialized、Trekについては自分に合ったサイズのバイクが見つかりやすいことも大きなアドバンテージ。

Specialized(USA) – Tarmac Disc Sport

Specialized Tarmac Sport

メンズモデル | ウィメンズモデル

Specializedが優れたバイクを作り続ける理由が、フィッティングシステムRETÜL(リチュール)で世界中から集められたデータとプロライダーのフィードバックを合わせ、定性・定量の両面から徹底的にプロダクトをつくっている点。そしてウィメンズモデルが豊富な点も優秀です。

その中で最も完成度が高いと名高い軽量バイクが“S-Works Tarmac”であり、その系譜を継ぐミドルグレードがこの“Tarmac Sport”。
剛性を確保しながら、しなやかな乗り心地とディスクブレーキの制動性を併せ持ち、初めてでもまったく不安のない1台に。

  • ・コンポーネント:SHIMANO 105
    ・完成車価格:¥280,800

Trek(USA)- Emonda SL6 Disc

Trek Emonda

https://www.trekbikes.com/Emonda-sl-6-disc/

優れたカーボン技術を持つトレックのロードバイクは、オールラウンドの“Emonda”、エンデュランスの“Domane”、エアロロード“Madone”の3ラインから成ります。
その中でもEmondaの最上位モデルの“SLR 9”は640gの「超」軽量フレームで、最速のヒルクライムバイクのひとつとして名を挙げられています。

その流れを組むこの“Emonda SL6”は、軽さと安定性のバランスの良さを併せ持つバイク。アルテグラ搭載×ディスクブレーキで8.1kgという軽さは、ヒルクライムを淡々とこなしたいサイクリストに最適です。
トレックといえば「赤」がブランドカラーの象徴で、SL6は深く光沢のあるレッドが艶めかしい

  • ・コンポーネント:SHIMANO Ultegra
    ・完成車価格:¥352,000

Argon18(カナダ) – GO!

ARGON18 GO!

http://argon18.jpn.org/products/go

2015年からツールに機材供給を始め、レース界での存在感を高めているカナダのARGON18。2018年は引き続きアスタナと契約し、ステージ2勝を挙げました。

そのARGON18が新たにラインナップに加えたエントリーカーボン“GO!”は、上位モデルの設計を受け継ぎながらコンフォート性能を向上させた、まさにロードの世界へ入門するためのモデル

これまでのアルゴンフレームの雰囲気と全く違う都会的なデザインや、XXS〜Mまでの4サイズ展開、また扱いやすいCampagnoloケンタウルをコンポーネントにアセンブルするなど(105の選択も可能)、エントリー層への気遣いが素晴らしいモデル。

  • ・コンポーネント:Campagnolo Centaur
    ・完成車価格:¥270,000

 

3. おすすめモデル【台湾編】

コスパで語られることが多い台湾メーカーですが、それは単に安いという意味だけではなく、最新のトレンドを創り出すパフォーマンスを備えていることに由来します。その流れを牽引する2大メーカーからエアロフレームをピックアップ。

Giant(台湾) – PROPEL Advanced 1 Disc

Giant Propel Advanced 1

https://www.giant.co.jp/giant19/id=00000007

全エアロロードの中でも最上SSクラスに君臨するハイエンドモデルの“PROPEL Advanced SL 0”、そのDNAを受け継ぐ“PROPEL Advanced1”は、アルミエアロホイールを装着したエントリーモデル。
チューブレスレディタイヤを装着しているので乗り心地や取り回しのしやすさも抜群。

エアロフレーム×アルテグラ×チューブレス×ディスクでこの価格は、GIANTだからこそできると言えるハイコストパフォーマンスモデルです。

  • ・コンポーネント:SHIMANO Ultegra
    ・完成車価格:¥260,000

Merida(台湾) – REACTO Disc 4000

Merida Reacto 4000

http://www.merida.jp/lineup/reacto_disc_4000

2018年のロードレースシーンでは目立つほどの活躍はなかったメリダですが、新城幸也のブランド力は引き続き強力です。彼が来年も所属するバーレーン・メリダに提供される“REACTO TEAM”の人気ミドルグレード版が“REACTO 4000”。

特筆すべきはエアロフレーム×ディスクブレーキというトレンドを搭載しながら20万円台で入手できること。その分フレーム以外のパーツのグレードを落としているため少し重量はありますが、ディスクによる高い制動力は、初心者であるほど乗りやすさを実感できるはず(いずれパーツ交換していけば戦闘力がどんどん高まります)。
また「ヒーロー」っぽさを地で行くバーレーンメリダカラーは個人的に大好物です。今年のモデルからベースカラーがネイビーからブラックになりました。

  • ・コンポーネント:SHIMANO 105
    ・完成車価格:¥289,000

 

4. おすすめモデル【ヨーロッパ編】

伝統的な様式美を感じることが多いヨーロッパのバイク。所有満足度を高めるデザイン性を重視する上で、特に美しいイタリアンバイクを中心にセレクトしています。

KUOTA(イタリア) – KOBALT Disc

KUOTA KOBALT

http://www.intermax.co.jp/kuota/kobalt_disc

クオータは2018年のツールからコフィディスに機材供給を始め、レース界でも存在感を現し出したメーカー。
2019年新モデルとなるエントリー軽量カーボン“コバルト”のディスクブレーキ版は、癖のない自然な乗り味を持ち味としていて、初心者でも乗りやすい仕上がり。

あえてフレームセットだけの販売としているため、ショップと相談しながら自分だけのバイクを組み上げたいときにベストなフレームにもなってくれます。
またモノトーンのシンプルなデザインは、バーテープやボトルケージなどのアクセサリでカラーアクセントを楽しむこともできそう。

  • ・フレームセット価格:¥128,000

BASSO(イタリア) – VENTA

BASSO VENTA

http://www.job-cycles.com/basso/venta

イタリアンブランドのバッソは、プロチームへの機材供給はしないため派手な印象はありませんが、品質に厳しいドイツマーケットで受け入れられるレベルの、高いクオリティのプロダクトをつくっています。

カーボンミドルグレード“ヴェンタ”はオールラウンドタイプ。フラッグシップ“ディアマンテ”のフレーム形状を取り入れた空力特性を持ちつつ、長距離も行ける振動吸収性を併せ持つモデル。
そのオールラウンド性の高さに加え、何よりカラーリングとグラフィックデザインが絶妙

  • ・コンポーネント:SHIMANO 105
    ・完成車価格:¥258,000

De Rosa(イタリア) – IDOL

De Rosa IDOL

http://www.derosa.jp/carbon/idol-complete

自分をアゲるバイクという観点からデローザの“アイドル”は外せません。
2014年に登場した3代目モデルからフレーム形状の変更はありませんが、デローザに求めるべきは性能のアップデートよりも所有満足度の高さ
2019年に加わった左右非対称グラフィックデザインは、左右で異なるカラーリングを施したスペシャルエディション。1台で2つのデザインを楽しむことができ、いつまでも飽きることなく愛車を愛でることができます。
完成車のコンポはシマノ105モデルもありますが、イタリアンバイクにはカンパのケンタウルを選択したいモデル。

  • ・コンポーネント:Campagnolo Centaur
    ・完成車価格:¥380,000

Wilier(イタリア) – GTR Team Disc

WIlier GTR Team

http://www.wilier.jp/road/gtr_team_disc

ウィリエールはイタリア本国では最も販売台数の多いブランド。2018年にディレクトエネルジーにバイク供給を始めたことから、再びグランツールでその姿を見ることができるようになりました。

ウィリエール定番のエンデュランス系バイクとしてGT→GTR→GTRチームと進化を遂げてきたGTシリーズ。
現行の“GTRチーム”もエンデュランスのカテゴリに分けられていますが、スピードと効率性も重視されているため、よりレース寄りに作られたオールラウンドモデルと言ったほうが正解かもしれません。
スピードの出るロングライドに最適ということは、つまりレースにも全然使えるということ。ディスクブレーキを備え、全天候型のパフォーマンスを持つ魅力的なバイクに仕上がっています。

軽量フラッグシップの“Zero7”に似たダイアゴナルラインのシンプルさも良い感じ。

  • ・コンポーネント:SHIMANO 105
    ・完成車価格:¥280,000

BMC(スイス) – Teammachine SLR02 Disc

BMC Teammachine

http://www.bmc-racing.jp/bikes/slr02_disc

今ではどのメーカーも採用するコンパクトなリア三角の先駆けであるBMC。
「チームマシン」は2011年の登場から数々の勝利を挙げてきたレース用バイクの主軸を担うモデルであり、この“チームマシンSLR02”はセカンドグレードにあたります。フラッグシップのSLR01との違いは素材だけで、重量と剛性がわずかに異なるだけ。

クイックな反応とディスクブレーキの高い制動性、そしてレースで戦える鋭く堅いマシンを探しているのであれば、ステルス感の漂うエアフォースグレーにペイントされたこのバイクを。

  • ・コンポーネント:SHIMANO 105
    ・完成車価格:¥370,000

* * *

以上10モデルに厳選してセレクトしましたが、各メーカーとも選択肢の幅がとても広いので、これらのモデルと比較しながら自分の感性とシンクロするバイクを見つけてくださいね。

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【2019年版】ベストロードバイク12選 – ハイエンドモデル購入ガイド