ロードバイク購入時に合わせて買いたい“必須”アイテム10選

ロードバイクを購入したら、安全かつ快適にライドを楽しむために一緒に揃えておきたいものがいくつもあります。特に初心者に欠かせないものは以下の10アイテム。
3つの分野別にリストアップしてそれぞれの詳細を記載するので、ロードバイクの購入時に合わせて予算に含めるようにしてください。

1. 車体に取り付けるもの

① フロントライト&リアライト

フロント&リアライト

必須度 ★★★★☆

夜間・夕方・早朝に乗る場合はライトが必須。
フロントライト(白)は前方を照らして視界を確保し、また路面状況を把握するためのもの。点滅ではなく点灯状態で使用します。

またリアライト(赤)も安全性を高めるための必需品。不意に後方から車に突っ込まれると避けることができないので、予めリアライトで自分の存在をアピールして事故を未然に防ぎます。もちろん、デイライトとして日中に使用しても有効。

ライトを購入する

② ワイヤーロック(またはチェーンロック)

ワイヤー&チェーンロック

必須度 ★★★★★

ロードバイクを購入すると必ずついてまわるのが盗難リスク。

外出時はロードバイクのそばから離れないことが基本ですが、どうしても離れなければいけないときのために必ず鍵を持ち運ぶようにします。鍵の携行性と安全性はトレードオフですが、まずは持ち運びが簡易なワイヤーロックは最低限必要なもの。

鍵を購入する

③ ペダル

フラットペダル

必須度 ★★★★★

ロードバイクの完成車には基本的にペダルが付属していないので、別途購入する必要があります。

初心者の場合は最初にフラットペダルを購入して、ロードバイクの感覚に慣れてきたらビンディングペダル(ペダルとシューズを固定する仕組み)に変更することが多いです。いずれ替えることを考えるとフラットペダルは安いもので構いません

ペダルを購入する

④ サイクルコンピュータ

サイコン

必須度 ★★★☆☆

自分の走りの状態を知ることができるサイクルコンピュータはサイクリングをさらに楽しくしてくれます。

価格によって機能が変わってきますが、最初は予算も限られてくるので、速度や走行距離がわかるシンプルなもので良いと思います。そのあとケイデンスや心拍を測りたくなったら、自分の走りのレベルに合わせたサイコンを新たに探してみてください。

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⑤ ボトル/ボトルケージ

ボトル&ボトルケージ

必須度 ★★★★☆

水分補給は、ロードバイク専用のボトルで行います。ボトルは走行中に片手で取り出して飲むことができる便利なもの。走行中は季節に関わらず汗をかくことが多いので、細かく水分補給するようにします。

ボトルケージはボトルをロードバイクに固定するためのパーツなので、ボトルと一緒に購入します(フレームに2個取り付けられる場合は2つまとめて)。

ボトル&ボトルケージを購入する

 

2. 身に付けるもの

⑥ ヘルメット

ロード用ヘルメット

必須度 ★★★★★

ヘルメット着用の法的義務はないため、かぶる/かぶらないの判断は個々に委ねられていますが、万が一落車した場合に頭部を守るために、高速走行するロードバイク乗りは装着するべきアイテムです。
JCF公認のヘルメットであればメジャーなレースでも使用できます。

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⑦ グローブ

サイクリンググローブ

必須度 ★★★★☆

ロードバイクに乗ると、両手のひら・お尻・両足の裏の5点で体を支えることになります。
そのうち2点を支える「手のひら」は、前傾姿勢のロードバイクでは重心が前になるため、普通のシティサイクルと比べると負荷が大きくかかります。そこでグローブをしておくと、長時間のライドでも手が痛くなりにくく、さらにハンドルから手がすべりにくくなるので安全性が高まります

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3. メンテナンス用品

⑧ フロアポンプ(空気入れ)

フロアポンプ

必須度 ★★★★★

シティサイクル用の空気入れは持っているかもしれませんが、ロードバイクはバルブの形が異なるため使用することができません。シティサイクルは英式が一般的なのに対し、ロードバイクは仏式のバルブになります。

ロードバイクは高圧の空気を入れる必要があるため、空気圧を計ることができる専用のフロアポンプを用意するようにします。タイヤの適正空気圧はタイヤの側面に記載されていますが、念のため購入時お店の人に確認するようにしてください。

ライドの前に毎回空気圧を管理しておくことで、走りが快適になるほか、パンク対策にもなります。

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  • おすすめはパナレーサーのフロアポンプ。空気圧ゲージ付き・カラバリが選べて安価。英式・仏式バルブ対応なのでロードバイクだけでなくママチャリにも使えます。

⑨ チェーンオイル/クリーナー

ケミカル

必須度 ★★★★☆

ロードバイクでもっともハードに酷使する駆動部分がチェーンとスプロケット。

ここはペダルの回転をホイールに伝える重要な部分で、油が切れてしまうと効率が落ちてパーツも痛みます。快適なライドを続けるためにも、こまめなチェーン清掃&注油を行うように。

基本的に100〜200km走行毎にオイルを差す必要があり、最初は面倒に感じるかもしれませんが2〜3回のライドに1回は注油するようにしてメンテナンスに慣れていきます。

チェーンメンテナンス用品を購入する

⑩ アーレンキー(六角レンチ)

アレンキー

必須度 ★★★★☆

ロードバイクのメンテナンス用品は多々ありますが、一番出番が多いのがアーレンキー。

アーレンキーはサドルやハンドルの高さや角度を調整することができるので、最初の頃はポジションを細かく変えながら、バイクを自分に合った状態にフィッティングさせていくことができます。

ワイヤーなどほかの箇所の調整をショップに任せる場合、アーレンキーセットとドライバーセットさえあれば簡易メンテナンスは事足ります。

アーレンキーを購入する

 

【まとめ】必須アイテムリスト10

  • 1. 車体に取り付けるもの
  • □ フロントライト・リアライト
    □ 鍵(ワイヤーロック/チェーンロック)
    □ フラットペダル
    □ サイクルコンピュータ
    □ ボトル・ボトルケージ
  • 2. 身に付けるもの
  • □ ヘルメット
    □ グローブ
  • 3. メンテナンス用品
    □ フロアポンプ
    □ チェーンオイル・クリーナー
    □ アーレンキー

これらを合わせると、ロードバイクのスターターキットはトータルで2.5〜5万円程度必要になってきます。完成車購入時は、こういった必須アイテムも含めて予算取りをするようにしてくださいね。

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