ロードバイク<3タイプ別>室内保管方法&おすすめスタンド

ロードバイクのある暮らし。

ロードバイクは室内保管が基本。たとえ外に駐輪場や駐められるスペースがあったとしても、盗難のリスクがあるのはもちろんのこと、外気にさらされることでパーツの劣化が進むため、できる限り室内に入れておきます。
ただ、広い戸建てに住んでいれば保管方法に困ることはないものの、マンション・アパート暮らしの場合、限られたスペースにどうやってバイクを設置するか悩むことが多いと思います。

室内の保管方法は①床置き②縦置き③壁掛けの3つ。
僕自身もロードバイクを始めてからはずっとマンション暮らしで、これまですべてのタイプの保管方法を実践してきました。そこで、それぞれの方法で使ってきたスタンドのメリット・デメリットを含めて、ロードバイクの室内保管方法をタイプ別にまとめています。

1. 床置きのスタンド

ロードバイクをそのままの状態で床に置く方法。
スペースはとりますが、出し入れがすぐにできるのでとても効率的。玄関に広いスペースがあれば迷わずこの方法にします。
また室内の余っているスペースにも設置するのもOK。壁に立てかけるだけではなく、以下のようなスタンドを使って倒れないようにします。

ディスプレイスタンド

スタンドにエンド部分を載せるだけの超簡単なスタンド。メンテナンスにはあまり向いていませんが、さっと置けて倒れないのでストレスフリー。スタンド自体も場所をとりません。

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安定感のあるGIZA PRODUCTSのスタンド

  • ・GIZA PRODUCTS ディスプレイスタンド(Amazon

簡易メンテナンススタンド

クイックリリースレバーに引っ掛けてタイヤを浮かせて立たせるスタンド。ディレイラーやブレーキの調整など簡易なメンテナンスも兼ねることができます。

モノによっては脱着に時間がかかったり、クイックリリース/スルーアクスルの形状によっては使えなかったりするので注意が必要です(完成車についているホイールであれば大抵はOK)。

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ブレーキシューの調整等に使える簡易スタンド

  • ・【クイックリリース用】MINOURA 折りたたみ式スタンド(Amazon
    ・【スルーアクスル用】MINOURA リアハブ固定型折畳式スタンド(Amazon

 

2. 縦置きのスタンド

ロードバイクの前輪を持ち上げて垂直に固定させる方法。省スペースなので狭い住宅事情のサイクリストに最適。
縦置きスタンドは壁に直接取り付けるタイプ自立式タイプがあります。

直接取り付け型

壁に穴を直接取り付けるタイプのホルダー。
がっつり穴を空けるので、持ち家でないと取り付けは難しいですが、大きなバイクスタンドを置いておく必要もなく、最小限の固定で済むのでロードバイク本体が引き立ちます。そのためインテリアとしても優秀なアイテム。

CLUG バイクホルダー

直接取り付けるタイプの中でも代表的な“CLUG”は、壁にちょこんとくっついていてとてもシンプル。
問題点としては、タイヤで固定させるため空気が抜けると外れてしまうこと。空気が抜けやすいラテックスのチューブラータイヤを装着しているバイクには不向きで、またクリンチャー/チューブレスでも長期保管するときは定期的な空気の補充が必要。

さらに大きな地震で倒れる可能性があるので、周りに大切なモノを置かないようにします(これまでの経験上、震度4までは大丈夫でした)。

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  • ・Clug Roadie バイクホルダー(Amazon / Wiggle
    ・Delta Cycle 壁掛けバイクラック(Amazon

自立式スタンド

ホイールやクランクを引っ掛けることで縦置きできる自立式スタンド。
安定性が高く、転倒の心配もほとんどないため、省スペース型では最もおすすめ。

Cyclelockerクランクストッパー

縦置きスタンドはホイールに引っ掛けてとめるタイプが多い中、個人的にメインで使っている“サイクルロッカー”はクランクでホールドするタイプ。そのため保管中にホイールやフレームに負荷をかけないのが大きなメリットです。
デザインも無駄がなく、部屋に置いてもすんなり馴染んでくれます。

タイヤが床に直接触れないので汚れないのも良い。

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  • ・CycleLocker クランクストッパースタンド(Amazon
    ・MINOURA DS-2100 Tancho E’sse(Amazon

 

3. 壁掛けのスタンド

床から持ち上げて空中に横位置で保管するタイプ。
部屋に置いたときの見栄えが良いので鑑賞用にも最適。ただ横の長さだけでなくハンドル幅分の奥行きも必要なので、部屋にある程度の余裕がある場合に選択します。

壁に直接取り付けるタイプと、壁や天井を利用する突っ張りタイプがあります。

直接取り付けるタイプ

柱に直接取り付けてバイクのトップチューブを引っ掛けるタイプ。
あまり高い位置に取り付けると車体の上げ下ろしが大変になるので注意。部屋における存在感は半端ないです。
僕もかつてバイクハンガーを使用していましたが、震度6の地震に遭ったときも揺れで自転車が落ちたりすることもなく安定感は抜群。

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突っ張りタイプ

突っ張り棒にトップチューブを引っ掛けるためのフックがついたタイプで、上下に2台設置できるものも。
1台持ちの場合は下のフックにバイクを置いて、上のフックにはヘルメットや小物を引っ掛けて活用することができます。
取り付けるときに、天井が凹まないよう強度を確認しておくことを忘れずに。

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* * *

僕自身色々使ってきましたが、最終的には縦置きスタンド“Cyclelocker”のスマートさに落ち着いています。
平日はリビングに置いた縦置きバイクを眺めながら過ごし、ライド前夜にせっせと玄関まで運んでディスプレイスタンドに設置し、すぐに出かられるようにするという運用。

もちろんご自身の住宅事情や利用状況に合わせて保管方法は変わってくるので、3つのタイプから最適なものを選択してください。

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