Wiggle 2019年上半期<カテゴリ別>売上ランキング

Wiggle売上ランキング2019上半期

人気機材の潮流を把握しよう。

好評のWiggle x LOVE CYCLISTコラボ企画。今年も最新の国内売上ランキングをお届けします。
ホイールやヘルメットといった定番機材のほかに、消耗品のカテゴリも加えて、幅広い領域で参考してもらえるようにしています。
2019年のハイシーズンを楽しむための機材導入のヒントにしてください。

*本ランキングデータはWiggle提供のものです(集計期間:2019年1月1日〜6月30日/対象ドメイン:www.wiggle.jp)
*記載の価格はすべてWiggleが定める定価です。実際は多くの商品がそこから割引されています

1. ホイール部門

機材交換の中でも特に変化を実感しやすいホイール。5〜10万の価格帯が人気で、カンパとフルクラムのモデルが上位を独占しています。

Wiggle - ホイールランキング2019上半期

Campagnolo – Zonda C17(定価¥69,541)

以前のランキングからずっと1位を堅守する定番ホイール「ゾンダ」。
僕も、もし予算5万前後でホイールを選ぶとしたら、Zondaがもっとも安心して選択できます。

Fulcrum – Racing 3 C17(定価¥74,140)

Zondaと同一グレードの「レーシング3」がトップ2。スペックは似ていますが、より硬さを感じるモデルで、固くて反応の良いトレーニング/レース用ホイールとして最適です。

Campagnolo – Shamal Mille C17(定価¥130,990)

アルミホイールの最高グレード「シャマル」のブラックリム版がランクイン。
ウェットコンディションの制動性を高めるために、PEO(プラズマ電解酸化皮膜)処理をリムに施しており、見た目も性能もトップクラスのアルミホイール。
クールなハイエンドアルミホイールを探すとき、シャマルは誰もが選択肢に入れるモデルだと思いますが、その通りの結果に。

Fulcrum – Racing Zero C17 Competizione(定価¥157,890)

ノーマル版レーゼロのUSBハブをCULT化したモデルがこの「レーシングゼロ・コンペティツィオーネ(通称レーゼロ・コンペ)」。
回転性が向上することで、より速く進むレーゼロです。1本だけ赤いスポークも遊びがあって良い感じ。

Campagnolo – Bora One 50 Clincher(定価¥256,850)

カーボンクリンチャーの中で最も定番の「ボーラワン」。周りを見渡しても利用率が高く、安定の格好良さがあります。
オールラウンドな35ミリハイトもありますが、ハイプロファイルの50ミリの方が見た目も良く売れています。35と比較してもそれほど重量増とはならないので、平地だけでなくオールラウンドに使用可能。
Wiggleなら実質16-20万程度で購入可能です。

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※各モデルのより詳しい説明はこちら

2. タイヤ部門

タイヤは耐パンク性に優れ、持ちのよいコンチネンタルが人気。
チューブレスモデルがランクインするようになったところに、機材トレンドの移り変わりを感じます。

Wiggle - タイヤランキング2019上半期

Continental – Grand Prix 4000S II(定価¥8,580)

長く定番モデルとして君臨してきた「GP4000S II」が1位。「パンクしづらいので自転車屋にとってはあまり売りたくないタイヤ」という冗談があるように、非常に耐久性に優れたタイヤ。僕もかつて使っていたときは(運の要素もありますが)一度もパンクしたことはありませんでした。

後継モデル「GP5000」が発売されたことでセールや駆け込み需要が発生したのも、この順位に影響していると思います。

Continental – Ultra Sport II(定価¥3,500)

コンチネンタルのエントリー向けモデル「ウルトラスポーツII」。通勤や練習用途に最適な価格で、コンチならではの耐パンク性やグリップ力の高さで気兼ねなく使うことができます。

Vittoria – Corsa G+(定価¥10,600)

かっちりしたコンチネンタルと比較して、滑らかな乗り心地が特徴のヴィットリアタイヤ。

コルサ G+」はよくGP4000S IIと比較対象にされますが、どちらも耐久性あり、転がり抵抗も低く、ほぼフィーリングの好みの問題になると思います(僕はVittoriaの方が好み)。

Continental – Grand Prix 5000 TL(定価¥9,840)
Continental – Grand Prix 5000(定価¥8,950)

「GP4000S II」の後継モデルである「GP5000」。そのチューブレスモデルとクリンチャーモデルが入りました。

4000S IIと比較するとより滑らかな乗り心地になったと評判で、着実な進化が見て取れます(タイヤ表面を触っても違いが明らか)。スタンダードモデルとしてこれから順位を伸ばしていきそう。

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3. インナーチューブ部門

クリンチャータイヤに必須のインナーチューブ。

チューブの素材は「ブチル(重いが耐久性が高い/空気が抜けにくい)」と「ラテックス(軽量で乗り心地が良い/空気が抜けやすい)」がありますが、ランクインしているのはすべてブチル素材。

またバルブの種類はシュレーダー(仏式)・プレスタ(米式)・ダンロップ(英式)の3種が売られていますが、ロード用はシュレーダーを選択してください。

Wiggle - インナーチューブランキング2019上半期

LifeLine – Road Inner Tube(定価¥315)

25cタイヤまで対応できるLifeLineのチューブ。48mm,60mm,80mmのバルブ長から選べます。セット購入で10〜15%OFF。

Continental – Quality Road Inner Tube(定価¥890)

質の高いコンチネンタルのチューブ。対応するタイヤ幅も広く、バルブ長は40mm,42mmから選べます。コンチのタイヤとセットで。

Continental – Quality Road Long Valve Inner Tube(定価¥890)

こちらは60mmまたは80mmのロングバルブです。リムハイト40mm以上のホイール使用者に。

Schwalbe – Road Inner Tube(定価¥1,180)

28cタイヤまで対応できる40mmバルブのチューブ。セット購入で10〜15%OFF。

Michelin – Air Stop Road Inner Tube(定価¥782)

ブランド力の高いミシュランのチューブは、25cまで対応でき、バルブ長は40mm,52mm,80mmから選べます。セット購入で10〜15%OFF。

 

4. バーテープ部門

バーテープは低価格帯のものが非常に人気。汚れてきたらすぐ取り替える消耗品なので、Wiggleならではの割引で運用コストを抑えることができます。

Wiggle - バーテープランキング2019上半期

LifeLine – Superlight PU Shock-Absorbingバーテープ(定価¥2,143)

Wiggleオリジナルブランド“LifeLine”による、振動吸収性の高いマットなバーテープ。白・黒の2色展開で、実質¥1300。

Deda – バーテープ(定価¥1,263)

半額で買える、Dedaの最安バーテープです。 名前はシンプルに「バーテープ」。

Fizik – Superlight Classicバーテープ(定価¥1,949)

耐久性の高いフィジークのバーテープ。センスの良い色合いが揃う10色展開なので、バイクとのコーデを楽しむことができます。

LifeLine – Essentialバーテープ(定価¥988)

ベーシックなLifeLineのバーテープは、5色展開。特にグリップや質感などのこだわりのない場合に最適。

LifeLine – Professional Anti-Slipバーテープ(定価¥2,143)

1位と同価格帯で、グリップの高さが特徴。4色展開。

 

5. シューズ部門

シューズはやはりデザイン&フィット感に優れたGiroが高い人気。
以前と比べてSPDのような2穴ペダル用のオフロード系が上位に入るようになったのは、サイクリング&キャンプやグラベルライドなどの幅の広い楽しみ方が増えていることの表れだと思います。

Wiggle - シューズランキング2019上半期

Giro – Rumble VR(定価¥11,350)

限りなく普通のスニーカーに近い歩きやすいオフロードシューズ「ランブルVR」は、値段も手頃でタウンユース等に最適。
ブルーのモデルはカジュアルにも合わせやすくて良いですね。

Giro – Empire SLX (定価¥39,040)

シューレースタイプとして多くのサイクリストの支持を得る「エンパイア」の最上位モデル。発売から何年経っても色褪せないスタイルで、いつまでもランクインし続けることと思います。

Giro – Savix(定価¥14,190)

見た目はオンロードですが、2つ穴/3つ穴両方に対応できるハイブリッドシューズ「サヴィックス」。最初はSPD等の2つ穴ペダルを試してみて、もっと固定力がほしければSPD-SLのような3つ穴に移行するといった使い方も。
BOA搭載なのでフィット感が簡単に調整できるのもうれしい。

Giro – Cylinder(定価¥14,190)

サヴィックスと同価格帯の「シリンダー」は2つ穴専用モデル。そのためオフロードっぽい肉質のあるデザインになっています。
こちらもBOA搭載なのがコスパ良き。

Fizik – R5 Powerstrap(定価¥15,810)

デザイン性の高い「R5 パワーストラップ」。 ベルクロ式ですが、包み込むようにデザインされた形状はすごくスマートに感じさせてくれます。価格も手頃で、人気が出ているのも納得(カーボンソールが発売されたら欲しい…!)。

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※シューズの詳しい説明はこちら

6. アイウェア部門

アイウェアマーケットはオークリーの帝国。オークリー製品が上位を独占しています。

Wiggle - アイウェアランキング2019上半期

Oakley – Jawbreaker Prizm Road(ブラック)(定価¥31,320)
Oakley – Jawbreaker Prizm Road(定価¥31,320)

1,2,5位に入った「ジョウブレイカー」。上方視野の広さを重視し、独創的なフレーム形状を持ち込んだ革新的なアイウェアであり、その機能性・デザイン性の高さからアイウェアの潮流を変えたと言えるエポックメーカー。
発売から4年経った今も、後続のブランドを抑えて圧倒的なシェアを誇ります。

1位と2位のプリズムロードレンズは路面のコントラストをくっきりさせる、ロード用として最高クラスのレンズ。

Oakley – Flight Jacket Prizm Road(定価¥33,480)

オークリー新モデルの「フライト・ジャケット」が初のランクイン。上方視野を拡張する形状は、エアロポジションを長時間維持するロードレースに最適。
レース参加クラスタを中心に次第に普及し、レースシーン以外でも見かけることが多くなりました。

Oakley – Radar EV Path Matte Black Prizm Road(定価¥29,160)

スタンダードモデルの「レーダーEV」は顔立ちを選ばない普遍的なデザイン。
オークリーはレンズの見やすさも最高クラスで、フレームが顔の形状に合えばどんな不満も与えることはありません。

Oakley – Jawbreaker Prizm Low Light(定価¥30,240)

同じJawbreakerでも、プリズムローライトのレンズは光透過率が75%あるので、日差しの弱い時間帯や夜間のライドでも使用可能です。フレームのカラーリングもすっきりしていてキレイめな印象が良いですね。

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※各アイウェアの詳細はこちら

7. ヘルメット部門

ヘルメットはKask人気が不動のもの。
モデルによる順位変動はあるものの、定番モデルが必ずランクインするのは、やはり日本人の頭にフィットしやすい形状というのが大きな理由。
ほかにランクインしているモデルも、日本人向きの形状をしています。

Wiggle - ヘルメットランキング2019上半期

Kask – Mojito(定価¥12,880)

2012年に登場した「モヒート」。セールの影響が大きいとは思いますが、昨年に続きにランクインし、そして売上1位になるのが凄い。
デザインの移り変わりが激しい中で、マイナーアップデートだけで古さを感じさせないスタンダートなデザインは、カラーバリエーションの豊富さと相まっていつまでも飽きることがありません。
2019モデルは“Mojito X”に名称が変わりましたが、機能に変化はありません。

Giro – Foray(定価¥8,999)

GIROのトップモデルSyntheのエッセンスを抽出したエントリーモデル「フォーライ」。
MIPS搭載&Syntheを踏襲する形状で定価¥8,999と、このスマートな見た目にそぐわずコストパフォーマンスに優れます。
少しワイドなつくりでアジア向きなことも上位の理由だと思います。

Kask – Protone(定価¥33,000)

世界的に普及しているワールドスタンダードヘルメット「プロトーネ」。
アジア型の頭にも合いやすく、軽さ、エアフロー、デザイン観点すべて満足感を得られます。KASKらしくカラー展開も豊富。

MET – Trenta(定価¥33,000)

日本人にフィットしやすいMETのスタンダードモデル「トレンタ」がランクイン。230gの軽さだけでなく、同社エアロヘルメットの「マンタHES」を越える空力性能の高さで、パフォーマンス面での満足度が高い逸品。

Kask – Valegro(定価¥28,500)

2018年頭に登場した「ヴァレグロ」の人気が上昇中。僕も夏の時期はよく使っていて、軽く通気性が良いので頭部のストレスが軽減されます。着用するサイクリストが着実に増えていて、プロトーネに次ぐKASKスタンダードとなりつつあります。

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※各ヘルメットの詳細はこちら

8. 栄養補助食品部門

Wiggleで買い物するとき、送料調整のためなどにちょっとした小物を買い足すことがあると思います。
そんなときによく探すカテゴリが“栄養補助食品”。
すべてWiggleブランドが上位独占しています。カートちょい足しの参考にどうぞ。

Wiggle - 栄養補助食品ランキング2019上半期

High5 Zeroタブレット(定価¥4,544)

ボトルに溶かして使うタブレット。ビタミンC、ナトリウム、マグネシウム等を含むので、汗で失われる成分を飲みながら自然に補給できます。匂いはつくのでボトル洗いは丁寧に。

High5 – エネルギージェル ミックスパック(定価¥3,653)

ジェルが20本入って、1本あたり約¥91(割引価格)とお得なパック。味はともかく、瞬時にエネルギー補給できる補給食として優秀。

Wiggle – Nutritionエネルギージェル(定価¥648)

1本あたり¥72のコスパ最高なジェル。味も良いと評判です。いつもバックポケットに忍ばせて。

High5 – Mixed Bar Pack(定価¥1421)

補給食には腹持ちする固形バーもマスト。1本あたり約¥107で4つのフレーバーがミックスされたバーパックは、まとめ買いしておきたいコスパの良さ(災害時の非常食にもなる)。

High5 – Cycle Pack(定価¥2,230)

いろいろな補給食がセットになったお試しパック。すごく安いので、味のクセが強い海外製補給食のトライアルに。

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ランキングは、評価の定まった定番アイテムだけでなく、人気の新製品も入ってくるため、機材トレンドを知る上で非常に参考になります。
次はどのように機材や身に付けるものをアップデートしていくか、ランキング情報と自身の好みを組み合わせて検討してください。