2016年のロードサイクリングを無事に終えられたことに感謝しつつ(軽い事故はありましたが、、)、今年1年ヘビーユースとなった10のアイテムをピックアップしました。LOVE CYCLIST内で紹介したものも含め、何度も使った上で買って良かったベストなものを集めています。
2016年のサイクリングを支えてくれたアイテム10選
【Giro】Rivet II グローブ
手の形に沿ったフィット感と操作性の良さで評価の高いジロのグローブ。ショートフィンガーグローブはどのブランドを選んでも比較的問題はありませんが、ロングフィンガーになるとブレーキやシフターの操作を妨げないしっかりしたフィット感が必要になります。
このRivet IIは薄手のため、手のひらのパッドはほとんどありませんが、素手と同じような感覚でハンドル周りを操作できます。付けたときに手の形全体に寄り添うフィーリングが気持ち良いです。そのためパッドがなくても100kmくらいの距離であればストレスフリーで使えます(一応タッチスクリーン対応ですが、そこの反応はイマイチ)。
インナーグローブと併用すれば平地で5℃くらいまで対応可能なので秋・初冬には非常に重宝しました。
定価¥4,000ですが、国内でこのホワイト色を見つけられなかったのでAmazon.comで購入。送料含めても日本で定価で買うより安くてお得でした(Amazon.co.jpのものは高すぎる)。
【OAKLEY】Radar EV Path PRIZM ロードサングラス
ロードバイクを始めてからオークリーは3本目。
このRadar EV Pathはプリズムレンズを搭載したUSフィットモデルです。
これまでグレー系のレンズを使っていましたが、プリズムレンズを新たに導入してからは、その性能の高さに驚き、もう普通のレンズには戻れないと確信しました。視界がクリアで道路状況が即座に判断できるのに加え、少し赤みがかかった視野により目がほとんど疲れなくなります。
また今回からアジアフィットをやめてUSフィットにしましたが、これも大正解でした。
アジアフィットはアジア人の頭部の形に合うよう幅が広めに作られていますが、個人的に少しゆるく感じており、強度を上げて汗をかくと下にずれてくるのがストレスでした(停車するたびに「クイッ」としなければいけない)。
そこであえてUSフィットを選択したところ、しっかりテンプルにフィットし、サイクリング中はまったく動かず快適。アジア人だからアジアフィットが必ずしも合うわけではないとわかりました。しかもレンズの形はUSの方がかっこいい。
クリアな視界とフィット感の良さでこれまでのベストアイウェアとなりました(本当はJawbreakerが欲しかったけれど全然似合わなくて結果オーライでした)。
USフィットのオークリーは、Wiggleの割引率が全体的に高いのでお得です。
OAKLEYアイウェア一覧(Wiggle)
【UNDER ARMOUR】コールドギア LSモック
冬装備に外せないのがしっかりしたインナー。ジャージやジャケットはタイトなエアロフィットを好むので、下に着るものも同じくタイトフィットである必要があります。
アンダーアーマーのコールドギアはコンプレッション系なので、肌にぴったりくっついてくれる上に筋肉の疲労も軽減されます。比較的薄いにも関わらず、肝となる暖かさも申し分なしです。
冬はコールドギア+ウィンタージャケット(またはロングスリーブジャージ)を基本として、ファーストレイヤーにドライインナーを加えたり、アウターをジレなどで調整すれば、関東近郊の冬は問題なく過ごすことができています。
Amazon.co.jpで購入できます。
【MAAP】Seamless Base Layer Vest Black
MAAPのベースレイヤーは素肌に着たときにとても気持ち良いです。加えて水分の排出機能が非常に高く、汗冷えがほとんど起こりません。
このノースリーブベースレイヤーは少し厚手なので真夏は使うことができませんでしたが、それ以外はオールシーズン使える超万能ベースレイヤー。
冬はファーストレイヤーにこのMAAPを着て、セカンドレイヤーをコールドギアにすることで、汗抜けが良く暖かい状態をキープすることができます。冬におけるインナー2枚重ねはとても快適で超おすすめです。
国内販売代理店のcyclism.jpで購入できます。
※詳細な使用感はレビュー記事を参照ください。
【Garmin】Edge 520j
停車・発車のときに「ピコッ」と知らせてくれるかわいいやつ。
サイクリストには説明不要のガーミンですが、1画面に表示できる情報量が多く、Bluetoothを使ってStrava連携なども楽にできるので、いつもサイクリングに欠かせないお供です。
520jはタッチパネルではない上、物理ボタンが硬すぎるので操作性があまり良くないですが、クリティカルな問題ではないので目をつぶっています。
Amazon.co.jpで購入できます。
※ガーミンの機能についてはこちらの記事を参照ください。
はじめてのGARMIN Edge<520J/820J/1000J>比較購入ガイド
【Garmin】vivosmart HR J
もともとEdgeと連携して心拍計測するために導入したものですが、スマホ通知機能があるがゆえに思ったより日常生活が便利になって、今では肌身離さず着用しています(便利というより、スマホに管理されるようになってしまったのかもしれない)。
心拍数を好きな人に見せて「今こんなにドキドキしているよ」的プレイもできます。
普段使いであれば5日くらい電池が持つのも良いです。ただEdge連携中は割とすぐ減るので、サイクリング前はちゃんと充電しておきます。
Amazon.co.jpで購入できます。
※機能や使い勝手の詳細はレビュー記事を参照ください。
【Atout/Mack】サイクリングソックス
サイクルウェアのおしゃれな海外ブランド第1弾で紹介している「Atout」。もともとは「Mack」というブランド名でしたが、その頃から何度かソックスを購入しています。
1足$7.82と非常に安く、デザインも豊富なので、つい何足かまとめ買いしてしまいます。
ソックスがたくさんあると着回しが遊べるので、サイクリングの度に新鮮な気持ちで出かけることができます。生地感もしっかりしていて全然ヘタれないのもうれしい。
購入はこちらから→Atoutソックス一覧
【Pocket in】超軽量輪行袋 PI-1
輪行袋はがっつり遠出するときはオーストリッチのものを使っていますが、エンド金具を装着して毎回重くてかさばるものを携行するのは仰々しいと感じていました。
そこでもっと気軽に輪行できるようにポケットインの超軽量輪行袋を導入。
車体を天地逆さにして収納するタイプなので、エンド金具が不要で収納時間が短縮できます。さくっと収納/組み立てができるようになり、近所への輪行が前より捗っています。
畳むとボトルよりも小さくなるので持ち運びも超らくちん。
【Bontrager】Pro Medium QC Seat Pack
サドルバッグはロードバイクの重量も見た目も重たくなるのであまり付けないようにしていますが、ボントレガーのPro Seat Packは軽くてシュッとしていていい感じ。
800cc入るので、ここに輪行3点セット(ポケットイン輪行袋+スプロケットカバー+チェーンカバー)を入れて出かけたり、自宅からのロングライド時は補給食や防寒アイテムを入れたりして中身を詰め替えながら使っています。ワンタッチで脱着できるので、普段は外しておいて、必要なときだけ使うようにしています。
全国のトレックストアで購入できます。
【かし原】塩羊かん
「低コスト×高カロリー×美味=ようかん」という方程式が成り立つほど、ようかんはサイクリングの途中に摂取する補給食として最適。
かし原の「塩ようかん」は一袋が一口サイズなので、ちょっとお腹が空きそうだと思ったらすぐにバックポケットから取り出して口に入れることができます。そしてこの甘味が疲れた体に染み渡って本当に美味しい。小さいので普段は3〜4個持ち歩きます。
近所のまちおかで売っていて、今年何回リピ買いしたか記憶にありません(一袋10個入りで¥180くらい)。
ほかに「栗ようかん」や「いもようかん」もありますが、「塩ようかん」が、ベストです。
ようかんは運動用の「スポーツようかん」もありますが、高価な割に実は普通のようかんと成分がほとんど変わらないので、無理して買う必要はないかと思います。
かし原のようかんは近所で売っていなければAmazonで購入できます。1袋だけだと送料がかかって割高なので、15袋セットがおすすめ。
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2017年も良いもの、そして良い仲間にめぐり逢いながらサイクリングを楽しんでいきたいですね。それでは、今年はこのあたりで。