美しいコバルトブルーのウェア。「Blackmore」Bank Aeroジャージ&ビブショーツレビュー。

Text by Ryuji(@marusa8478

僕は毎週の仲間とのライドの中で、一定の区間で強度を上げてぎりぎりまで追い込むことで体を自転車に乗れる状態に保つようにしています。
そんなライドの予定を入れた前日には必ず、明日は何を着て行こうかなと手持ちの様々なウェアの中からTPOに合わせてコーディネートを考え、準備をしておきます。

今回は僕のワードローブの中でも、最近特に出番の多い英国ブランド「Blackmore」のウェアをご紹介します。

※本レビューで紹介するウェアはBlackmore提供のものです。

Blackmore – ブラックモア

blackmore village tea shop

Blackmoreは創業者のNickさんが生まれ育った、英国エセックス州(ロンドンの北東)にあるBlackmore Villageという村に由来して生まれたブランド。

blackmore village duck pond

ブランドロゴのカモマークは、村の中心部にある池に集まるカモに由来

典型的な英国の村と言えるようなBlackmore Villageで得られたNickさんの原体験がブランディングやウェアデザインに落とし込まれています。

Blackmore Bank Aero Jersey

Bank Aero Jersey – ¥11,305

鮮やかなコバルトブルーのグラデーションが目を引く“Bank Aero Jersey”。モデル名に“Aero”というワードが入ることからも連想されるように、エアロ効果を狙ったタイトな作りになっています。

絶妙な袖の長さ

特に袖のラグラン部分は、長さと着心地のバランスが秀逸。薄くてコンシャスな生地感が肌に馴染み、着た時のシルエットがとても美しいです。

タイトめながらも非常に高い伸縮性。どのパネルの生地も薄く、インナーのボーダー柄が少し透けるほど。

バックポケット中央はiPhone Xサイズを余裕を持って入れることができますが、両サイドポケットは中央に比べて収納量が少なめ。
とはいえ、コンパクトな補給食であれば問題なく収納することができます。

インパクトブルー

このジャージに対して総合的に感じたことは、色味やデザインに丁度いい抜け感があるトラディショナルなサイクルウェアであるということです。

特にすれ違うサイクリストが思わず振り返るような主張のあるコバルトブルーは存在感抜群。
Blackmoreのサイト上で見る商品画像よりも実際はもっと彩度が高くて、まさに”着映えウェア”と言えます。

ポイントであしらわれた“B”マークやカモのロゴがラフなムードを演出しつつ、カジュアルダウンしすぎないシルエットのキチンと感と、高い強度にも対応する機能性。シリアスライダーが求めるパフォーマンスも十分に満たしてくれています。

 

BLKMRE Bib Shorts

BLKMRE Bib Shorts – ¥13,301

そしてボトムスはスタンダートなつくりの“BLKMRE Bib Shorts”。特に変哲はなさそうに見えますが、履いてみると自然と体に馴染み、ペダリングを邪魔しません。

こだわりのオリジナルパッド

 

自然に馴染む感覚を与えてくれる要素のひとつが、多くの時間を費やして開発されたというオリジナルのパッド。厚すぎず薄すぎずのグッドバランスで、深い前傾姿勢へもナチュラルにポジション移動できます。
レースやロングライドなどシーンを選ばず活躍するような設計だと感じます。

カモのワンポイントがとてもチャーミング

ボトムスのサイズ感について

サイズ:ジャージ/ビブともにXSサイズ(169㎝/C81W72H87)

海外ブランドのウェアを購入する際はサイズガイドに則って選択しますが、総じて国内ブランドで選ぶサイズよりもワンサイズ小さくなります。
今回、BLKMRE Bib Shortsはサイズガイド通り「XS」を選択しましたが、サスペンダー部分と大腿部の張り感が強く感じました。個人的にもうワンサイズ上げてもOKかな、という感触なので、タイトめが苦手なかたはワンサイズアップをお薦めします。

創業者の人柄が表れるブランド

いつもレビューのお話をもらった時には、まずそのプロダクトについて詳しく調べ、読者の皆さんに自信を持ってオススメできるのかどうか検討しています。

特にブランドサイトは、そのブランドが持つアイデンティティやどんな人をターゲットにしているのかを汲み取ることができる指標になるので、注意深く確認するようにしています。
そんな中で、Blackmoreのウェブサイトは、飾り気のない美しい写真と文章が並び、創業者Nickさんの素朴で優しい人柄が透けて見えるようなインターフェース。

僕はよく周りの人に「サイクルウェアの性能差は飽和していて何を買っても大体いい」と話しています。それはつまるところ、モノづくりを追求していくと、品質を突き詰めた先には作り手の人柄やブランドストーリーが表層化し、そこにブランドの価値が出ると思うからです。

そんな作り手の人柄にも共感したくなるような価値を持つブランドが、この“Blackmore”です。

Highs

・写真映えする鮮やかな色味
・着たときのシルエットの美しさ
・袖周りのフィット感

Lows

・胴回りの裾ゴムのタイトさ(ジャージ)

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トップスは3色展開のシリーズ。どれも派手めですが、ボトムスは汎用性のあるブラックで展開されているので、同シリーズのジャージを買い足しても気分に合わせた着こなしが楽しいと思います。

Blackmore公式サイト