【プロダクトレビュー】Café du Cycliste防水バックパック:大容量30Lをさくっと背負う。

6年前にレビューしたMAAP x Bellroy SHIFTバックパックがかなりヘタってきた。もう販売していないので、代替のバックパックを探していたところ、Café du Cyclisteのバックパックに新色が出た。この黒良い!ということで試してみることに。

review / Tats@tats_lovecyclist
photo / Rin (@f430_lisa_)

*本レビューのバックパックはCafé du Cycliste提供のものです。

1. スペック

Café du Cycliste ウォータープルーフ リュックサック

最近のCafé du Cycliste(以下Café)はすごく良いなと思っていて、私服もCaféを着るようになった。商品展開が幅広くて普段使いもできる高機能なアイテムが増えている。
バックパックもCaféだけあって、普段使いだけでなくサイクリングに使える設計になっている。

生地 サーモプラスチック・ポリウレタン 80%
ポリエステル 20%
(ウォータープルーフ素材)
サイズ 30cm x 17cm x 50cm
容量 30L
ポケット 外側:ファスナー付きポケットx1
内側:PCサイズのパッド入りポケットx1
価格 ¥28,050

 

2. 導入の目的

これまで使っていたMAAP x Bellroy SHIFTバックパックがヘタってきて(6年間本当に使い勝手良くて長持ちだった)、ちょっと生地の破れなどが気になってきたので、同じように大容量のバックパックが必要になった。
条件は以下3つ。

・防水
・遠征アイテムがまるっと入る
・サイクリング中に背負ってOK

ちょうど2023年12月に新色の黒が発売されたCafé du Cyclisteのバックパックが、この条件に当てはまった。

防水x大容量xサイクリング用の条件を満たすであろうバックパックだった

 

3. Pros/Cons

Pros

かわいい:デザインはいつまでも使いたいと思える一番大事な要素。「このプロダクトいい!」とビビッときたのはこのデザイン。フライングフィッシュとリニューアルされた縦位置のロゴが嫌味のないブランド主張になっていて、黒だけど軽やかな雰囲気が素敵。

←前ロゴ | 新ロゴ→
形は同じだけれどかなり雰囲気が違う

背中にしっくりフィットする:密度の高いパッドで背中にぴったりフィットする。バックパックを背負うサイクリングは長くても40-50分程度だが、まったく背中に違和感がない。胸部分にストラップもあるので、重いものが入っていても安定する。とはいえ、気温の高い日はさすがに汗ばむ。

背面に分厚いパッド付き

ぴったり背中にフィット

容量:Bellroyバックパックの容量が22リットルなのに対して、Caféのそれは30リットル。たくさん入るようになった。遠征アイテム(ウェア、シューズ、着替え、カメラ、PC等の電子機器)がまるっと入るので移動がラクちん。

どんどん詰め込める

防水&汚れない:表面に凹凸のないポリ素材なので、汚れがさらっと落ちる。バックパックは結構雑に扱うので、汚れないといつまでも良い状態。長持ちに期待できる…!

水も汚れもさらっとはじく

Cons

ロールトップの開閉に時間がかかる:ロールトップは差し込み型ですぐ取り外しできるが、左右のバックルもはめ外しする必要があるので、実質3箇所取り外さないとロールトップが開閉できない。これが地味に時間がかかる。
中にアクセスできるサイドジップもないので、頻繁に開閉するシチュエーション(買い物とか子どもとのお出かけとか)にはあまり向いていない。
逆に言えば、ちゃんとロックされて防水なので、通勤やハイキングのように一度閉じたら頻繁に開閉しないアクティビティに向いている。

毎回3点付け外すのは正直面倒

もう少し小分けポケットが欲しい:ポケットは外側と内側にひとつずつ。外側は鍵や小物を入れるサイズ感で、内側はPCが入る大きさ。できれば内側は追加で小分けできるポケット(ボトルや貴重品入れなど)が欲しかった。

止水ジッパーのアウターポケット

 

4. 結論

Caféのジャケット「アリゼ」と相性最高

遠征や都内の自転車移動がすごく捗るようになった。大きくて日常使いには持て余すスペックなので、僕のように用途がはっきりしていると最高のプロダクト。Caféの私服含めてトータルでいいコーデができるので、背負うとめちゃ気分が上がっている。

Café du Cyclisteバックパックを購入する(公式サイト)

著者情報

Tats Tats Shimizu@tats_lovecyclist
編集長。スポーツバイク歴10年。ロードバイクを中心としたスポーツバイク業界を、マーケティング視点を絡めながら紐解くことを好む。同時に海外ブランドと幅広い交友関係を持ち、メディアを通じてさまざまなスタイルの提案を行っている。メインバイクはFactor O2(ロード)とLS(グラベル)。