【Zwift対応】スマートトレーナー完全購入ガイド&おすすめローラー台15選

スマートトレーナー完全購入ガイド

text/Tats@tats.cyclist

いかなるときも走り続けるために。

パフォーマンスを上げたい週末サイクリストにとっては、ライドの時間をいかに確保するかというのが至上の命題。特に近年は外出自粛や不安定な天候など、思うように外で走れない期間が1年の多くを占めます。

そんな日々が続くと、「ローラー」という言葉が頭をよぎるようになります。それは、これまで幾度となく「ボーラ」「デュラ」「ガーミン」といった謎の呪文を発しては欲しいものを手に入れてきたサイクリストにとって、既視感のある症状が現れたと言えます。すでに口から無意識に「ローラー」 の4文字が出てしまうほど重度の症状だったとしても、安心してください。今はローラー台を購入する最適な時勢になっています。

「ローラーは冬の間だけやるもの」という考えはすでに覆され、インドアサイクリングは通年で楽しめるスポーツへと昇華されました。
本稿では、バーチャルライドアプリの中でシェアNo.1のZwift(ズイフト)でインドアサイクリングができるように、最適なローラー台の選び方を見ていきます。

ただローラー台にもさまざまなタイプが存在するため、基礎知識からモデルの選び方、周辺アイテムを順番にお話することで、インドアサイクリングを始めるために必要なことがすべてわかるようにしています。

1. ローラー台の種類と特徴を知る

ローラー台の大分類

ローラー台の種別

国内でローラー台と呼ばれるものは、世界標準では「ターボトレーナー」と「ローラー」の2つを表します。

ターボトレーナーは、いわゆる固定ローラーのこと。後輪側を固定することで出力パワーの向上に主眼を置いたトレーニングに用いられます。

対してローラーは、いわゆる3本ローラーのこと。ライドスキルの向上を中心としたトレーニングや、レース前のウォームアップに用いられます(一部4本ローラーもあり)。
※両方の特性を併せ持った前輪固定・後輪フリーのハイブリッドローラーは、3本ローラーに近い用途で用いられます。

3種のターボトレーナー

ターボトレーナーの種別

ターボトレーナーは、固定方法によって3種に細分化されます。

① ダイレクトドライブ式

後輪を外してセットし、レジスタンスユニットで負荷をかけるダイレクトドライブ式。
静音性・計測精度が高く、パワーメーターも内蔵。高機能のため、10万円以上の高価なモデルがほとんどですが、バーチャルライドには最も適したタイプです。

② タイヤドライブ式(ホイールオン式)

後輪のシャフトで固定し、磁石やオイルでタイヤに負荷をかけるタイヤドライブ式。
比較的静かで自然な負荷がかかりますが、タイヤが摩耗する点は注意が必要です。2〜7万円で導入できるため、入門機として最適なタイプです。

③ リムドライブ式

後輪のシャフトで固定し、ホイールのリムを挟んで負荷をかけるリムドライブ式。
タイヤの摩耗がなく安価に導入できますが、負荷範囲が狭くスリップすることもあるため、フィットネス向きのタイプです。

負荷調整機能によるグレードの違い

ターボトレーナーの負荷調整方法

ターボトレーナーは、負荷調整をすることでパワートレーニングを可能にします。
負荷調整方法は手動と自動があり、バーチャルライド上でアプリと通信して自動負荷調整できるモデルを「スマートトレーナー」と呼びます。

対して手動負荷調整のタイプは、スマートトレーナーの登場により「クラシックトレーナー」と呼ばれるようになりました。

静音性の違い

ローラー台の静音性

集合住宅など周辺環境によっては「静音性」が最重要ポイント。
静音性が高いモデルを探しているのであれば、タイヤドライブ式やダイレクトドライブ式が最適です。特にダイレクトドライブ式は音量も振動も少なく、振動を軽減する防振パッドも併せて用意することで、近隣への影響を限りなくゼロに近づけることが可能です。

ローラー台の種類と特徴まとめ

ローラー台のまとめ
  • ■ ローラー台はパワートレーニング中心のターボトレーナーと、スキルトレーニング中心のローラーの2種
  • ■ ターボトレーナーはダイレクトドライブ式タイヤドライブ式リムドライブ式の3種
  • ■ 集合住宅なら静かなダイレクトドライブ式/タイヤドライブ式が最適
  • ■ アプリと連動して自動負荷調整できるものをスマートトレーナーと呼ぶ

 

新たな選択肢 – スマートバイク

スマートバイク

従来のトレーナーは自身のバイクをセットして使用するものですが、2020年からは新たにスピンバイク型トレーナーが登場しました。

サドル高・リーチ・セットバック・クランク長を変更でき、ペダル・サドル・ステアリングは自分のものを取り付けできます。

わざわざバイクをセットする必要がなく、自分のポジションに最適化できるスマートバイクは、サイクリストの引きこもりを加速させるプロダクトとなりそうです。

主なスマートバイク

 

2. スマートトレーナーのタイプを選ぶ

スマートトレーナーのタイプ選択

上記のことから、Zwiftを最大限楽しむためにはスマートトレーナーを選択することになります。
スマートトレーナーがラインナップされているモデルは、ダイレクトドライブ式タイヤドライブ式3本ローラーのいずれか。

ダイレクトドライブ式
  静音性が最も重要
・精度の高いパワートレーニングがしたい
・予算10万〜18万
タイヤドライブ式
・静音性はある程度気にしたい
・パワートレーニングがしたい
・予算5〜7万
3本ローラー ・静音性は気にしなくて良い
スキルトレーニングを重視したい
・予算6〜10万

この中から、予算と目的に合うタイプを選びます。

スマートトレーナーの主要メーカー

スマートトレーナー主要メーカー

スマートトレーナーのメーカーは、「Wahoo(米国)」と「Tacx(オランダ)」が2大巨頭であり、両社の機種のシェアを合わせると、かつてはZwift利用者の約7割を占めていたほど(2019年1月)

この状況に食い込む形で「Elite(イタリア)」や「Saris(米国)」があり、また新興ブランドとして「Xplova(台湾)」の台頭も見られます。

この代表的な5メーカーから、最適なスマートトレーナーをピックアップしていきます。

*コロナ禍により供給が不安定になっており、入荷後すぐに在庫切れとなるケースが続いています。欲しいモデルがある場合は注意してください。

 

3. ダイレクトドライブ式

ダイレクトドライブ式は、定価15万円前後のハイエンドモデルと、10万円前後のセカンドグレードに分かれます。
両社の違いは、計測精度・最大出力・最大勾配・収容性など。ほとんどのサイクリストにとってはセカンドグレードの機能でも充分ですが、折り畳めないモデルが多いので、設置スペースも考慮してモデル選択します。

Wahoo – ワフー

Wahooダイレクトドライブ式トレーナー

拡張性の高さと先進性で、存在感の強いWahooのスマートトレーナー。
特に勾配を再現する「KICKR CLIMBAmazon)」と風を再現するスマートファン「KICKR HEADWINDAmazon)」のオプションが強み。KICKR CLIMBを併用すると、登り+20%・下り-10%の斜面も忠実に再現できるスマートトレーナーとなり、より実走に近いトレーニングが可能。
大風量のKICKR HEADWINDと合わせて、インドア環境をアップデートしていきたいサイクリストにとって最適なメーカーです。

1. KICKR(¥152,550)

イネオス・グレナディアスに提供していることで知名度の最も高い「キッカー」。
計測精度と最大負荷のレベルがトップクラスなのはもちろんのこと、使わないときはハの字に広がった脚を閉じてコンパクトにできます(収納面積54×23cm)。
音についても発売当初の2019モデルより大幅に改善。静音性が高まり、機能性・拡張性・静音性の全角度からトップに君臨するモデルになりました。
また2021モデルは「AXIS Action Feet」を標準装備し、左右の傾きも再現します。

精度
パワー
勾配
定価
購入リンク
±1%
2200W  20%  ¥152,550  Amazon
Wiggle

2. KICKR Core(¥113,000)

セカンドグレード「キッカーコア」。
キッカーとの主な違いは、折り畳めないこと、最大パワーと勾配が若干低いことの2つ。それでも十分な計測最大値を持つので、収容スペースに余裕があればダイレクトドライブ式の中でも良い選択肢となります。

キッカー同様、キッカークライムの拡張性や静音性の高さも優れたポイント。

精度
パワー
勾配
定価
購入リンク
±2%
1800W  16%  ¥113,000  Amazon
Wiggle

※KICKR HEADWINDのレビューはこちら

Tacx – タックス

Tacxダイレクトドライブ式トレーナー

2019年よりGarmin傘下に入ったTacxは、世界で初めてPCと接続できるトレーナーを開発したオランダメーカー。2015年にリリースされ、アップデートを続けているフラッグシップモデル「NEO Smart」シリーズは、静音性と振動の少なさから、住環境に気を遣う日本国内のサイクリストたちに圧倒的な支持を得ています。

3. NEO 2T Smart(¥178,000)

国内で人気No.1だったNEO Smartの後継機「NEO 2T Smart」が2020モデルとして登場。
全トレーナー中トップの計測精度・最大負荷はそのままに、ペダリングフィール・耐久性・静音性の向上、左右ペダリングパワーの計測、スルーアクスルネイティブ対応といった細かな機能アップデートがなされました。
また「左右に自然に揺れる機構」があるのはNEO 2Tの大きな強み。
使わないときは脚を折りたたんでコンパクトになります(収納面積62×26cm)。

Wahoo KICKRとは人気を二分しており、精度の高いパワートレーニングを求めるサイクリストにとって優れた選択肢。

精度
パワー
勾配
定価
購入リンク
±1% 
2200W  25%  ¥178,000  Amazon

4. FLUX 2 Smart(¥108,000)

セカンドグレードの「FLUX 2 Smart」は、NEO2と比較すると精度が落ちますが、併売されている前モデル「Flux S」と比較すると、計測精度3%→2.5%、勾配10%→16%、パワー1500W→2000Wと大きくアップグレード。上位モデルに肉薄するスペックとなっています。
脚を折りたためないので収容スペースには余裕が必要。

精度
パワー
勾配
定価
購入リンク
±2.5% 
2000W  16%   ¥108,000 Amazon
楽天

Xplova – エクスプローバ

Xplova Noza S ダイレクトドライブ式トレーナー

Acerが100%資本に入っている台湾メーカー「Xplova」。国内代理店のサポートが手厚いことで知られており、初めてのスマートトレーナーでも安心して導入できます。
2019年に登場したファーストモデルのNOZAは、他メーカーのハイエンド機に匹敵する性能と10万を切る価格設定により、多くのサイクリストにとってスマートトレーナーの敷居を大きく下げてくれるプロダクトでした。

5. NOZA S(¥98,000)

NOZAの進化版が、2020年に発売された「NOZA S」。NOZAよりもフライホイールが大型化したことで実走感が増し、ベルトとプーリーの改良により静音性も高まっています。スルーアクスルにも対応しており、紛うことなきコスパNo.1モデル。

※NOZA Sのインプレッションはこちら

精度
パワー
勾配
定価
購入リンク
±2.5% 
2500W  18%   ¥98,000 Amazon

Saris – サリス

Saris H3 ダイレクトドライブ式トレーナー

SARISは、もともと車載キャリア「SARIS」とスマートトレーナー「CycleOps」でブランドを分けていましたが、“インドアとアウトドアをシームレスに繋ぐ”というマーケティング方針の変更により、すべて「SARIS」ブランドへと統合されました。
SARISというブランド名は新しく感じるかもしれませんが、CycleOpsのテクノロジーをそのまま引き継いでいるため、ほかのメーカーに引けを取らないプロダクトを展開しています。

6. H3(¥128,000)

H3」は、かつて17万以上だったCycleOps Hammerシリーズをブラッシュアップし、さらにコストダウンを図っているため、10万円のセカンドグレードクラスにも関わらずハイエンドに近い本格的な性能を持っています。
特に静音性(32km/h走行時59db)と、重量級のフライホイール(KICKRより重い9kg)による実走感が特徴。トレック・セガフレードに提供しており、ニバリもバーチャルレースで使用しているモデルです。

精度
パワー
勾配
定価
購入リンク
±2% 
2000W  20%   ¥128,000 Amazon
ProBikeKit

Elite – エリート

Eliteダイレクトドライブ式トレーナー

さまざまなトレーナーを展開するイタリアの名門ブランド「Elite」。ダイレクトドライブ式も3種展開しており、ハイエンドの「ドライヴォ」、セカンドグレードの「ディレート」、エントリーグレードの「スイート」というラインナップ。

7. Drivo Ⅱ(¥187,810)

ドライヴォⅡ」は、精度・勾配・静音性などTacxとWahooのハイエンド機と競合するスペック。
高機能なトレーニングメニューがこなせる専用アプリ「My E-Training」(年間¥1,200)の36ヶ月利用ライセンスがついているのがドライヴォを選ぶメリットのひとつです。
使わないときは脚を折りたたんで運搬や保管がしやすいサイズになります。

精度
パワー
勾配
定価
購入リンク
±0.5%
2300W  24%   ¥155,400 Amazon

8. DIRETO XR(¥115,000)

2020年夏にディレートXが「ディレートXR」に進化。再現勾配18%→24%、パワー出力2100W→2300Wと強化されたことで10万前後モデルの中で非常にハイスペックな機種となりました。誤差1.5%もハイエンドモデルに近く、計測上許容範囲に収まるレベル。さらにダイレクトドライブの静音性も加わり、お得な機種となっています。

精度
パワー
勾配
定価
購入リンク
±1.5%
3600W   24%  ¥115,000 Amazon
Wiggle

9. SUITO(¥94,800)

2020シーズンNewモデルの「スイート」は、ディレートと同様にエントリークラスのモデル。若干価格が安い分、精度や計測最大値で劣る部分はありますが、SUITOの特徴は折りたたんだときのコンパクト性。
収納時の幅が、ディレートが30cmに対してスイートは15cm。ほかのメーカーと比べても半分近くの小ささに収まっています。狭い住宅事情のサイクリストにとっては最も適したモデル。

精度
パワー
勾配
定価
購入リンク
±2.5%
1900W   15% ¥94,800 Amazon

 

4. タイヤドライブ式

予算を抑えて導入できるタイヤドライブ式のスマートトレーナー。フィットネスからトレーニングまで幅広い用途に向いています。
本格的なトレーニングとなると、Zwiftコース上の斜度(15%以上)が再現しきれないモデルがほとんどなので、その点は注意が必要です。

Wahoo – ワフー

Wahooタイヤドライブ式トレーナー

10. KICKR Snap(¥69,250)

タイヤスリップのない安定感と誤差の少ないパワー計測、優れた静音性など、タイヤドライブ式の中ではトップの性能を持つ「キッカースナップ」。ソリッドなデザインや、脚を折りたたんで持ち運びしやすいのも良い点。
またダイレクトドライブ式と同様に、「キッカークライム」と組み合わせて斜面の再現もできます。

精度
パワー
勾配
定価
購入リンク
±3% 
1500W   12%  ¥69,250  Amazon
Wiggle

Tacx – タックス

Tacxタイヤドライブ式トレーナー

11. Bushido Smart(¥76,000)

タイヤドライブの中で最大の15%の斜度を再現できる「ブシドー」。コンセント不要で利用できる自家発電式完全ワイヤレスで、ブレーキも磁気ブレーキではなくエンジンブレーキのため、実走に近いフィーリングが得られるのが特徴。
脚を折りたたんでコンパクトにすることも可能。

精度
パワー
勾配
定価
購入リンク
±5% 
1400W   15%  ¥76,000  Amazon

12. Vortex Smart(¥56,000)

ヴォルテックス」は設置が簡単で、安定したライドフィールの得られるTacxのエントリーモデル。
計測パワーが高めに出る傾向があるので注意が必要です。

精度
パワー
勾配
定価
購入リンク
±5%
950W  7%   ¥56,000 Amazon 

Elite – エリート

Elite ダイヤドライブ式スマートトレーナー

13. TUO(¥55,400)

2020年の新作「テュオ」は、これまでのターボトレーナーの無骨な外観を打ち破るデザイン。ブナ木材を使った脚を折りたたむと、インテリアにも馴染むスマートな佇まいになります。
精度も±3%と優秀で、一般的なサイクリストにとっては文句のない機能性。「my E-Training」の1年間無料ライセンス付き。

精度
パワー
勾配
定価
購入リンク
±3%
1250W  10%  ¥55,400 Amazon
楽天

 

5. 3本ローラー

ローラータイプのスマートトレーナーは多くありませんが、大手メーカーではEliteが展開。
ターボトレーナーと違い、バイク本体が固定されていない3本ローラーは、自動的に負荷が変わったときにバランスを崩しやすくなるため、常に画面を注視して路面のアップダウンに応じてペダリングを変化させていきます。通常の3本ローラー以上に気を使う必要がありますが、その分スキルも身に付きます。

ELITE – エリート

Elite 3本ローラー

14. NERO(¥101,000)

2019年に登場した3本ローラーのハイエンドモデル「ネロ」。特筆すべきは、底部に備わっているフローティングシステム。これにより、ローラー全体が前後方向にも動きます。
自然な実走感を得るためには欠かせない前後の動きと、2.7kg×2の大型フライホイールにより、インドアライドをより自然なものにしてくれるモデル。コンパクトに折り畳んで収容可能です。

精度
パワー
勾配
定価
購入リンク
不明 830W  7%  ¥101,000 Amazon

15. ARION DIGITAL Smart B+(¥67,380)

「ネロ」登場以前は、唯一の3本ローラー型スマートトレーナーだった「アリオン」。赤いローラーはまさにElite製と感じさせるデザインです。
比較的求めやすい価格帯なので、スキルトレーニングとパワートレーニングを手軽に導入したいときに最適なモデル。折り畳んで収容可能です。

精度
パワー
勾配
定価
購入リンク
不明 645W  5%  ¥67,380 Amazon

 

6. 全15モデルの機能比較表

 
機種
精度
パワー
勾配
定価
 ダイレクトドライブ式
1
Wahoo KICKR
±2%
2200W
20%
¥152,550
2
Wahoo KICKR Core
±2%
1800W
16%
¥113,000
3
Tacx NEO 2T  Smart
±1%
2200W
25%
¥178,000
4
Tacx Flux 2  Smart
±2.5%
2000W
16%
¥108,000
5
Xplova NOZA S
±2.5%
2500W
18%
¥98,000
6
Saris H3
±2%
2000W
20%
¥128,000
7
Elite Drivo Ⅱ
±0.5%
2300W
24%
¥155,400
8
Elite Direto XR
±1.5%
2300W
24%
¥115,000
9
Elite SUITO
±2.5%
1900W
15%
 ¥94,800
 タイヤドライブ式
10
Wahoo Kickr Snap
±3%
1500W
12%
¥69,250
11
Tacx Bushido Smart
±5%
1400W
15%
¥76,000
12
Tacx Vortex Smart
±5%
950W
7%
¥56,000
13
Elite TUO
±3%
1200W
10%
¥55,400
 3本ローラー
14
NERO
不明
830W
7%
¥101,000
15
Elite Arion
Digital Smart B+
不明
645W
5%
¥67,380

どのモデルを選ぶ?

  • ・予算が許せば、ダイレクトドライブ式は「Wahoo KICKR」「Tacx NEO 2T Smart」、タイヤドライブ式は「Wahoo KICKR Snap」。いずれも海外シェアが高く、品質の信頼性も高いモデルです。
  • ・ダイレクトドライブ式のミドルグレードでは「Xplova NOZA S」が価格対機能で突出。間違いなくスマートトレーナーを一般に普及させるモデルとなっています。カスタマーサポートの安心感含めて、予算10万であればNOZA1択と言えるほど。
  • ・このことから、ハイエンド機であればKICKRTacx NEO、エントリー機であればNOZA Sという選択肢が2021年のスマートトレーナー選びの基本線。そこから自身に必要なスペックに応じてモデルを絞り込んでください。

 

7. ローラー台と一緒に用意するもの

Zwift対応デバイス+センサー

Zwift対応機器

スマートトレーナーはBluetoothまたはANT+で接続します。
基本的にiOS/Androidの場合はBluetooth、PCの場合はBluethoothかANT+を使用。
手持ちのデバイスに合わせて、アプリとセンサーの通信環境を用意します。

Zwiftアプリ

ZwiftアプリはiOS/AndroidのほかにWindows/Mac、そしてAppleTV用があります。利用料は1アカウントあたり月額¥1,650(7日間の無料トライアルあり)。

iOS Android Mac iWindows AppleTV
iOS9.0以上 Android7.0以上 macOS10.0以上 Windows7以上 第4世代以降

必要なデバイスのスペック

Zwift Companionアプリ

ZwiftにはコンパニオンアプリiOS Android)があり、BluetoothでスマートトレーナーとPCをブリッジ接続する役割を担います。
ほかにも、Zwift上のコース確認やメッセージのやり取り、コース選択などもコンパニオンアプリを使って手元で操作可能。

ANT+ドングル

ANT+スピードセンサーやパワーセンサーをPCに接続する場合は、受信側にドングルAmazon)を用意する必要があります。

ダイレクトドライブ式の場合

スプロケット

ダイレクトドライブ式+スプロケット

ダイレクトドライブ式は別途スプロケットの購入が必要。トレーニング用なので、普段使っているものからグレードを下げたもの(Ultegra→105など)でももちろん問題ありません。ただしWahoo KICKRのみ、最初からSRAM製11sのスプロケットが付属します(シマノ互換)。

  • ・スプロケット工具:BIKE HANDスプロケット取り付け/取り外しセット(Amazon

※Campagnoloユーザーは別途カンパ用フリーも購入する必要があります

タイヤドライブ式の場合

専用ホイール+タイヤ

タイヤドライブ式+ホイール

タイヤドライブ式は、タイヤが摩耗し、ホイールにも負荷がかかるため、トレーニング用に摩耗しづらいリアタイヤ+安価なホイールを用意するのが一般的。

 

8. 快適なZwift環境をつくる周辺アイテム

トレーナーと通信環境が整ったら、次は快適なライド環境をつくるための周辺アイテムを揃えていきます。

周辺アイテム

スマートトレーナー周辺アイテム

① ディスプレイスタンド

スマートフォンやタブレットを使用する場合は、ディスプレイを目の前に置けるようにスタンドを用意します。
インドア専用のスタンドが発売されていますが、安価な譜面台でも代用可能です。

Elite:POSA デバイススタンド(Amazon
ミノウラ:タブレットホルダー(Amazon
・譜面台(Amazon

② スウェットカバー

トップチューブを汗から守るスウェットカバーは必需品。
これに加えて、ハンドタオルをハンドルの上にかけることでT字でバイクを保護するのが最適。

・スウェットカバー一覧(Amazon

③ライザーブロック

バイクを水平に保つために用いられるライザーブロックですが、ダイレクトドライブ式の場合はリアの高さを調整できるので基本的には不要です。
ただヒルクライムのポジションを再現してトレーニングしたいときには、高さ調整できるライザーブロックが活躍します。Eliteのライザーブロックであれば、6%の勾配まで再現可能。

Elite:SU-STAバイクブロック(Wiggle

④ トレーナーマット

汗を受け止めたり、床を傷つけないためのマット。若干の防振効果もあります。
練習スペースはかなり場所を取るので、ローラー台専用マットを使うとジャストサイズ。ヨガマット等でもOKですが、サイズが足りない場合もあるので事前にサイズ確認が必要です。

・トレーナーマット一覧(Amazon

⑤ 防振パッド

ローラー台は騒音と同じくらい振動を気にする必要があります。特に集合住宅では近隣への配慮がマスト要件ですが、ローラー台専用に設計された防振材を使うことで、床に伝わる振動は限りなくゼロになります。
2個セット販売なので、ローラーの足の数に合わせて複数購入します。

グロータック:ブルカット2(Amazon
ミノウラ:防振パッドセット(Amazon

汗対策

インドアサイクリング汗対策

ハンドタオル

どんなに気温を下げても、強度を上げると汗が滴り落ちるのは避けられません。
薄手のタオルだと吸水量が足りなくなるので、厚めのものを用意。
2枚体制にして、1枚はハンドル周りの保護と汗拭き用、もう1枚はマットに落ちる汗を吸い取るために使います。

扇風機

無風の室内では扇風機はマスト。風力の強い工業扇風機もありますが、一度自宅の扇風機で試してみて、風力が足りないと感じたらより強力なものを買い足すかたちで良いかもしれません。
またインドアサイクリング専用ファン「KICKR HEADWIND」という選択肢もあります。

工業扇風機一覧Amazon
・KICKR HEADWINDAmazon

* * *

バーチャルライドは退屈しづらいとはいえ、トレーニングメニューをやっていると「なんでこんなつらい思いをしているんだ」感が出てくることがあります。それでも我慢して走りきったときの爽快感はたまらないもの。

そう、Zwiftで退屈を誤魔化そうが、ローラー台はいつだってドM専用機です。一緒にZwiftで辛く楽しくRide On!しましょう。