サイクルウェア<春夏秋冬>完全コーディネートガイド

快適なロードサイクリングのためには、春夏秋冬各シーズンの気温に合わせて最適なウェアを着回すことがとても大事。
ただ、ウェアを買い揃えていくときに困るのが、季節に適したコーディネートをするためには、どのウェアを組み合わせれば良いかがわかりづらいということ。

「ジャージは半袖と長袖両方必要なのか?」「ジレやアームウォーマーなどの防寒用品はどういう時に使うのか?」など、サイクルウェアは今まで着たことがないファッションのため、慣れない頃は適切な判断が難しいもの。

そこで、サイクルファッションをめいっぱい楽しみたい人のために、揃えるべきウェア全種と、それを組み合わせた季節ごとの着回しテクニックを紹介していきます。

1. サイクルファッションを着回すための19アイテムはこれ!

まずは着回しに必要な全19アイテムを紹介。
いきなり多すぎる!と感じるかもしれませんが、すべてをまとめて揃える必要はなく、季節に応じて自分に必要なものを少しずつ買い足していきます
そうやって1年のサイクルが経過すると、自然と着回せるアイテムが揃っていくもの。
※購入の参考に、各アイテムの名称からWiggleの商品一覧へリンクします。

サイクルウェア - トップス一覧

1. 半袖ジャージ:トップスで最も出番の多い半袖ジャージは自分が好きなデザインのものを。サイズ感は「少しきついかな?」と思うくらいのものが最適。

2. 長袖ジャージ:少し冷える季節に便利な長袖ジャージ。ベースレイヤーとの組み合わせで対応気温の幅が広がる。

3. ジレ:ベストとも呼ばれ、一番大事な体幹部分の冷えを防いでくれるコンパクトな防寒アイテム。持っていると意外と出番が多くなる。

4. ウィンドジャケット:ウィンドブレーカーとも呼ばれ、折りたたむとコンパクトになる薄手の防風ジャケット。バックポケットに入れていつでも取り出せるようにして。

5. ウィンタージャケット:冷気をシャットアウトできる防風ソフトシェルジャケット。真冬のライドには欠かせない最強アウター。高機能なものは防水性も。

サイクルウェア - ボトムス一覧

4. ビブショーツ:半袖ジャージと同様、年中通して着る機会が多いので、上下セットでデザインが合うように。黒無地に近いデザインを選んだほうが着回しカンタン。

5. ビブタイツ:寒さの厳しい季節において、下半身の防寒は裏起毛のビブタイツ一枚が基本。真冬に大活躍。

サイクルウェア - ベースレイヤー一覧

8. 半袖ベースレイヤー:汗を外に逃がすための吸湿速乾性の高いインナー。肌寒い季節には保温も兼ねる必須アイテム。暑がりさんはノースリーブタイプを。

9. 長袖ベースレイヤー:寒い季節に着用するため、保温性と速乾性が高く、できる限りタイトフィットのものを選択。ヒートテックのような汗が乾きにくい肌着はサイクリングには不向きなので注意を。

サイクルウェア - ウォーマー一覧

10. アームウォーマー:春・秋の防寒用として半袖ジャージと組み合わせて使用。

11. レッグウォーマー:春・秋の防寒用としてビブショーツと組み合わせて使用。

12. アームスクリーン:夏の腕焼けを防止するUVカットアイテム。アームカバーとも言う。

サイクルウェア - アクセサリー一覧

13. キャップ:頭部の冷えを守ったり、頭皮からの汗を逃がすサイクリング用キャップ。ファッションのワンポイントにも最適。

14. ビーニー:耳まで覆うニット素材の帽子。冷気で耳が痛くなるサイクリストには必須。

15. ネックチューブ:首元から風の侵入を防いだり顔を冷気から守るもの。あるとないとでは大差。

16. ショートフィンガーグローブ:シフトレバーの操作性を損なわない指切り型のグローブ。

17. ロングフィンガーグローブ:秋冬に活躍するグローブ。できれば薄手と厚手の2タイプ揃えると厳冬にも対応できて便利。

18. ソックス:サイクリング専用のソックスを。速乾性が高くフィット感も抜群。足元コーデの肝。

19. シューズカバー:シューズの上から被せてつま先など足の冷えを防ぐもの。

 

2. サイクルウェア「」着回しテク!

それでは全19アイテムを組み合わせた季節ごとの着回しを、気温の高いときのコーディネートから順に見ていきましょう。
※記載の気温は目安であり、個人の体感温度によって最適な組み合わせは変化します。

夏のコーディネート

25℃〜35℃

サイクルウェア 夏のコーディネート

夏はとにかく快適に過ごせることが第一。
そのため半袖ジャージとビブショーツを基本とした薄着となり、その分肌を露出しがちなので紫外線対策も忘れずに。日焼けは体力を著しく消耗し、肌も荒れるので、アームスクリーンを着けたり日焼け止めを塗ってしっかりと防御。
また汗冷えを防ぐために、ベースレイヤーを着ておいたほうが結果的に快適になることも*。
*夏用ベースレイヤーの詳細はこちら:夏におけるインナーウェアの必要性とおすすめウェア

春・秋のコーディネート

15℃〜25℃

サイクルウェア 春&秋のコーディネート1

夏のコーデをベースとして必要なものを上から重ねていくのが、少し肌寒さのある晩春・初秋の着回し。
こんなとき、腕を温めるアームウォーマーはもちろん、体幹を冷やさない軽量ジレはとても便利*。腕まわりも防風したいような気候のときは代わりにウィンドジャケットをピックアップ。どれも折りたたんでバックポケットに入れることで、簡単に気温に応じた調整が可能に。
足の冷えが気になる方はレッグウォーマーをこの段階で着るのもあり。
*ジレの詳しい着こなし方はこちら:ジレで寒い季節を快適に乗り切る。(コーディネート例付き)

10℃〜20℃

サイクルウェア 春&秋のコーディネート2

10℃台の冷え込む気候になると便利なのが長袖ジャージ。長袖ジャージは長袖インナーと組み合わせることで、半袖ジャージ+アームウォーマーよりも低い気温に対応可能。
レッグウォーマーを足して脚全体をしっかり暖かく包み込むことも忘れずに。
またここでもジレやウィンドジャケットは大活躍で、ジャージの上に1枚羽織るだけでさらにマイナス3〜5℃耐えられるように。

冬のコーディネート

0℃〜10℃

サイクルウェア 冬のコーディネート

冬の着こなしは、肌の露出を避けることと、風を完全にシャットアウトすることが最大のポイント。あまり着こむと汗冷えする可能性もあるため、防寒性の高いジャケットを選んで、重ね着は最小限に抑えるように。
ジャケットの厚みによっては長袖ジャージを中に着る必要はなく、代わりにインナー1枚だけ、あるいは2枚重ね*(半袖インナー→長袖インナー)という組み合わせもOK。
また脚は起毛素材のビブタイツでしっかり保温できるように。
*冬用インナーの詳細はこちら:冬用ベースレイヤーの選び方ガイド&おすすめブランド

 

3. ウェアコーディネートの便利なTips

その日の最高気温が最も薄着になるように

寒暖差の激しい春や秋は、1日のどの時間帯の気温に合わせれば良いのか困ることも。
基本的にはジレやウィンドジャケットなど調整しやすいアイテムを持ち運ぶことを前提に、その日のライドの最高気温が最も薄着の状態になるようコーディネートを考えるのがおすすめ。
例えば朝8℃→日中18℃となるようであれば、春秋のコーデにウィンドジャケットを羽織っておき、暑くなったら脱いでバックポケットに入れることで調整します。

ライドの強度を考慮に

気温だけでなく、ライド強度や種類によってもコーディネートは変化。
サイクリングロードを一定の強度で走る場合と、長い峠をヒルクライムする場合とでは必要なウェアは大きく異なり、強度が高いほど細かい調整が必要になってきます。自身の走り方に応じて最適なコーデの選択を。

外に出たときの感覚を大事に

夏以外は、外に出たときに「ちょっと寒い」と感じるくらいがちょうどいい組み合わせ。これが一番手っ取り早いコーディネートの決め方です。
逆に「このウェア暖かいな」と感じた場合は少し着込み過ぎなのかもしれません。走り始めるとすぐに温まるので、後悔する前にすぐ玄関に戻って調整してしまいましょう。

* * *

サイクリング用品はひとつひとつの単価が高いので、必要なアイテムの数の多さに少し辟易されたかもしれません。
それでも少しずつお気に入りのウェアを揃えていくのも、ロードサイクリングの大きな楽しみのひとつ。サイクルファッションのコーディネートを楽しみながら快適に走ってくださいね。

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