自転車機材が全然手に入らないという状況が加速した2021年。
欲しいモノがあれば、入荷されるまで待つのではなく、先に注文しておいて入荷を気長に待つのが当たり前。
そんな状況なので大きな買い物はまだありませんが、今年導入したものからお気に入りを10個選んでみました。
今年は引き続き家で過ごす時間も多く、ライフスタイルを満たすための買い物を優先させたことも今回のセレクトに影響しています。
text/Tats(@tats_lovecyclist)
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KASK Wasabi(¥38,500)
風を通しにくい冬用ヘルメットの最有力だったKASK『Wasabi』。マットブラック・マットグレー・マットホワイトの3色で迷っていましたが、12月に入荷された実物を見て、雪のような白の質感が圧倒的に美しいマットホワイトを選択。
被り心地はProtoneに近く、頭部を守ってくれる安心感はKASKヘルメットの中でもトップクラス。
重量はカタログ値290g、実測値272g(Mサイズ)。普段使っているValegroが210g前後なので、被り比べるとさすがに少し違いを感じます。ただWasabiと近い重量のモデルには、他ブランドのハイエンドモデル(Giro AetherやSweet Protection Falconer II)もあり、実用面でのストレスはありません。
何より風を通さないので暖かく、また今までにないテイストの外観は、ライドの度にスタイリングが楽しみになるヘルメットです。
冬のスタイリングに最適
Rapha ライトウェイトスヌード(¥2,500)
冬のコーデはダークカラーが多いので、首元に明るい色を持っていきたくなることも。だから今シーズンはアクセントカラーのスヌードを追加。Raphaの『ライトウェイトスヌード』は軽くて発色良く、淡いウェアに合わせる鮮やかなパープルやグリーンがいい感じ。私服にもときどき合わせています。
AGU Verve HDII 偏光レンズ(€160)
ユンボヴィスマをサポートしているオランダのブランド「AGU(アグー)」のアイウェア。主張の強くないアイウェアを探していたときに、『Verve HD II』はぴったりのモデルでした。どんなウェアにも合わせられてコーデが楽。
偏光レンズモデルは反射光を抑えてくれて目が疲れにくく、またノーズパッドの高さを無段階に調整できるので、平たい顔族の僕にとっては非常にありがたい…。
MAAP サーマルベースレイヤー(¥9,000)
冬用の半袖ベースレイヤーがあると便利だろうなと思って選んだMAAPの『サーマルベースレイヤー』。
少し肌寒い15℃前後に長袖ジャージと組み合わせて使ったり、もっと寒いときは長袖ジャージ+ジャケットの下に着たり(袖がないので腕周りのストレスがなくなる)、組み合わせによって幅広く活躍してくれます。肌触り良く締めつけ感もなく、やっぱりMAAPいいな〜と思わせてくれるクオリティ。
長袖ジャージ+ジャケットの下に着るとちょうど良い
BeElite マッサージガン(¥15,000)
今年導入したものの中でベスト1と言って良いほど、めちゃめちゃ使用頻度の高いマッサージガン。半年以上使い続けていますが、時短ケアできる&回復が早くなる&寝付きが良くなる、と良いことしかない。
日常的にマッサージガンとフォームローラーで身体をほぐす習慣をつけておいて、月1回は整体で身体を整えることで、身体のコンディションを維持しています。
完全食BASE BREAD(1個¥156〜)
いっとき体重が増えてしまったことがあり…ライフスタイル全般を見直すために継続コースをはじめたBASE BREAD(現在3ヶ月目)。完全食というと無味なイメージかもしれませんが、BASE BREADは普通に美味しい。塩×オリーブオイルをつけたり、ジャムやクリームチーズを塗ったり、好きにアレンジしながら食べる楽しみも満たしてくれます。栄養コントロールしやすく、体調も以前より良くなっていると感じています。
ファミマでも取り扱っている店舗があるので、気になっている方はひとつ試してみてください。
SiS REGO チェリージュース(20本入¥4,070)
筋肉の炎症を抑えて睡眠を改善してくれる『REGOチェリージュース』。
ライド直後はプロテインを摂取し、夕食後2〜3時間経ってからREGOを飲む習慣にしています。
SiSのジェルは全体的にクセの強い味付けで好みが分かれるものの、これはロシアのジュース「モルス」のようなクランベリー系のテイスト。疲れていると酸味のあるものが欲しくなりますが、そんな身体の要求にぴったりの味が胃袋に染み込んでいく…!
Novesta x Isadore Marathon(¥28,000)
IsadoreがNovestaとコラボしたシューズ「マラソン」。2年前に一度レビューしていますが、その後新色が出ており、履き心地が好き過ぎたので色違いを購入しました。
質感の出るスエード地、淡いカラーリング、スポーティなダイヤルクロージャー、そして内部の最適なホールド感。足元から幸せを感じられるオンリーワンなスニーカーです。
Novesta x Isadore Marathon(TOKYO WHEELS)
IKEA クノッペング コラージュフレーム(¥1,299)
在宅勤務の殺風景な壁になにか欲しいと思ったとき、自分で撮った写真を飾ることにしました(よく見る海外YouTuberの自宅に素敵な写真が掛けてあるのを見たことがきっかけ)。
これまでスマホやPCの画面上でしか見てこなかった写真ですが、プリントしてみると、空気感や存在感など画面以上のリアリティが感じられます。
また仕事に根を詰め過ぎて疲れたときに、自由を象徴するようなライド中の雰囲気を見ると心が落ち着きます。
自分で撮った写真を飾る──ただそれだけですが、ちょっとリッチな気持ちになれるのでおすすめです。
Fujifilm XF16-55mm F2.8 R LM WR(¥129,500)
Fujifilmのフラッグシップ標準ズームレンズ(F2.8通し)。これは本当に導入してよかった…。
フルサイズ換算で24-84mm相当の画角をカバー。ボケが美しく、ズームレンズだけど積極的に開放で撮りたくなる画質。単焦点3本持ち歩いているのと同じといっても過言ではない。
バイクパッキングの記事あたりから本格的に導入し、表現の幅を大きく広げることができました(撮影内容に応じて単焦点レンズも組み合わせる)。
ただやはり重量はかなりあって、カメラ本体(X-T4)と組み合わせると約1.3kg。使い始めたときは肩への負担が大きくて、これライドで使っていくのはきついかなと思いましたが、2回くらいで慣れました。今では単焦点レンズを使うと軽く感じるほどで、もっと重いレンズいけるんじゃないかと思い始めている…。
XF16-55mm F2.8 R LM WR(Amazon)
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