スタイル&パフォーマンスに優れたサイクルウェアブランドをセレクトし、地域別にリスト化。40を超えるブランドからお気に入りを見つけよう。
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※レビューは一部ブランドに限られる
主要ブランド8選
サイクリングアパレル業界をリードする主要8ブランド。最新のスタイルとパフォーマンスを追求するときは、以下を抑えておけばまず間違いない。
Rapha(UK)
機能的なサイクルウェアにファッションやカルチャー視点を組み入れ、革新をもたらしたRapha。世界最大のサイクリングコミュニティ「RCC」を抱え、ブランドの在り方やウェアづくりにおいて、多くのブランドがベンチマークする存在であり続けている。近年は創業者サイモンが創り上げたクールな世界観を昇華させ、より親しみやすいブランドへと変化。
MAAP(オーストラリア)
2014年に創業したメルボルンのMAAP。創業者はグラフィックデザインやテクニカルアパレルデザインに精通し、品質も着心地もワールドクラスのウェアを世界中の工場と提携しながら作り出している。新作投入のサイクルが早く、次々とトレンドのデザインを展開するマーケットリーダーのひとつ。
Café du Cycliste(フランス)
フランスのリゾート地ニースの開放的な海辺の雰囲気がそのままウェアに落とし込まれているようなCdC。抜け感のある色使いやフィッティングは唯一のもの。冬用ウェアのバリエーションが特に充実しており、素材も着用感もプレミアムなクオリティ。
NDLSS(スペイン)
マドリードにある「NDLSS」は、スペインブランドの中でも特にスタイリッシュ。
イタリアで作られたスタイルは、ラインナップもデザインもシンプルで選びやすく、パフォーマンスも高い。
Pas Normal Studios(デンマーク)
2014年に創業し、短期間で多くの競合ブランドがベンチマークするようになったPNS。ロードレースへのリスペクトから生まれたウェアは、軽量で高品質かつ超タイトなレースフィット。シンプルなタイポグラフィとエレガントなカラーパレットによって作り出されるグループライドの調和は、世界的なコミュニティを形成するのに十分な説得力がある。
Isadore(スロバキア)
グランツールで活躍した元プロ選手であるヴェリトス兄弟が立ち上げたIsadore。メリノ素材を使ったウェアはハイパフォーマンスで、一度着たらその着心地は忘れられないレベル。いち早く再生素材を用いたジャージを展開するなど、製造工程における取り組みも先進的。
Universal Colours(UK)
大手ECサイト「Sigma Sports」から生まれたオリジナルブランド。Universal(誰でも着られる)+ Colours(季節の移り変わり)というコンセプトからつくられるデザインはシンプルで美しい。すっきりとしたラインと繊細なディティールは、リトアニアのBlusign認定工場で製造されている。
Attaquer(オーストラリア)
2012年にシドニーで創業し、身に付けることで”別人格の自分になる”ことをコンセプトとしている「Attaquer」(仏語で“攻撃”の意味)。レースフィットのジャージは格好良く、柄モノもシンプルなものも揃っている。
エリア①英国
最もブランドが豊富な英国。Raphaをはじめとしてクラシカルなデザインが多く、カラーリングも合わせやすい。
本国サイト | 国内販売サイト |
Rapha | Rapha |
Universal Colours | – |
Velobici | – |
Le Col | – |
Angry Pablo | – |
Chapeau! | – |
CHPT3 | – |
TICCC | – |
Albion | – |
エリア②オーストラリア
日本と距離の近い豪州。アジア圏のサイクリストにも馴染み深いブランドが多く、デザインが明るめなのが特徴。
本国サイト | 国内販売サイト |
MAAP | CYCLISM |
Pedla | – |
Attaquer | – |
Black Sheep Cycling | – |
Pedal Mafia | – |
エリア③西ヨーロッパ
サイクリング文化の本場、西ヨーロッパでは、ロードレースへのリスペクトが根底にあるブランドが多数。その上で国ごとの気候や気質がウェアづくりに反映されている。
本国サイト | 国内販売サイト |
Café du Cycliste(フランス) | TOKYO WHEELS |
NDLSS(スペイン) | – |
Peloton de Paris(ベルギー) | TOKYO WHEELS |
PH Apparel(イタリア) | – |
Gobik(スペイン) | – |
The Service Course(スペイン) | Rapport |
Biehler(ドイツ) | – |
TAN LIИE(スペイン) | – |
IRIS(オランダ) | – |
Fingerscrossed(ドイツ) | – |
エリア④中央・北ヨーロッパ
ポガチャルをはじめ数々の超有力選手を排出している中央・北ヨーロッパ。レースにおけるパフォーマンス面を重視しているブランドが多数で、洗練された世界観を持つ。
本国サイト | 国内販売サイト |
Pas Normal Studios(デンマーク) | MAGNET | TOKYO WHEELS |
Isadore(スロバキア) | TOKYO WHEELS |
BBUC(オーストリア) | – |
VOID(スウェーデン) | – |
Atout(ポーランド) | – |
エリア⑤北米・南米
メッセンジャー文化やグラベル文化などさまざまなカルチャーが混ざり合い、ロードバイク以外に、固定ギアやグラベルバイクなどスタイルに多様性があり、ウェアの系統もブランドごとに異なるものとなっている。
本国サイト | 国内販売サイト |
Tenspeed Hero(USA) | – |
Velocio(USA) | TOKYO WHEELS |
7mesh(カナダ) | TOKYO WHEELS |
Rubber N’ Road(USA) | – |
God & Famous(USA) | – |
Ostroy(USA) | – |
TWIN SIX(USA) | – |
Oliver Otto(メキシコ) | – |
Givelo(コロンビア) | – |
エリア⑥アジア
若年層を中心に新しいサイクリング文化が芽生えるアジア圏。海外のスタイル系ブランドをただ取り入れるだけでなく、各国で独自の解釈を持ったオリジナルブランドが立ち上がるようになっている。
本国サイト | 国内販売サイト |
PEdAL ED(日本) | COG TOKYO |
Arden Bike(韓国) | – |
Cheese Cycling(韓国) | – |
CONCEPT SPEED(タイ) | – |
ブランド更新情報
2024/10/8追加:Biehler(ドイツ)、Angry Pablo(UK)、Rubber N' Road(USA)、Fingerscrossed(ドイツ)
2023/2/6追加:Rapha(UK)、Oliver Ottto(メキシコ)、Givelo(コロンビア)、CONCEPT SPEED(タイ)
サイクルウェアは何を揃える必要がある?
ブランドは数え切れないほどあるものの、何を揃えていけば良いか判断に迷うかもしれません。
「ジャージは半袖と長袖両方必要なのか?」「ジレやアームウォーマーなどの防寒アイテムはどのタイミングで使うのか?」など、最初のころは適切な判断が難しいと思います。
以下の記事では、揃えておきたいウェア全種と、それを組み合わせた季節ごとの着回し方法を紹介しています。ウェア探しのお供に活用してください。
はじめて海外サイトで買い物する方へ
購入時のフォーム入力方法や、返品・交換したいときなど、英語での例文を紹介しています。
著者情報
Tats Shimizu(@tats_lovecyclist) 編集長&フォトグラファー。スポーツバイク歴11年。ロードバイクを中心としたスポーツバイク業界を、マーケティング視点を絡めながら紐解くことを好む。同時に海外ブランドと幅広い交友関係を持ち、メディアを通じてさまざまなスタイルの提案を行っている。メインバイクはStandert(ロード)とFactor(グラベル)。 |