ALTALIST ✕ ZEISS:この価格で、世界最高水準のツァイスレンズを手にする。

国内売上本数No.1の躍進を続ける国産アイウェア『ALTALIST(アルタリスト)』は、ドイツの名門レンズメーカー『ZEISS(ツァイス)』のレンズを採用したモデルを発売することになった。

機能美に根ざしたALTALISTのものづくりと、日本人に最適化されたフィッティング、そして世界最高峰のZEISSレンズ。その融合がもたらす2モデル「KAKU SP5」「KISOU CR1」の詳細を見ていく。

モデル

Yukari Mochidome
Yukari@hii_road
Ridleyアンバサダー。ヨーロッパ18カ国をバックパックで回ってきた行動力や、仕事として携わってきたファッションへの感性を活かし、自転車に関わる活動を幅広く行っている。
Mochidome@omochi68
チームユーラシア所属のプロサイクリスト。コーヒーが大好きで、遠征に行くたびにロースタリーを巡る。その味覚と知識量は訪れたカフェのバリスタを上回ることも。

text & photo / Tats@tats_lovecyclist)[PR]

世界最高水準のレンズ

最高を求めるならZEISS

ZEISS(ツァイス)は、1846年に創業されたドイツの光学機器メーカー。ライカやハッセルブラッドと並び称される光学ブランドであり、カメラレンズ、ライフルスコープ、医療用光学機器に至るまで、精密な光学技術を追求してきた。

カメラレンズで言えば、ZEISSレンズが採用されたSONY Eマウントレンズ、Canon RFマウントレンズ、NIKON Zマウントレンズなどを愛用している読者もいると思う。

アイウェアの分野でもZEISSレンズは常にトップグレードであり、KOOやPOCなどのハイエンドブランドもZEISSレンズを採用している。

ZEISSレンズが最高と言われるテクノロジー

スペクトルフィルタリング:光を制御して路面状況を認識しやすくする技術。アスファルトでは青色光の透過率を低減し、自然なシーンではグリーンとオレンジの光を精密にフィルタリングする。

Ri-PeX with Hydro Roll Technology:ZEISS社によるコーティング技術。高濃度のフッ素を使用して水滴の挙動を変化させ、耐水・防塵・耐油性能を向上させることで、レンズの手入れを簡単にする。

AR反射抑制:レンズ内部のグレアや干渉を排除、反射を軽減しつつ、正確な色彩パフォーマンスを維持する。

高強度ポリカーボネート:コア素材のポリカーボネートは、低密度で軽量なだけでなく、高温や低温、外部衝撃に耐えられる物理的強度を持つ。100%のUVプロテクションも兼ね、優れた保護性能が保証される。

 

ALTALISTがZEISSレンズを選んだ意味

Altalistラインナップ一覧

自社開発レンズによる戦略的なラインナップ

ALTALISTはこれまで自社開発レンズを用い、特に調光レンズと低価格の両立で幅広い支持を得てきた。
それは現実的なプロダクトづくりであり、新興ブランドのALTALISTがサイクリストに受け入れられるためのマーケティングの妙だった。プレミアムレンズを使わなくても、光学性能において十分な満足度を提供できる、と。

“LENS BY ZEISS”と刻印されたALTALISTの新たなレンズ

しかし、ここでZEISSレンズモデルをリリースすることで、ALTALISTは新たなフェーズへ突入したと言える。

一般的にZEISSレンズ採用アイウェアは、販売価格25,000円以上のものが多く、この価格によって信頼性と機能性を担保してきた。対してALTALISTの新モデルは(これはALTALISTらしいともいうべきか)税込18,920円というぎりぎり感の伝わる価格設定にしてきた。ここに落とし込むために、メーカーはかなり粘り強く交渉したということを聞いている。

ALTALISTはこれまで1万円前後のラインナップしかなかった。だからトップブランドとの棲み分けができていたのだが、本モデルではトップブランドが採用するレンズを抑えた価格で販売することで、トップブランドに殴り込みをかけているとも言えるだろう。客観的に見てもブランドの強い野心を感じる。

 

KAKU SP5レビュー

KAKU SP5(¥18,920)

KAKU SP5』は、ZEISSレンズの光学性能を活かすために設計されたハーフフレームモデル。
ALTALISTの人気モデル『SP2』と近い形状なので、掛けたときの印象はSP2に近い。ナチュラルな雰囲気で、性別問わずフィットするデザインだと感じる。

←SP5 | SP2→

SP2との大きな違いが、ノーズパッドの角度が無段階で調整可能なこと。より幅広い顔立ちにフィットするようになっている。

← ZEISSレンズあり | レンズなし→
レンズを通すと路面の凹凸がはっきりすることがわかる

ZEISSレンズの特徴のひとつは、光と影の境界が明瞭になって立体感が増すこと。路面の状況がより直感的にわかるようになる。

またZEISSレンズは色合いがとてもナチュラルに映る。従来のALTALISTオリジナルレンズも十分見やすいのは確かだが、ZEISSレンズは色合いが自然なため、長時間掛けているときに目の負担が少ない。掛ける時間が長いほど、このプレミアムレンズの良さがわかると思う。

柔らかいテンプルの耳あたりも良い

プレミアムラインだということがわかるZEISSのロゴ

軽量で性別を問わず掛けやすいシルエットの『SP5』。ZEISSレンズの視やすさが掛け合わされて、普段のライドから長距離のライドまで幅広く対応できるバランスの良いプロダクトに仕上がっていると感じる。

KAKU SP5 スペック

材質
フレーム/TR90+TPE+メタル
レンズ/ZEISS PCミラー
付属品
ケース、収納袋、メガネ拭き、視力矯正レンズ用インナーフレーム
重量(実測値)
28g
カラー 5色
発売 2025年7月
価格
¥18,920(税込)

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KISOU CR1 レビュー

KISOU CR1(¥18,920)

KISOU CR1は、フルフレームに近いアンダーハーフスタイル。上部だけオープンになっていることで、上方視野の広さと耐久性を両立させている。

ノーズパッドは高さの異なる2種類が付属する交換式

テンプルは柔軟で軽く、長時間の使用でもこめかみや耳への圧迫感を与えない。レンズ形状が顔の輪郭に沿って設計されているため、着用時の密着感も高く、風の巻き込みも防ぐ。

CR1はKAKUよりも囲われた構造なので、光の干渉が少なく、スペクトルフィルタリングの効果がより安定して発揮される印象がある。

フレームラインがはっきりしていて、アイウェアの存在感が強く主張されるデザイン

フルフレームに近いため、後方確認するときにフレームが視界の一部に入ってくるのは仕方がない。これは他社のフルフレームモデルも同様だが、保護性能とのトレードオフになる。

フレームの存在感から、よりレーシーな印象を与える『CR1』。ハードなトレーニングやレースなども含めて、どんなシチュエーションでも素晴らしい視界を担保するレンズだからこそ、走行時の安定性と保護性能を重視したいサイクリストに最適なプロダクトになっている。

KISOU CR1 スペック

材質
フレーム/TR90+TPE+メタル
レンズ/ZEISS PCミラー
付属品
ケース、収納袋、メガネ拭き、視力矯正レンズ用インナーフレーム
重量(実測値)
31g
カラー 5色
発売 2025年7月
価格
¥18,920(税込)

 

上質な視覚体験を手に入れよう

開放的な視界とタイムレスなデザインの『KAKU SP5』、上方視野を確保しながら保護性能の高い『KISOU CR1』。
調光レンズを現実的な価格で多くのサイクリストに広めているALTALISTが、次は高機能プレミアムレンズを「現実的な選択肢」として一般層に広げていくことになるだろう。
ZEISSレンズ未体験のサイクリストは、その上質な視覚体験をALTSLISTから試してみてほしい。

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Model / Yukari & Mochidome
Text & Photo / Tats 
[PR]提供 / NCD株式会社

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