サイクルウェアのおしゃれな海外ブランド<第1弾:英国編>

サイクルウェア海外ブランドリスト - 英国

はじめてサイクルウェアを購入するとき、最初は予算も限られているので安価なものを選ぶことが多いと思う。そして走り慣れていくうちに、自分のスタイルにあったウェアがどんなものなのか見えてくる。

もし好みのウェアがなかなか見つからないときは、世界中のブランドに目を向けてみるのが最良の一手。Raphaの登場以降、多様化するライドスタイルに目を向けたブランドが数多く登場し、僕たちサイクリストにかつてないほど自由な選択肢が与えられている。

本シリーズでは、そういったスタイリング観点でトレンドとなっている海外ブランドを地域別に紹介。第1弾は最もブランド数が豊富な英国からピックアップしていく。

※英国含む海外ブランドすべてのリストはこちら↓

text / Tats@tats_lovecyclist

Rapha – ラファ

価格帯 ¥13,000〜 送料 ¥1,500(¥15,000以上購入で無料)

機能的なサイクルウェアにファッションやカルチャー視点を組み入れ、業界に革新をもたらしたRapha。2004年に創業し、日本には2012年に上陸。
世界最大のサイクリングコミュニティ「RCC」を抱え、ブランドの在り方やウェアづくりにおいて、多くのブランドがベンチマークする存在であり続けている。
近年は創業者サイモンが創り上げたクールな世界観をさらに昇華させ、よりファンに寄り添った親しみやすいブランドへと変化している。

Rapha(公式サイト)

Raphaのレビューはこちら

Universal Colours – ユニバーサル・カラーズ

Universal Colours
価格帯 ¥20,000〜 送料 ¥1,500(¥47,000以上購入で無料)

大手ECサイト「Sigma Sports」から生まれたオリジナルブランド。Universal(誰でも着られる)+ Colours(季節の移り変わり)というコンセプトからつくられるデザインはシンプルで美しい。
すっきりとしたラインと繊細なディティールは、リトアニアのBlusign認定工場で製造されている。

Universal Colours(Sigma Sports)

Universal Coloursの詳細はこちら

CHAPEAU! – シャポー!

CHAPEAU!
価格帯 £60〜 送料 £2.99〜

「Chapeau!」のブランド名を表す“帽子”のマークがあしらわれたウェアは、全体的にかわいらしい印象。
冬用ウェアや小物も充実しているのでウェア関連一式をリーズナブルに揃えることができる。

Chapeau!(公式サイト)

Velobici – ヴェロビチ

Velobici
価格帯 ¥33,000〜 送料 £20.00

2010年に創設され、最高級のメリノウールを贅沢に使ったウェアを展開するラグジュアリーブランド「ヴェロビチ」。地元のニット産業を復興させるためにMade in UKをこだわり抜いている。
ネイビーやグレーが基調のシンプルなデザインで、胸に刺繍された「VB」の2文字が特徴的。

Velobici(公式サイト)

Velobiciのレビューを見る

Le Col – ル・コル

Le Col
価格帯 ¥21,000〜 送料 £16.95

かつてプロサイクリストだったヤント・バーカーが2011年に設立したブランド。自分たちが求める品質に妥協なく仕上げるために、イタリアの専門アパレル工場を買い上げ、そこですべてのウェアを生産している。
レーサー向けに作られたジャージは、綺麗めなロゴの印象も加わってすべて品のある仕上がり。

Le Col(公式サイト)

Angry Pablo – アングリーパブロ

Angry Pablo
価格帯 ¥19,800〜 送料 £1500以上で無料

イギリスのブライトンで設立され、サイクリング文化とライフスタイルの融合を目指すアングリーパブロ。
バックポケットにあしらわれたマスコットのパブロくんが、従来のサイクリングの常識をユーモラスに批判し、クリエイティビティを感じさせる。コミュニティやアクティブなライフスタイルの形成を狙っており、ライフスタイルウェアの展開も豊富なのが特徴。

Angry Pablo(公式サイト)

CHPT3 – チャプター3

CHPT3
価格帯 $179〜 送料 £25.00(£300.00以上で無料)

2000年代初頭にツールやジロで勝利を挙げた英国の元ロードレーサーDavid Millarが立ち上げたブランド「CHPT3」。ウェアだけでなくFACTORやBromptonとコラボしたバイクも取り扱っている。
プロサイクリストとして培った経験と人脈をベースに、1からコンセプト設計してつくられたウェアは、デザインも非常に洗練されており、高価ながら一度は袖を通したいと思わせてくれる。

CHPT3(公式サイト)

CHPT3のレビューを見る

TICCC

TICCC
価格帯 £118〜 送料 £10(£100以上購入で無料)

ケンブリッジにある「TICCC」は、“サイクリングにおいて男性・女性の区別はなく、そこにあるのは我々だけ”というニュートラルジェンダーをコンセプトにウェアを制作している。そのためメンズ/ウィメンズのデザインはすべて同じ。
水玉やストライプを鮮やかなカラーで彩ったポップなデザインをパフォーマンスの高いレースフィットで仕上げたジャージが、サイクリングに対するブランドの本気を感じさせる。

TICCC(公式サイト)

TICCCのレビューを見る

Albion – アルビオン

ALBION
価格帯 £125〜 送料 £15($100以上購入で無料)

英国の移ろいやすい天候でのライドを楽しむために作られた「Albion」のウェアは、タフなコンディションにも耐えられるように設計されている。
適切な雇用が守られた工場でのみ製造し、またリサイクル生地を用い、使い捨てプラスティックを使わないなど、サスティナブルな配慮を欠かさないところも素晴らしいブランド。

Albion(公式サイト)

 

海外ブランドリスト<第2弾:オーストラリア>を見る

すべてのラインナップはこちら

サイクルウェア海外ブランドまとめ

はじめて海外サイトで買い物する方へ

購入時のフォーム入力方法や、返品・交換したいときなど、英語での例文を紹介しています。

著者情報

Tats Tats Shimizu@tats_lovecyclist
編集長&フォトグラファー。スポーツバイク歴11年。ロードバイクを中心としたスポーツバイク業界を、マーケティング視点を絡めながら紐解くことを好む。同時に海外ブランドと幅広い交友関係を持ち、メディアを通じてさまざまなスタイルの提案を行っている。メインバイクはStandert(ロード)とFactor(グラベル)。