Wiggleで、冬支度。
ロードバイクはオールシーズンスポーツなので、サイクルウェアさえ適切なものを揃えれば、積雪や凍結がない限りほぼ年中楽しむことができます。
春夏は半袖ジャージ+ビブショーツというシンプルな組み合わせでシーズンのほとんどを過ごすことができますが、気温が下がる秋冬はしっかりした寒さ対策が必要になります。でもサイクルウェアは決して安くない上に、冬用ウェアはさらに単価が上がるので出費がかさんでしまうもの。
その対策として挙げられるのが、Wiggleのような海外ECサイトをうまく活用して、コスパの良いウェアを揃えるという方法。
ここではWiggleで購入できる、寒い季節に最適なウェア・アクセサリを基本コーディネート例とともに紹介します。良いお買い物ができますように。
*本稿は秋冬向けです。暖かい季節は<春夏編>をお読みください。
1. 秋の防寒ウェアを揃える(15〜25℃)
秋の基本コーディネート
15〜25℃あたりの秋の気候は、①ジレや②ウィンドジャケットなど調整できるアウターレイヤーを上から重ねることで変化に対応します。さらに③アームウォーマーを追加し、腕周りを暖かく保護。
①ジレ(ベスト)
ジレは、少し肌寒いときは半袖ジャージの上に着たり、冬は長袖ジャージの上に着たりと、1年を通して汎用性抜群。コーディネートや対応気温の幅が拡がる意外と便利なアイテムです。デザインはジャージとの組み合わせを考えて。
dhb
dhb – Aeron パッカブルベスト(¥7,500)
無駄を省いてコンパクトにたためるdhbのシンプルなジレ。
調整用アイテムはどんな色柄のジャージでも合わせやすいデザインを選ぶと、コーディネートしやすくなります。
②ウィンドジャケット
脱着しやすい防寒アイテムとして、早朝やダウンヒルなど幅広いシーンで年中使えるウィンドジャケット(=ウィンドブレーカー)。気温によってジレと使い分けできます。
Castelli
ある程度の雨にも対応できるカステリのシンプルな防風ジャケット(定価¥6,700)。
ウィンドブレーカーはサイズが合わないとバタつきやすいのでサイズ選びは気をつけてください。
③アームウォーマー
dhb
Regulate Thermal アームウォーマー(¥2,500)
Wiggleが展開するブランドdhbの数あるウォーマーの中でもベーシックな“Regulate”シリーズは、低価格ながらウォーマーに必要な機能を充分に備えています。
ほかにもメリノ素材や防水素材などdhbは機能的なラインナップが豊富なので、ライドスタイルに応じて選ぶことが可能。
2. 初冬の防寒ウェアを揃える(5〜15℃)
初冬の基本コーディネート
10℃前後の初冬になると、トップスを④長袖ジャージ、インナーを⑤長袖ベースレイヤーにしたり、脚に⑥レッグウォーマーを足すことで全身を防寒することが必要。
ここでも細かい気温の変化に対応するために、①ジレや②ウィンドブレーカーは活躍します。
④長袖ジャージ
裏起毛の温かい長袖ジャージは冬のマストアイテム。¥15,000以内で充分良いものが買えます。
冬はどうしてもウェアがかさばって空気抵抗が大きくなるので、ジャージはタイトフィットを選ぶのがポイント。
deMarchi
deMarchi – Classico Roubaixジャージ (定価¥8,500)
上質な生地を扱うハイブランドの「デマルキ」。Wiggleならお得に入手できます。
dhb
dhb Aeron Equinox Thermalジャージ(¥11,000)
dhbは定価¥8,000〜で購入できる良心的な価格設定のサーマルジャージが豊富。デザインもシンプルで着こなしやすい。
※dhbジャージのレビューはこちら
⑤長袖ベースレイヤー
冬は吸湿速乾の温かい中厚手インナーを着ます。この上に冬用ジャージやジャケットを重ねれば、気温がひと桁でも走っている間は体温を暖かくキープすることができます。それでも寒く感じるときは、ジレやウィンドブレーカー、あるいはインナーの重ね着などで調整します。
dhb
dhb – メリノ長袖ベースレイヤー(定価¥6,500)
厚手の生地で温かいメリノウールのdhbベースレイヤー。メリノは天然素材なので肌触りがよく、保温力が高いのが特徴です。胸元にロゴがないので色々なジャージに合わせやすいのもGood。
⑥レッグウォーマー
Regulate Thermal レッグウォーマー(¥3,000)
dhbシリーズは、ほかにもメリノ素材や防水素材など機能的なラインナップが豊富なので、ライドスタイルに応じて選ぶことができます。
3. 真冬の防寒ウェアを揃える(0℃〜10℃)
真冬の基本コーディネート
0℃近い真冬の気温になってくると、上半身は風をシャットアウトできる⑦ウィンタージャケットを追加。ジャケットの種類によって、長袖ジャージの上に重ねたり、ベースレイヤーの上に直接着たりします。
ただ蒸れやすくもなるので、ベースレイヤーの下に夏用のドライインナーを着て快適性を向上させるなど、乗り方に応じて細かい調整を行います。
下半身はサーマルタイプの⑧ビブタイツを。
またウィンターキャップやオーバーシューズなどでも末端をしっかりと防護します。
⑦ウィンタージャケット
防風素材で保温性の高いアウター用ウェア。ライド強度に応じて必要な機能レベルは変わってきますが、日本の冬の場合、ほとんどのサイクリストにとって5℃対応レベルのもので問題ありません。
dhb
dhb – Aeron All Winter ソフトシェルジャケット(¥17,000)
dhbのジャケットの中でも中間レベルに位置する「All Winter」シリーズのジャケット。適度な保温性で冬シーズンを通して使うことができます。もう少し厚手のものが良ければ「Deep Winter」シリーズを選択。
dhbウィンターコレクションについて詳しく知る
⑧ビブタイツ
真冬はビブショーツ+レッグウォーマーの組み合わせでは寒いので、代わりに脚全体を暖かくカバーできるビブタイツを履きます。
dhb
dhb – Themal ビブタイツ(定価¥8,600)
無駄な装飾のないシンプルなdhbのビブタイツ。とてもコスパの良い逸品です。
その他防寒アイテム
ヘッドバンド
Alé – ヘッドバンド(定価¥1,500)
頭が冷えるとリアル思考停止して昇天するので、冬用の温かいヘッドバンドをヘルメットの下に着用しておきます。それほど高価なものでなくても充分。
ヘッドバンドは、キャップ形状のものよりもヘルメット内でかさ張らず、暖かくなったらバックポケットに小さく入るので便利。
オーバーシューズ
dhb – ネオプレンナイロンオーバーシューズ(定価¥4,200)
ビンディングシューズは風を通しやすいもの。ずっと走っていると足先の感覚がなくなってつらくなるので、オーバーシューズで足首から下を防御します。
dhbのオーバーシューズは断熱性の高いネオプレン製で、足元の防寒に最適。良心的な価格設定もdhbらしい。