海外ブランドリスト第3弾は西ヨーロッパからピックアップ。
サイクリングカルチャーの本場である西ヨーロッパでは、ロードレースへのリスペクトが根底にあるブランドが多数。その上で国ごとの気候や気質がウェアづくりに反映されており、それぞれが単純に「ヨーロッパ」でひとくくりにできない魅力に溢れている。
text / Tats(@tats_lovecyclist)
Contents
Café du Cycliste – カフェ ドゥ シクリステ(フランス)
価格帯 | ¥20,000〜 | 送料 | ¥2,300(¥23,000以上購入で無料) |
フランスのリゾート地ニースの開放的な海辺の雰囲気がそのままウェアに落とし込まれているような「Café du Cycliste」。
抜け感のある色使いやフィッティングはCDCにしかない唯一のもの。冬用ウェアのバリエーションが特に充実しており、素材も着用感もプレミアムなクオリティ。
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NDLSS – エンドレス(スペイン)
価格帯 | $120〜 | 送料 | €18(€160以上購入で無料) |
マドリードにある「NDLSS」は、スペインブランドの中でも特にスタイリッシュ。
イタリアで作られたスタイルは、ラインナップもデザインもシンプルで選びやすく、パフォーマンスも高い。
※チェックアウト画面で以下のコードを入力するとサイクルウェアが15%OFFになります
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Peloton de Paris – プロトン ド パリ(ベルギー)
価格帯 | ¥22,000〜 | 送料 | ¥750(¥10,000以上購入で無料) |
ロードレースにおける集団を意味するPeloton(プロトン)をブランド名に持つ「Peloton de Paris」。
もともとサイクリングカフェのクラブメンバーのジャージをデザインしていたものが、次第にソーシャルメディアを通じて世界に展開するようになったブランド。
イタリアンファブリックのウェアは高品質で、デザインも美しい。
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PH Apparel(イタリア)
価格帯 | ¥23,000〜 | 送料 | €30(€200以上購入で無料) |
2015年にイタリアのパドヴァで創業した「PH Apparel」。
PHのウェアは、頭から爪先までスポンサーのロゴが入った古典的なウェアへのアンチテーゼとして、飾り過ぎないシンプルなデザインとなっており、ロードバイクに乗る自由な時間を気ままに過ごすことを表現している。
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Gobik – ゴビック(スペイン)
価格帯 | €90〜 | 送料 | €15(€150以上購入で無料) |
2010年に地元のサイクリングキットを制作したことから始まった「Gobik」。今ではコンタドールやイヴァン・バッソをアンバサダーに抱えながら、UAEチームエミレーツ(UCIワールドチーム)やエオーロコメタ(UCIプロチーム)のスポンサーとなり、ブランド力を大きく高めている。
技術的に完成度の高いウェアと力強いデザインが、パフォーマンスも重視したいサイクリストのニーズを満たしてくれる。
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The Service Course – ザ・サービスコース(スペイン)
価格帯 | €120〜 | 送料 | €25 |
カナダ出身のプロサイクリストだったクリスティアン・マイアーと、妻アンバーが2017年に立ち上げたブランド。
ウェアブランドと一緒に自転車ショップ兼カフェ店舗を各国で展開している。
色使いがシックでキレイめ。タイポグラフィ含めウェアすべてがハイセンス。
Biehler – ビーラー(ドイツ)
価格帯 | €145〜 | 送料 | €30(€400以上で無料) |
1993年創業と歴史は長く、将来のサイクリング世代のために、持続可能な世界を目指すビーラー。製品はすべてドイツで手作りされている。
近年は胸元に大きく「SYN」とあしらったデザインを大きく打ち出しているが、これはビーラーのグローバルサイクリングクラブを「Syndicate(シンジケート)」と呼んでいることに由来する。欧州、北米、アジア各国にパートナーを抱え、国際的なコミュニティの形成を強固にしている。
TAN LIИE – タンライン(スペイン)
価格帯 | ¥17,500〜 | 送料 | €45 |
サイクリストが自然と体に染み付く“tan line(日焼けライン)”を名前に冠し、持久系アスリートらしさを表現するブランド。
都会的なファッションであるミニマリスト向けのデザインはとてもエレガント。すべて持続可能なリサイクル素材で作られている。
IRIS – アイリス(オランダ)
価格帯 | €125〜 | 送料 | €35(€300以上購入で無料) |
オランダの世界選手権で優勝したことのある元プロサイクリスト、イリス・スラッペンデルが2017年に創業したブランド。
ブランド名は、彼女の名前と「I Ride In Style」の頭文字をとったダブルネーミング。
彼女は日本と深い関わりを持ち、日本的なものをモチーフにしたものが豊富。それでいて、いかにも和な感じではなくスタイリッシュに落とし込まれたデザインが素敵。
Fingerscrossed – フィンガーズクロスト(ドイツ)
コミュニケーションデザイナーとプロダクトデザイナーの経歴を持つスザンヌ、そして自転車ストアとファッション業界のキャリアを持つパトリックの2人が2016年に設立。
ソックスやウォーマーなどサイクリングに欠かせないアクセサリだけをラインナップ。ジャージやビブなどウェア類は展開しておらず、ほかのウェアブランドと合わせるためにつくられているので、ブランド同士が干渉せず使い勝手が非常に良い。
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著者情報
Tats Shimizu(@tats_lovecyclist) 編集長&フォトグラファー。スポーツバイク歴11年。ロードバイクを中心としたスポーツバイク業界を、マーケティング視点を絡めながら紐解くことを好む。同時に海外ブランドと幅広い交友関係を持ち、メディアを通じてさまざまなスタイルの提案を行っている。メインバイクはStandert(ロード)とFactor(グラベル)。 |