LOVE CYCLISTの2019年下半期を振り返る5つのランキング

Text by Tats@tats.cyclist

2019年が終わりを迎え、そしてずっと遠い先だと思っていた2020年が目の前に近づきました。


メディアとしては、今年は意図的に多くの変化を実践し、コンテンツの幅を広げること、業界とのつながりを深めること、そして共感してくれる仲間を増やすことなど、植物の根がゆるやかに伸びていくように、目指しているものが少しずつ形になっていった年だと感じています。
個人的なことでは、夏に子ども2人を授かり、ライフスタイルが大きく変化した時期でもありました。

そんな2019年の後半を、さまざまな観点からのランキングをもとに振り返りたいと思います。
※集計期間2019年7月1日〜12月25日

1. 人気記事 TOP10

下半期に書いた記事の中でアクセスの多かったものTOP10です。

1位: ロードバイク用財布の選び方ガイド&おすすめモデル8選

小物はその人の価値観が垣間見えるもの。
キャッシュレス時代に仰々しいものは必要ないので、機能的で最低限の収容力があるミニマムなものが好まれています。
公開後いくつかの財布が売り切れになるほど参考にしていただけたこと、大変ありがたいです。

2位: Campagnolo「BORA WTO 60」レビュー

ファッション系のコンテンツが多いLOVE CYCLISTですが、機材レビューはやはり人気があります。
WTO60はリムブレーキ時代の最後に試したかったハイプロファイルホイール。1年乗り続けてとても満足しています。

3位: Wiggle 2019年上半期<カテゴリ別>売上ランキング

Wiggleランキングコンテンツは毎回人気です。
売れ筋を知ることで機材選びの基準とすることができるので、特に失敗したくない買い物のときに参考にしていただけると思います。

4位: 「Storck – Fascenario.3 Platinum」レビュー

Storck格好良いですね。ドイツ車っぽいかっちり感がまた走っていて楽しい。
クイックなステアリングの反応の良さはこれまで乗ったどのバイクをも凌いでいました。

5位:  2019年秋:最近気になるロードバイク関連のモノ・話題

書いていて楽しくなる物欲さらけ出しコンテンツ。たくさん買い物して経済を回していきましょう(錯乱)。

6位 : 「Sweet Protection」ファルコナーⅡ MIPSレビュー

最近POCやSweet Protectionを着用しているサイクリストが増えたと感じます。良き。

7位: シンプル&クリーンに着こなす。「Café du Cycliste」SS2019ジャージ&ビブショーツ。

Cycle Sportsの吉本編集長と一緒にレビューしたCafé du Cyclisteのウェア。

競技を含めて長年自転車とともに歩まれてきた吉本さん。今ではいい感じに肩の力を抜いて自転車を楽しむライドスタイルと、発せられる言葉ひとつひとつの表現力に、メディアに携わるものとしてこういう風でありたいと会うたびに思わせてくれる方です。

8位: 冬と親密になれるウェア。Attaquer「All Dayウィンタージャージ&ジレ」

Attaquerは今年から日本法人ができて、国内から購入しやすくなりました。そのためAttaquerを着ているサイクリスト、本当に増えましたね。
トレンドを取り入れながらAttaquerらしいパンクな部分もあって、とても素敵なブランドです。

9位: 横浜に新たな拠点。「ゼブラコーヒー MARINE & WALK YOKOHAMA」

サイクリストの憩いの場ゼブラ。
横浜はほかにもいい感じのカフェがいくつかあるので、いつ行ってもチルする時間が楽しいエリアです。

10位: Love Cyclist Journal Vol.5【2019年11月号】- 映える世界へ。

Journalは多分に私的な文章なので、すべての人から共感を得られることを想定して書いていませんが、現状の「ギーク世界」と未来の「映える世界」とを対比した11月号は、現状のギーク世界に疑問を持つ方から反響をいただけるものとなりました。

ここで書いたことは、今年いろいろな人と関わり合う中で至った考えであり、これからも未来を見越して動いていこうと思います。

 

2. ウェアブランド人気ランキング TOP10

サイト内で紹介している海外ブランドの中でも最も多くクリックされたブランドTOP10です。

  1. Café du Cycliste(フランス)
  2. VERTEX LONDON(UK)
  3. Attaquer(オーストラリア)
  4. Blackmore(UK)
  5. MAAP(オーストラリア)
  6. Peloton de Paris(ベルギー)
  7. Pedla(オーストラリア)
  8. Chapeau!(UK)
  9. Endless(スペイン)
  10. Velobici(UK)

上半期のランキングに続きCafé du Cyclisteが1位。またオーストラリアと英国のブランドがやはり人気で、特に露出が増えたこともあってAttaquerが躍進しています。
上位にいるブランドは国内にかなり浸透してきました。LOVE CYCLISTで海外ブランドを紹介しはじめた3年前から比べると大きな変化で、とても喜ばしいことです。

 

3. 検索されたワード カテゴリ別TOP5

サイト内の検索ボックスから最も多く検索されたワードです。

機材部門

  1. トレーナー
  2. ホイール
  3. サドル
  4. タイヤ
  5. ペダル

秋から冬にかけてスマートトレーナーの記事は多くの方に読んでいただいています。

身につけるもの部門

  1. ヘルメット
  2. グローブ
  3. サングラス/アイウェア
  4. シューズ
  5. ジレ

いずれも自転車ファッションには欠かせないもの。

自転車アクセサリ部門

  1. ライト
  2. サイコン
  3. バーテープ
  4. サドルバッグ
  5. 財布

最近リアライトを「Knog+」にしました。軽く取り回し良く安価。めっちゃ良いです。

固有名詞部門

  1. Vertex London
  2. Café du Cycliste
  3. dhb
  4. MAAP
  5. Isadore

IsadoreはTOKYO WHEELSが力を入れており、またCycle Sportsで取り上げられたこともあり認知度が上がっています。高強度に対応できるウェアの中でも抜け感があって、すごく良いブランド。

 

4. Amazon売上ランキング TOP10

LOVE CYCLISTを経由してAmazonで購入された商品の売上ランキング。

1位: マルト – スプロケット&ディスクブレーキローターカバー

輪行用アイテム。スプロケットやディスクブレーキローターにかぶせて保護するためのもの。

2位: マルト – チェーンカバー

輪行用アイテム。チェーンが輪行袋内であばれたり汚したりしないようにするもの。

3位: 日本製紙クレシア – ワイプオールX70 (50枚入) 

不織布ワイパー。拭き掃除からメンテナンスまで何でも使えて、コスパ最高。

4位: プレミア – かんたん輪行袋

両輪外しタイプの中で出し入れが最も簡単な輪行袋。個人的にも一番利用率が高い。

5位: オーストリッチ – エンド金具 [フロント用] 

輪行用アイテム。リムブレーキ車のフロントフォークを保護するエンドカード。

6位: マルト – 車輪固定フック(3本) 

輪行用アイテム。ホイールとフレームをくくりつける便利グッズ。

7位: 大久保製作所 – カジュアル輪行袋 [RK-02M]

折りたたむとちょうどボトルケージに収まるサイズの輪行袋。ほかの輪行袋と違ってハンドルを真っ直ぐにしたまま収納するタイプで、床においたときの安定性が高い。

8位: ポケットイン – 超軽量輪行袋 PI-1

こぶし大まで小さく折りたためる最小・最軽量の輪行袋。非常用にも良いが、普段遣いしても問題のない強度。

9位: グロータック – ブルカット2 (2個セット)

ローラー台の振動を抑えるもの。集合住宅住まいや小さなお子様のいるご家庭におひとつ。

10位: ガーミン – EDGE 530(センサーセット)

2019年の新作Edge530。すべてのGPSサイコンのベンチマークとなるスタンダードモデル。

輪行袋の選び方ガイド記事を多くの方に参考いただいて、輪行系アイテムが7つランクイン。

僕自身、輪行袋はオーストリッチポケットインプレミアという変遷を経て、今はほぼプレミア一本で運用しています。ホイール収容スペースと持ち運び用の取っ手が付いているので、ほかの輪行袋と比べるとはるかに出し入れがスピーディ
折り畳んだときのサイズはかなり大きいですが、基本輪行グッズはコインロッカーに預けて持ち運びしないライドスタイルなのでプレミアが最適という結論になりました。

参考記事

 

5. Wiggle売上ランキング TOP10

LOVE CYCLISTを経由してWiggleで購入された商品の売上ランキング。

1位: LineLine ロードインナーチューブ

LifeLineのインナーチューブは安いので、よく3〜10個くらいのまとめ買いをされています。

2位: Continental Grand Prix 5000

消耗品は人気。タイヤの中では定番のGrand Prix5000。

3位: Continental Grand Prix 4000S II

まだ根強いファンが多い4000S II。Wiggleの担当者からは今出ている分で終売になると聞いています。

4位: Oakley Jawbreaker Prizm Road マットブラック

まずこれを着けておけば間違いない、キング・オブ・アイウェアのジョウブレイカー。

5位: Tacx Neo2 スマートトレーナー

静音性の高いTacx高級スマートトレーナーは冬に向けて購入される方が多くいます。

6位: dhb Regulate Thermal レッグウォーマー

dhbでお得に冬支度を。レッグウォーマーが¥2,250。
基本的に品質良きなので、迷ったらdhbというのはひとつの選択肢となっています。

7位: dhb Windproof サイクリンググローブ

dhbでお得に冬支度を、その2。タッチパネル対応のフリース防風グローブが¥3,600。

8位: dhb Lightweight メッシュ袖なしベースレイヤー

メッシュベースレイヤーは、夏のインナーだけでなく冬のファーストレイヤーとしても優秀。汗をセカンドレイヤーに排出するので汗冷えが起きにくくなります。¥2,250。

9位: Campagnolo Zonda C17

もはや説明不要なほど、最初に替えるホイールとして定番中の定番、ゾンダ。ディスク版も人気です。

10位: dhb Aeron FLT Roubaix ビブタイツ

dhbでお得に冬支度を、その3。シンプルなビブタイツが¥9,440。

dhbが4つランクインしており、ランク外でもdhb製品がかなり見られています。
dhbは(僕のように)極端にファッション性を気にしなければ、最もお手頃で失敗しないブランドになりました。カバーするウェアの範囲が広く、最近ではハイエンド系のラインも出すように。
近々dhb開発者へインタビューをする予定なので、記事のアップデートを楽しみにしていてください。

編集後記:“色”を失わないように。

力を入れているコンテンツと読者に読まれるコンテンツ、紹介するアイテムと売れるアイテム──このギャップがどれくらいあるかによって、自分のメディアがいまマーケットに対してどの立ち位置にいるのかを確かめることができます。

今後もこの位置関係を見て、極端にギャップを埋めすぎないように(それはメディアのカラーを失うこと)、バランスを適度に保ちながら歩んでいければと思っています。

それでは、2020年もどうぞよろしくお願いします。