LOVE CYCLISTの2021年上半期を振り返る3つのランキング

text/Tats@tats.cyclist

需給のアンバランスさが目立つ自転車界はまだ見通しが厳しい状況ですが、世界はワクチンなどにより少しずつ明るい方向に向かっているように感じられます。
メディアとしても、去年のようなやりづらさから少しずつ解放され、新しいつながりや新しい企画の取り組みなどが形になっていきました(といっても毎年この時期は天気に翻弄されています)。

そんな2021年の前半を、さまざまな観点からのランキングをもとに振り返りたいと思います。

※集計期間2021年1月1日〜6月29日

1. 人気記事ランキング TOP10

上半期に書いた記事の中でアクセスの多かったものTOP10です(改訂版の記事を除く)。

1位: 好きなときに走ればいい。

乗りたい気持ちに波があるのは当然で、いろんな事情で気乗りしない時期もある。でも周りがライドを楽しんでいる情報は画面の中にいつも溢れている。そんなアンバランスな状況に折り合いをつける必要があるとき、僕自身もこの文章が救いになっています。

2位: ミラーレスをいつも背中に。僕たちのライド用カメラストラップ

「カメラをどうやって持ち運ぶの?」という疑問が多いためコンテンツ化したもの。僕とRyujiのストラップがそれぞれ得意領域が違うので、スタイルに合うものが選べるようにと比較しました。想定以上に読んでもらえたことは、自転車×カメラというスタイルが一般的になったことの現れだと思います。

3位: 一目惚れするアジアンヘルメット。KPLUS「NOVA」レビュー

落ち着いたトーンで継続して人気のアースカラー。新色AWSやG.Blueの登場で、NOVAはアジアンフィットモデルの中で最もスタイリングの幅が広いヘルメットになりました。個人的には横と後ろからのシルエットが好き。

4位: 2021年春:最近気になるロードバイク関連のモノ・話題

冒頭に書いたAURUMは先日レビューを公開しました。新しいバイクに乗るときは毎回ワクワクするものですが、AURUMの特別感はこれまでで一番の体験でした。バイクの良し悪しの判断は、そういった数値では表せない“官能性能”が最も重要だと改めて感じさせてくれました。

5位: 美しくドレスアップ。「Velobici」モンティコレクションで山を街を駆けよう。

「ドレスアップウェア」と表現するのが最も似合うVelobici。生地のラグジュアリー感や仕立てのかっちり感は、本当に良いものを身に着けているという気持ちになります。
以前からVelobici=Bekiさんというイメージが強かったので、今回コンテンツ化について相談したところ快く引き受けてくれました。

余談ですが、以前は僕ひとりでやっていたウェアのレビューを、最近は色々なメンバーにやってもらうことができるようになりました。僕ひとりの価値観ではなく、ブランドの世界観に合うメンバーでコンテンツ化することが、読者にとってもブランドにとっても偏りの少ない情報を伝える最適解だと考えているので、今の状況はすごくありがたいと感じています。

6位: Susy cyclewear:いつものライドに「スキンスーツ」という選択肢。

エアロ目的のスキンスーツとは違って、スタイリング重視のSusyスキンスーツ。見たまま“体型で勝負するウェア”ですが、それを「美しく見せたいという気持ちを素直に表してくれる衣装」という解釈をしたHirokoさんは、その言葉通り美しく着こなしています。

7位: Favero Assioma DUOレビュー:ムーブメントを加速する決定版パワーメーター

パワーメーターは以前と比べると本当に入手しやすい価格帯まで落ち着いてきましたが、Faveroの登場がそれを後押ししています。ペダルを変えるだけでパワー計測できるのは便利すぎ。また複数のバイクに手軽に付け替えできることで、テストバイクを借りたときの性能を定量的に把握できます。

8位: 【部屋と自転車】モードを切り替える、サイクリストの仕事部屋。

こういうライフスタイル系の記事が一番作っていて楽しかったりします。おそらく今の一般的な自転車界とはもっとも遠い価値観にある記事ですが、ランクインするほど一定数気になって読んでくれる方がいることが嬉しい。

9位: 待望のアジアンフィット登場。 POC「VENTRAL AIR SPIN AF」レビュー

被るだけで溢れてくる「POCらしさ」。前述のNOVAもそうですが、抜け感を出せるシンプルなヘルメットが主流になっているのが素晴らしいし、アジアンフィットの選択肢が増えているのも良い流れです。

10位: 凛として咲く。Black Sheep Cyclingのフローレンスジャージ。

女性のサイクリングをエンカレッジする流れは年々強まっています。「○○女子」という男性目線ありきのジェンダーの型にはめられたものは(ほかの業界も同様に)時代から取り残されていき、これから先訪れるのは男女関係なく自分らしさを表現できる未来。
そんな世界を感じさせてくれる、力強いフローレンスのデザインは本当に格好良い。

 

2. ウェアブランド人気ランキング TOP10

  1. Café du Cycliste(フランス)
  2. MAAP(オーストラリア)
  3. NDLSS(スペイン)
  4. Attaquer(オーストラリア)
  5. Peloton de Paris(ベルギー)
  6. Velobici(UK)
  7. la Passione(イタリア)
  8. Chapeau!(UK)
  9. Blackmore(UK)
  10. Push Hard(イタリア)

*LOVE CYCLIST内で各ブランドへのリンクがクリックされた数を集計

次点でIsadorePedlaBlack Sheep Cyclingと続いています。
Café du Cyclisteは半期ごとの集計を始めてからずっと1位を独占。ストイックさを出したブランドが多い中、ニースから生まれる自由な雰囲気は多くのサイクリストを魅了しています。

Love Cyclistは継続的に欧州や豪州ブランドからの問い合わせをもらっていますが、最近はアジアンマーケットが最後の砦となっているというニュアンスを感じます。もちろん日本もそのひとつ。海外ブランドすべてが日本のサイクリストのニーズにマッチするわけではありませんが、それらの中から「身につけたい」と思える装いをフラットな目で選んで紹介していきます。

 

3. Amazon売上ランキング カテゴリ別TOP5

LOVE CYCLISTを経由してAmazonで購入された商品の売上ランキング。
今回は売上の多いカテゴリからピックアップしています。

輪行グッズ

ディスクブレーキ化の流れに合わせ、ローターカバーがトップにランクインしました。

  商品 価格
1 マルト スプロケット&ディスクブレーキローターカバー ¥615
2 マルト チェーンカバー ¥755
3 premier かんたん輪行袋 ¥4,980
4 オーストリッチ チェーンハンガー ¥246
5 grunge キャリー 輪行袋 ¥6,364

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メンテナンス用品

¥3,000以下で買ってよかったモノ」で紹介したアイテムが多くランクインしました。2位のクリーニングクロスはアイウェアや液晶が手早く綺麗になるのでお気に入り。

  商品 価格
1 日本製紙クレシア ワイプオールX70 ¥1,023
2 エレコム クリーニングクロス 超極細繊維 Mサイズ ¥832
3 トーエー スペシャルクリーナー ¥1,430
4 プレステージ お掃除クロス ¥266
5 BIKE HANDスプロケット 取り付けセット  ¥1,650

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GPSサイコン

GPSサイコンはやはりGarminが強い。バンドル/本体のみを合算すると、スタンダードモデルのEdge 530が最も人気です。

  商品 価格
1 Garmin Edge 830 バンドル ¥63,580
2 Garmin Edge 530 本体のみ ¥41,580
3 Garmin Edge 130plus バンドル ¥28,231
4 Garmin Edge 530 バンドル ¥52,580
5 Bryton Rider 420 ¥17,160

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ローラー

TacxのスマートトレーナーはNeo Smartの在庫が不安定のため、FLUX Sが代わりにランクイン。Wahoo KICKRやNOZA Sの人気は昨年から衰えていません。

  商品 価格
1 Tacx FLUX S ¥79,431
2 Wahoo KICKR AXIS ¥167,000
3 Xplova NOZA S ¥107,800
4 ELITE SUITO ¥87,580
5 ELITE TUO ¥51,000

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小物・その他

2位の「遺伝子検査キット」は、筋肉の質やトレーニング適正がわかることでライドへの向き合い方が変わります。未検査の方は一度受けてみることをおすすめします。

  商品 価格
1 KNOG PLUS リアライト ¥2,475
2 DNA エクササイズ遺伝子検査キット ¥7,700
3 R250 防水スマートライドポーチ ¥3,300
4 ダイモ テープライター キュティコン ¥1,355
5 トリガーポイント フォームローラー ¥3,404

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それでは、下半期もLOVE CYCLISTをよろしくお願いします。